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再会編
暴かれる秘密の肉園(ベルトラン視点)
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ミレイユは、物欲しげに僕を上目遣いで見ながら、それでも我慢している。
揉みほぐされた可愛らしい丸い乳房は、熟れた果実のように僕を誘うけど、僕はそれにかぶりつくのを我慢した。
彼女が泣いて懇願するまで、触れてあげない。
僕は自分の妙な性癖を見つけ、戸惑っていた。
僕には、遊びの彼女だっていたし、娼館だって行ったことがある。
彼女たちとはお互い割り切った関係だったが、単なる性処理の道具として、女性を扱ったことはない。
高潔に振る舞わなくてもいいと自分に言い聞かせていたけれど、結局僕は下劣になり切れないらしく、こんな行為を相手に望んだことはなかった。
常にレディとして扱い、相手が望むまま悦びを与えた。
それなのに、なんてことをしているんだ、僕は。
なんでも言うことを聞きそうなミレイユを見ていると、つい無茶な要求を突きつけてしまう。
清楚で大人しそうな妻なのに。
僕はペットと言うより、性奴隷的な女性が欲しかったのではないか、そう思えてしまった。
ふわっと、お馴染みの匂いに目を細めた。愛液の香りだ。
固く閉ざした下肢を見た僕は、そこを暴いてやりたくなった。
「脚を開いて」
ひゅっと息を吸い込む音。
ミレイユはショックを受けたのか、こぼれ落ちそうな大きな目を見開き、固まっている。
可愛いな。
「二度と同じことを言わせないでくれるか、ミレイユ」
少し苛立ったような調子を声に滲ませた。
「脚を開いて股の中を僕に見せなさい」
ミレイユは観念したように目をつぶり、尻もちを着くようにベッドに座り込むと、躊躇ってから膝頭を開く。
僕は手を上に上げた。魔法ランプがムーディなオレンジ色から白に変わり、昼間のようにベッドの上を照らす。
動揺するミレイユに、僕はさらに告げた。
「もっと開いて」
震えながら、大股を開くミレイユ。ぬちゃ、と蜜の擦れる音が自分にも聞こえたのだろう、ついには咽び泣き始めた。
僕は、彼女が可哀想になると同時に、可愛らしさで死にそうになった。
僕の股間がズボンを突き破りそうなくらいに立ち上がり、痛くて前のめりになる。
「薔薇の花びらが邪魔してるよ。指で広げて見せて」
ミレイユは泣きながら、片手で肉の襞を広げた。
従順な妻だ。
トロリとこぼれ落ちる蜜は、ランプの光を受けて輝いている。
「綺麗だ」
ピンク色で、今まで遊んできた女性の黒ずんだソレとは違うことに驚く。
「上の方に、蕾があるのが分かるかい?」
ミレイユは涙をたっぷり湛えた瞳を、こちらに向けた。
萌え死しそうだ。
「探してごらん。指でまさぐりながら」
細く小さな指が、裂け目を探る。
でもそれを体は敏感に察したのか、腰がモジモジ動いている。
「あっ……」
可愛い喘ぎが漏れた。尖りに指が当たったらしい。
「こ、これですか?」
素直に聞いてくるミレイユ。
この子は僕を強姦したくせに、本当に何も知らないらしい。
この可愛らしい肉の尖りは、僕が初めて見たんだ。持ち主さえ、存在を認識したことがないのに。
なんだよそれ、滾る。
揉みほぐされた可愛らしい丸い乳房は、熟れた果実のように僕を誘うけど、僕はそれにかぶりつくのを我慢した。
彼女が泣いて懇願するまで、触れてあげない。
僕は自分の妙な性癖を見つけ、戸惑っていた。
僕には、遊びの彼女だっていたし、娼館だって行ったことがある。
彼女たちとはお互い割り切った関係だったが、単なる性処理の道具として、女性を扱ったことはない。
高潔に振る舞わなくてもいいと自分に言い聞かせていたけれど、結局僕は下劣になり切れないらしく、こんな行為を相手に望んだことはなかった。
常にレディとして扱い、相手が望むまま悦びを与えた。
それなのに、なんてことをしているんだ、僕は。
なんでも言うことを聞きそうなミレイユを見ていると、つい無茶な要求を突きつけてしまう。
清楚で大人しそうな妻なのに。
僕はペットと言うより、性奴隷的な女性が欲しかったのではないか、そう思えてしまった。
ふわっと、お馴染みの匂いに目を細めた。愛液の香りだ。
固く閉ざした下肢を見た僕は、そこを暴いてやりたくなった。
「脚を開いて」
ひゅっと息を吸い込む音。
ミレイユはショックを受けたのか、こぼれ落ちそうな大きな目を見開き、固まっている。
可愛いな。
「二度と同じことを言わせないでくれるか、ミレイユ」
少し苛立ったような調子を声に滲ませた。
「脚を開いて股の中を僕に見せなさい」
ミレイユは観念したように目をつぶり、尻もちを着くようにベッドに座り込むと、躊躇ってから膝頭を開く。
僕は手を上に上げた。魔法ランプがムーディなオレンジ色から白に変わり、昼間のようにベッドの上を照らす。
動揺するミレイユに、僕はさらに告げた。
「もっと開いて」
震えながら、大股を開くミレイユ。ぬちゃ、と蜜の擦れる音が自分にも聞こえたのだろう、ついには咽び泣き始めた。
僕は、彼女が可哀想になると同時に、可愛らしさで死にそうになった。
僕の股間がズボンを突き破りそうなくらいに立ち上がり、痛くて前のめりになる。
「薔薇の花びらが邪魔してるよ。指で広げて見せて」
ミレイユは泣きながら、片手で肉の襞を広げた。
従順な妻だ。
トロリとこぼれ落ちる蜜は、ランプの光を受けて輝いている。
「綺麗だ」
ピンク色で、今まで遊んできた女性の黒ずんだソレとは違うことに驚く。
「上の方に、蕾があるのが分かるかい?」
ミレイユは涙をたっぷり湛えた瞳を、こちらに向けた。
萌え死しそうだ。
「探してごらん。指でまさぐりながら」
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でもそれを体は敏感に察したのか、腰がモジモジ動いている。
「あっ……」
可愛い喘ぎが漏れた。尖りに指が当たったらしい。
「こ、これですか?」
素直に聞いてくるミレイユ。
この子は僕を強姦したくせに、本当に何も知らないらしい。
この可愛らしい肉の尖りは、僕が初めて見たんだ。持ち主さえ、存在を認識したことがないのに。
なんだよそれ、滾る。
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