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2章
第16話 神様との秘密
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目をゆっくり開けると、私の前にはあの、金髪、青目変態天使(ガブリエル)がいた。
「また、貴方ですか…」
「そうです!美少年のカブリエルです!」
「それで今日は私に何のようで…」
「えっとですね…椿さんがあのさくらの枝を手に持ってから世界の時間が過去に戻ったというのかな…?まぁあとりあえず、世界がおかしくなっちゃったんです!それで神様もお困りなのです…だから神様に会って貰えませんか?」
つまり、私が世界をこんがらせた犯人だと言っているのか?…。何もしてないんだけどな。むしろ私にそんな力があるものなら教えて欲しいくらいなんだけどね。
「私が犯人だということですか?」
「い、いや!そんな事はしませんよー!とりあえず神様に…」
「私じゃなきゃダメなんですか…?」
「そうですね。一応重要人物リストのトップに入ってますし…」
なんか私って危険人物扱いされてる気がする。
「はぁ…わかりました。会いますよ…」
諦めて、会いますよと言った瞬間。
何処からか、ボワっと大きな音と白い煙と共に白い髭を生やした、ピカピカ究極ハゲのおじさんが出てきた。
「ほっほーほー…ワシが神様じゃっ!」
ず、随分元気な神様だなぁ
「青木 椿です…それでなんの用が…」
「このガブリエルから話は聞いてると思うんだがな。世界がおかしくなってしもうてなぁあ…そこで!ワシが思いついたのがっ!この、特別クエストじゃ!クエストの内容はこの世界の真相を探れ!じゃ。よかろう?楽しそうじゃろう?それで、その為に一応君にも地球とかで、なんと言われてたかのぉー?ミートだっけな……。そう!ミートにしようじゃないか!な?名案だろ?」
「ミートじゃなくて、多分それチートです。ミートは肉です。それに私なんて役に立たないと思うので…結構です」
「そ、そうかぁー!チートな。チート…」
神様はこう言ってから人呼吸おいてから、こう言った。
「椿殿、役に立つか立たないかなんて関係ないんじゃよ?運命が選んだのが君なんじゃ。このクエストは君にしか達成できない。だからお願いしてもいいだろうか?天界にいるワシらでも世界の状況が理解できないんじゃ…」
「その運命に選ばれたのが本当に私なら…がんばります…」
「ではどんなチートがよいかのぉ?」
「神様のおまかせでいいですよ」
なんで、おまかせにしたのかというと、変に自分でお願いして、大変な事になっても怖いから、ここは神様のおまかせにしもらう事にしたのだ。
「ほんとに、それでいいのだね?とりあえずワシの加護は付けておくが…」
「はい!ありがとうございます」
「あ、あとなぁ。ここでの出来事は次の転生で記憶が消えてしまうだ。だけど椿の頃の記憶は残るから安心せい」
ここでの出来事消えちゃうのか…
じゃあ、転生した後にステータス見た時驚いちゃうだろうな
そんな事を思っていると、時間の流れは早いらしい。もう神様とのお別れの時がやってきた。
「じゃあ、がんばるんじゃよーー」
と神様と天使が私に向けて手振っている。
「はーい」
と返事をすると
意識が無くなった。
ほんとうに、運命というものが存在するのだろうか…
「また、貴方ですか…」
「そうです!美少年のカブリエルです!」
「それで今日は私に何のようで…」
「えっとですね…椿さんがあのさくらの枝を手に持ってから世界の時間が過去に戻ったというのかな…?まぁあとりあえず、世界がおかしくなっちゃったんです!それで神様もお困りなのです…だから神様に会って貰えませんか?」
つまり、私が世界をこんがらせた犯人だと言っているのか?…。何もしてないんだけどな。むしろ私にそんな力があるものなら教えて欲しいくらいなんだけどね。
「私が犯人だということですか?」
「い、いや!そんな事はしませんよー!とりあえず神様に…」
「私じゃなきゃダメなんですか…?」
「そうですね。一応重要人物リストのトップに入ってますし…」
なんか私って危険人物扱いされてる気がする。
「はぁ…わかりました。会いますよ…」
諦めて、会いますよと言った瞬間。
何処からか、ボワっと大きな音と白い煙と共に白い髭を生やした、ピカピカ究極ハゲのおじさんが出てきた。
「ほっほーほー…ワシが神様じゃっ!」
ず、随分元気な神様だなぁ
「青木 椿です…それでなんの用が…」
「このガブリエルから話は聞いてると思うんだがな。世界がおかしくなってしもうてなぁあ…そこで!ワシが思いついたのがっ!この、特別クエストじゃ!クエストの内容はこの世界の真相を探れ!じゃ。よかろう?楽しそうじゃろう?それで、その為に一応君にも地球とかで、なんと言われてたかのぉー?ミートだっけな……。そう!ミートにしようじゃないか!な?名案だろ?」
「ミートじゃなくて、多分それチートです。ミートは肉です。それに私なんて役に立たないと思うので…結構です」
「そ、そうかぁー!チートな。チート…」
神様はこう言ってから人呼吸おいてから、こう言った。
「椿殿、役に立つか立たないかなんて関係ないんじゃよ?運命が選んだのが君なんじゃ。このクエストは君にしか達成できない。だからお願いしてもいいだろうか?天界にいるワシらでも世界の状況が理解できないんじゃ…」
「その運命に選ばれたのが本当に私なら…がんばります…」
「ではどんなチートがよいかのぉ?」
「神様のおまかせでいいですよ」
なんで、おまかせにしたのかというと、変に自分でお願いして、大変な事になっても怖いから、ここは神様のおまかせにしもらう事にしたのだ。
「ほんとに、それでいいのだね?とりあえずワシの加護は付けておくが…」
「はい!ありがとうございます」
「あ、あとなぁ。ここでの出来事は次の転生で記憶が消えてしまうだ。だけど椿の頃の記憶は残るから安心せい」
ここでの出来事消えちゃうのか…
じゃあ、転生した後にステータス見た時驚いちゃうだろうな
そんな事を思っていると、時間の流れは早いらしい。もう神様とのお別れの時がやってきた。
「じゃあ、がんばるんじゃよーー」
と神様と天使が私に向けて手振っている。
「はーい」
と返事をすると
意識が無くなった。
ほんとうに、運命というものが存在するのだろうか…
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