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第三章 フェンリルと獣人
第45話 奴隷道
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「う~ん」
「主様、おはようございます」
「ご主人様、おはようございます」
目が覚めると、ベッドの横には奴隷の首輪だけを身につけた二人が、正座をして俺の目覚めを待っていた。
「床に正座って...足が痛いでしょ?それに、何も着ていないなんて...まだ寒いし風邪をひいちゃうよ?」
あまりに驚いて、逆に冷静になって二人に聞いた。
「いえ、奴隷たるもの、ご主人様の起きる前に正座をして待つのが作法です」
それならなにか着てよ。どこを見ていいのか迷っちゃうから。
「じゃあクラリス、それにメル。起きるのを待っていてくれるのは嬉しいけど、今度からは布団の中で待っていてね。まだ寒いから、横で寝ていてくれるとありがたい」
そう二人に伝えた。
「む...さすがは我が主様です。何たるご配慮のあるお言葉...本当に感激してしまいました。その可愛らしいお口を食べちゃいまちゅよ♡」
そう言った後、俺の唇を自分の唇で塞いできた。
「お姉様!何度言ったら分かるのですか!一人だけズルいです!お姉様がその気なら私は息子様の方を...」と言って、また2人いっぺんに襲ってきた。
昨晩も2人がかりで襲われ、もう無理だと思うとクラリスが超回復をかけてくる。その繰り返しで、いつまでもハッスルしてしまった。やっとこ解放されたのが、明け方の5時であった。一応大学生だしこんな生活をしていたら留年してしまう。
留年なんかしたくない!何とかしないと...勉強をする暇もない...。
まあ、贅沢な悩みだ。あとで考えよう。今はこの状況に身を流されよう...。
後、嬉しい知らせがLINEで送られていた。本日、午前の講義が休講になったらしい。元々午前のみだったから、一日お休みとなった。
という分けで、サボりではなくなった。ラッキーである。
ただ、二人に寝起きを襲われてから、あっという間に1時間が経ってしまった。
9時に目覚めたのに現在もう10時。3人でシャワーを浴び、ご飯を食べてクラリスの服を買いに行かないと...。
「さあ、行動、行動!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
クラリスが再び俺の息子を刺激しようとしたが、夜まで待つように頼みこみ、何とか誘惑を断ち切った。メルよりもクラリスの方が超、超積極的だ。
「主様にすべてを捧げると言った言葉に嘘はございません。主様は私の為に右手を捧げて下さいました。私は主様に、全身全て捧げる所存ですから...」
ちょっと怖い。まあ、あまり考えすぎずに、まずはご飯でも食べよう。ご飯とレトルトカレーというメニューで、二人には我慢をしてもらった。
「主様、私たちも朝からご飯を頂いてもよろしいでしょうか?私たちなど、二日に一度で十分ですが...」
クラリスが不安そうな顔をする。さすが、奴隷道を極めただけはある。でも、そんなものはもういらない。
「クラリスは、今の俺たちにとっての生命線だ。クラリスがいなくなったら、ナイメール星で暮らす俺たちは、死んでしまう可能性も高まる。クラリスは沢山食べて、俺たちを守って欲しい。それに...夜もお願いしたいし。しっかりと体力と気力を備えてもらいたい」
照れながらも俺は、しっかりとクラリスに思いのたけを伝えた。
メル同様、とてもいい表情をしてくれた。
「主様...。私の心と身体は、いつでも主様のために準備ができています♡はい、あーんでちゅよ♡」と言いながら、彼女はスプーンを俺の口に運んだ。
すると横から「私のもよかったら、た、食べて下さい。私もいつで準備ができております。ご主人様、メルの事も忘れないで下さいね♡」と、少し心配そうな表情をしたメルが、自分の存在を主張してきた。
エロくて、見た目が清楚な元聖女と、おどおどしながらも身体をすりすりしてくる可愛いメル。
もう、息子の休む暇を与えてくれない。困ったものである。
レトルトのカレーを食べる暇も与えてくれない状況。でも2人ともカレーを何口か味わうと、最初は遠慮をしていたクラリスも、自分でご飯をお代わりして食べ始めた。俺と同じくらい食べた。まだ食べられそうだ。それにつられてメルも沢山食べた。
「こんな美味しい物、始めて食べました!このカレーですか?主様と同じくらい刺激的です♡それにいくらでも食べてもいいなんて...幸せです!本当によろしかったのでしょうか?この容器の中の「ご飯」という物が、無くなってしまいましたが...」
申し訳なさそうな表情でクラリスが俺に伝えてきた。
炊飯ジャーを買い替えないとな。お米は実家からいくらでも送ってもらえる。好きなだけ食べてくれればいい。これだけ食べてくれると気持ちがいい。
ちなみに、今俺のマンションにある物は3合炊きの炊飯ジャーだ。5.5合炊きに変えるか?思い切って1升炊きにするかな?
「どんどん食べて。お米は親がいくらでも送ってくれる。遠慮しなくていいよ。もちろんメルも腹いっぱい食べてね」
「「はい!」」と満面の笑みで二人から返事が返って来た。
それにしても二人のお腹は、ぺったんこだもんな。その代わり、はちきれんばかりのお胸。お胸に栄養が全部行っているのかな?
それなら...もっと食べてもらいたいものだ。
さあ、準備をしてファッションセンターシロクマに行こう。あと、食料品も買わないとな。二人には悪いけど、ちゃんとしたショーツとブラの専門店に行くのは、まとまったお金が入ってからだ。まずはシロクマで必要ない服を買いに行こう!
「主様、おはようございます」
「ご主人様、おはようございます」
目が覚めると、ベッドの横には奴隷の首輪だけを身につけた二人が、正座をして俺の目覚めを待っていた。
「床に正座って...足が痛いでしょ?それに、何も着ていないなんて...まだ寒いし風邪をひいちゃうよ?」
あまりに驚いて、逆に冷静になって二人に聞いた。
「いえ、奴隷たるもの、ご主人様の起きる前に正座をして待つのが作法です」
それならなにか着てよ。どこを見ていいのか迷っちゃうから。
「じゃあクラリス、それにメル。起きるのを待っていてくれるのは嬉しいけど、今度からは布団の中で待っていてね。まだ寒いから、横で寝ていてくれるとありがたい」
そう二人に伝えた。
「む...さすがは我が主様です。何たるご配慮のあるお言葉...本当に感激してしまいました。その可愛らしいお口を食べちゃいまちゅよ♡」
そう言った後、俺の唇を自分の唇で塞いできた。
「お姉様!何度言ったら分かるのですか!一人だけズルいです!お姉様がその気なら私は息子様の方を...」と言って、また2人いっぺんに襲ってきた。
昨晩も2人がかりで襲われ、もう無理だと思うとクラリスが超回復をかけてくる。その繰り返しで、いつまでもハッスルしてしまった。やっとこ解放されたのが、明け方の5時であった。一応大学生だしこんな生活をしていたら留年してしまう。
留年なんかしたくない!何とかしないと...勉強をする暇もない...。
まあ、贅沢な悩みだ。あとで考えよう。今はこの状況に身を流されよう...。
後、嬉しい知らせがLINEで送られていた。本日、午前の講義が休講になったらしい。元々午前のみだったから、一日お休みとなった。
という分けで、サボりではなくなった。ラッキーである。
ただ、二人に寝起きを襲われてから、あっという間に1時間が経ってしまった。
9時に目覚めたのに現在もう10時。3人でシャワーを浴び、ご飯を食べてクラリスの服を買いに行かないと...。
「さあ、行動、行動!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
クラリスが再び俺の息子を刺激しようとしたが、夜まで待つように頼みこみ、何とか誘惑を断ち切った。メルよりもクラリスの方が超、超積極的だ。
「主様にすべてを捧げると言った言葉に嘘はございません。主様は私の為に右手を捧げて下さいました。私は主様に、全身全て捧げる所存ですから...」
ちょっと怖い。まあ、あまり考えすぎずに、まずはご飯でも食べよう。ご飯とレトルトカレーというメニューで、二人には我慢をしてもらった。
「主様、私たちも朝からご飯を頂いてもよろしいでしょうか?私たちなど、二日に一度で十分ですが...」
クラリスが不安そうな顔をする。さすが、奴隷道を極めただけはある。でも、そんなものはもういらない。
「クラリスは、今の俺たちにとっての生命線だ。クラリスがいなくなったら、ナイメール星で暮らす俺たちは、死んでしまう可能性も高まる。クラリスは沢山食べて、俺たちを守って欲しい。それに...夜もお願いしたいし。しっかりと体力と気力を備えてもらいたい」
照れながらも俺は、しっかりとクラリスに思いのたけを伝えた。
メル同様、とてもいい表情をしてくれた。
「主様...。私の心と身体は、いつでも主様のために準備ができています♡はい、あーんでちゅよ♡」と言いながら、彼女はスプーンを俺の口に運んだ。
すると横から「私のもよかったら、た、食べて下さい。私もいつで準備ができております。ご主人様、メルの事も忘れないで下さいね♡」と、少し心配そうな表情をしたメルが、自分の存在を主張してきた。
エロくて、見た目が清楚な元聖女と、おどおどしながらも身体をすりすりしてくる可愛いメル。
もう、息子の休む暇を与えてくれない。困ったものである。
レトルトのカレーを食べる暇も与えてくれない状況。でも2人ともカレーを何口か味わうと、最初は遠慮をしていたクラリスも、自分でご飯をお代わりして食べ始めた。俺と同じくらい食べた。まだ食べられそうだ。それにつられてメルも沢山食べた。
「こんな美味しい物、始めて食べました!このカレーですか?主様と同じくらい刺激的です♡それにいくらでも食べてもいいなんて...幸せです!本当によろしかったのでしょうか?この容器の中の「ご飯」という物が、無くなってしまいましたが...」
申し訳なさそうな表情でクラリスが俺に伝えてきた。
炊飯ジャーを買い替えないとな。お米は実家からいくらでも送ってもらえる。好きなだけ食べてくれればいい。これだけ食べてくれると気持ちがいい。
ちなみに、今俺のマンションにある物は3合炊きの炊飯ジャーだ。5.5合炊きに変えるか?思い切って1升炊きにするかな?
「どんどん食べて。お米は親がいくらでも送ってくれる。遠慮しなくていいよ。もちろんメルも腹いっぱい食べてね」
「「はい!」」と満面の笑みで二人から返事が返って来た。
それにしても二人のお腹は、ぺったんこだもんな。その代わり、はちきれんばかりのお胸。お胸に栄養が全部行っているのかな?
それなら...もっと食べてもらいたいものだ。
さあ、準備をしてファッションセンターシロクマに行こう。あと、食料品も買わないとな。二人には悪いけど、ちゃんとしたショーツとブラの専門店に行くのは、まとまったお金が入ってからだ。まずはシロクマで必要ない服を買いに行こう!
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