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魔王討伐
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『最期に言い残すことはあるか?』
『……いいや、ない。見事だったぞ、勇者バルトラン……私の負けだ』
魔王はそう言って闇の目を閉じて朽ちていった、二度と復活せぬようにと勇者の剣を魔王の亡骸に突き刺す。
『ああ、これで世界は平和になる……』
『ええ、長かったわ』と聖女は感慨深く言う。
『良くやったよ、お前ら』
『キミこそさ、剣士殿お疲れ様』
互いに労う言葉を吐き背中を叩き合った、勇者一行4名の成し遂げた偉業は代々語り継がれることになるだろう。
▼▼▼
「うう……感動したァ!クソゲーだったけれどクリアさえすれば記憶に残るものだよね~」
OOOOは完全クリアしたゲームをセーブした、三日三晩徹夜した甲斐があるというものだ。いまはクリア後というクソなシナリオについて考えていた。
「ああ、やっぱりレベル99では太刀打ちできないのかな。隠しダンジョンが10個に……くあぁあ」
さすがに疲労困憊になったのか彼女は欠伸が止まらない。続きが気になるがそろそろ寝ようと思った。
「うぅ……冬休みはあと四日かぁ、あっという間だったな」
ショボつく目でカレンダーを見つめる、電源を消そうと手を伸ばした。だが、運悪く電源コードの真横に飲み水のペットボトルがあり飲み残っていた。避けたつもりだった、しかし水はバシャリとプラグにかかってしまう。
「あああ!」
『最期に言い残すことはあるか?』
『……いいや、ない。見事だったぞ、勇者バルトラン……私の負けだ』
魔王はそう言って闇の目を閉じて朽ちていった、二度と復活せぬようにと勇者の剣を魔王の亡骸に突き刺す。
『ああ、これで世界は平和になる……』
『ええ、長かったわ』と聖女は感慨深く言う。
『良くやったよ、お前ら』
『キミこそさ、剣士殿お疲れ様』
互いに労う言葉を吐き背中を叩き合った、勇者一行4名の成し遂げた偉業は代々語り継がれることになるだろう。
▼▼▼
「うう……感動したァ!クソゲーだったけれどクリアさえすれば記憶に残るものだよね~」
OOOOは完全クリアしたゲームをセーブした、三日三晩徹夜した甲斐があるというものだ。いまはクリア後というクソなシナリオについて考えていた。
「ああ、やっぱりレベル99では太刀打ちできないのかな。隠しダンジョンが10個に……くあぁあ」
さすがに疲労困憊になったのか彼女は欠伸が止まらない。続きが気になるがそろそろ寝ようと思った。
「うぅ……冬休みはあと四日かぁ、あっという間だったな」
ショボつく目でカレンダーを見つめる、電源を消そうと手を伸ばした。だが、運悪く電源コードの真横に飲み水のペットボトルがあり飲み残っていた。避けたつもりだった、しかし水はバシャリとプラグにかかってしまう。
「あああ!」
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