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第七章

元帥閣下、制裁を受ける

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「一つ、二つ、三つ……。一つ首が足りなーい」

 カイトが、怪談風に目の前の首級を数えながら、嬉しそうに呻いた。

 丁寧に包み、保冷石の中に仕舞うと、待機していた部下に渡す。

 このあたりは陽気がいいからすぐに腐る。

 船足の早い等外艦で一足先に都まで運ばせて、お偉いさんたちを安心させてやるのだ。

「リガルド・マルコスでしょ、ジュリオ・ガストーネでしょう? 戦死したボルヘス少将……で? 鳩によればもうひとつ、首があるはずだったんすけど。皇帝の悪しき種が残っていたとかいないとか──」

 アーヴァイン・ヘルツは、思いっきり嫌そうな顔をした。

 こいつらのニヤニヤ笑いは何だ? 何でこんなに嬉しそうなんだ?

 ノヴァ艦隊を殲滅し、無傷の旗艦『神風』に集まった面々は、医務室のベッドに横たわった懐かしい顔を上から覗き込んでいる。

 その人は『神風』の医務室にあった医療用クラゲを傷口に張り、スヤスヤと眠っていた。

 金貨何袋分にもなるその希少生物を見て、カイトは彼女がいつか自分を助けてくれた日のことを思い出した。


「ここで殺しますか? それとも本土に連れて帰って公開処刑?」

 淡々と聞いたのは、フランソル・ミシュターロである。

 殴られたことをまだ根に持っていて、声が氷点下だ。

「殺すなら俺が。どうせもう血まみれだし」

 リッツ・マルソーは、全身返り血で真っ赤だ。

『ブラッディ・マルソー』って異名があったら、カッコよくね? と昔、赤いペンキを被ってから戦いを挑んだのが元だが、今回は本当に敵の返り血らしい。

 けっきょく斬り込みに、艦長自ら参加したようだ。

 実はこの男、赤を見ると興奮する牛体質であった。

 リガルド・マルコスもジュリオ・ガストーネも、本当は捕まえて本土に連れて帰り、見せしめにするはずが、ジュリオは別の刺客に撃ち殺され、リガルドは既に屋敷の奈落で事切れていた。

 それを実行したオルセーヌ伯はまったく悪びれていなかったが……。

 それに、この真っ赤な返り血の男──見境なく殺してしまったリッツ・マルソー少将──の不手際で、生首になって箱に収まっているのは、ノヴァ駐留艦隊司令官ボルヘス少将。

 みんな死んでしまった。

 アーヴァイン・ヘルツは咳払いすると、マリアの真横で手をかざしている少女に声をかけた。

「治りそうか?」
「どうかな?」

 不気味な仮面を上げて、艦長たちを見渡す。

 皆、目を合わせないように逸らした。下手にその紫の瞳を見てしまうと、惚けてしまう。

「お前らクソどもがこのお姫さまを処刑するつもりなら、もう助けないよ。このまま治癒を続けたら、たぶん私が塵になる」

 歴戦の艦長たちをクソ呼ばわりするこの少女は、土蜘蛛である。

 気功の達人で、相手を癒すことも出来るが、その分自分も生気を使ってしまうようだ。

「教官。一応、部下の前ではクソ扱いしないでね」

 アルフォンソが頼み込んだ。嫁と居るみたいだ。

 アーヴァインが鼻で笑う。

「ふん、威張るなガキが。おまえ、地下でまた迷子になってただろう」

 意地悪な言葉に、リンファオはぐっと黙る。

 しばらく沈黙が続いた。皆マリアに見入っている。

「この眠り姫、起こすためには口付けが必要かもしれませんね」

 フランソルが不安そうに言い、フラッと近づいた。

 アーヴァインがエッという顔で部下を見たその時、マリアの長いまつげが揺れ、重そうに瞼が上がった。

 湖面のような真っ青な瞳がのぞく。

 グラっと土蜘蛛の少女が倒れるのを、慌ててカイトが支えた。

「目が覚めたか?」

 アーヴァインがそう言って、フランソルを押しのけ覗き込む。

 マリアは不思議そうに首をかしげた。

「……中……将?」
「今は、元帥だっつってんだろ──俺は──」
「大佐、よくお目覚めでっ」

 そのアーヴァインを押しのけたのは、リッツ・マルソーだ。

 全身血だらけで、誰だか分からなかったが。その横から今度は髭面が覗き込む。

「ご気分は?」
「俺のこと覚えてる?」
 
 カイトが髭面を押しのけた。ギシギシとポジション争いをしている面々。

(懐かしいな)

 マリアは目を細めた。

「大丈夫です。ヘルツ元帥閣下が貴女を処刑すると言っても、させませんからね」

 フランソルが覗き込んだ。その横でアーヴァインが目を剥く。

「待て、ちょっと待て、おまえら」

 アーヴァイン・ヘルツは全員を力任せに押しのけた。威圧的に脅す。

「医務室から出ろ、そのガキ連れて。早く」

 四人は顔を見合わせた。

 それから頷くと、救急箱──もとい、リンファオを担いで部屋を出ていこうとする。

 フランソルがふと立ち止まった。

「大佐の顔の青あざ、やったのは貴方ですか? 元帥閣下」

 アーヴァインがギクッとなり、ふてくされたように横を向く。

 その身体がふっ飛んだ。アルフォンソが殴ったのだ。

 同期とは言え、上官を。

「痛ってぇえ」

 激怒するアーヴァインに、自分の手の平を見て困惑するアルフォンソ。

「すまん、ほっぺに蚊が止まってたんだが、逃げられた」

 文句を言おうと立ち上がったその尻に、ホモにカマ掘られたような痛みが走った。

 背後を見下ろすと、カイトがしゃがんで指をピストルの形にしている。

「今、俺に浣腸しやがったのか!?」
「いえ、閣下のケツの穴あたりに蠅が止まっていて」

 尻を抑えながら怒鳴ろうとした時、スパーンッという音とともに、トイレ用スリッパで頭を殴られる。

 これは怒っていいよな?

「閣下、頭部にゴキブリがっ」

 リッツが叫ぶ。明らかに悪意ある艦長たち。

 確かに、マリアの美しい顔に痣を付けたのは俺だ。

 ああ、報いを受けてやらぁ。でも今は二人きりにしてくれ。

 憤怒の形相で、意味深な笑みを残しながら去っていく艦長たちを見送る。

「ごふうぅっ」

 最後に杖にすがって歩き去ろうとしたフランソルがよろめいて、アーヴァインにラリアートした。

……我慢だ。

 医務室は静まり返った。

 アーヴァインは沈黙の気まずさに咳払いすると、マリアを見下ろした。

「何で言わなかった?」
「……え?」

 アーヴァインは苛々した。

「おまえが、その……マリリンだってこと……」

 マリアの体が強ばった。青ざめた顔に、みるみる朱が上る。

「あの、だって……」

 言えるわけがない。ニコロスの娘が彼に触ったなんて。騙して、あんなことやこんなことを彼にしたなんて。

「何で、俺の世話役を引き受けたんだ?」

 マリアは、彼に不快な思いをさせたくなかった。もちろん自分も罵られるのが嫌だった。

 どうにかして誤魔化したかった。

(でも、どうせ殺されるのだし、少しくらい言ってもいいんじゃない?)

 思い切って口を開いた。

「触りたかったんです。あなたに」

 アーヴァインが息を呑む。

「私には中将が──あ、元帥閣下が──一番憎んでいる男の血が入っている。そんな私が触ったら、どれだけの嫌悪を感じるのだろうって思ったけど……でも」
「嫌がらせしたかったのか?」

 アーヴァインが憮然とする。マリアは悲しげに微笑む。

「そんなわけ、ないでしょう? ただ触りたかったんです。貴方に私だってバレないように。その──」

 迷った。

 でもいい、どうせもう水軍に捕えられているし、白波の乗組員たちには悪いけれど、この命は彼のものだ。

……ああ、なんていうか、その響きもすてき。

「貴方のこと、ずっと好きだったから」

 アーヴァインは沈黙した。

 マリアは申し訳なく思った。ほらね。さぞ、気持ち悪いでしょうよ。

 でも彼に、私のことを覚えていてもらっても、いいんじゃない? 私が死んだあと、少しでも、心に棘を残してもらっても──。

「でもよ、俺がお前を犯そうとしたら、死に物狂いで抵抗したろ? いや、まあそりゃあ誰だって強姦は嫌か……何を言ってるんだ俺は……」

 アーヴァインが珍しく狼狽えている。

 はあ、とマリアはため息をついた。

 あの時、ちゃんと交わっていたら……。

 彼を体中で感じるチャンスを一回減らしてしまったのだ。

 しかも殴られたし。もったいない。

 木に縛り付けられて犯されたときは──その響きだけでもうっとりしちゃう──たまらず絶頂を迎えてしまったけれど。

 我慢しなければもっと、ずっと気持ちよかったに違いない。幸福でいっぱいになったはず。

「だって、強姦されたらバレてしまいます。私が中将を好きだって。わたし、貴方に触られたら、マリリンみたいに……貴方に乱されてしまって、トロトロになっちゃう。私の匂いで気づかれてしまう」

 アーヴァインがうううぅ、と呻き、股間を抑えた。

 マリアが怪訝そうに、具合の悪そうな元上官を見上げる。

「俺を蔑んでいたからじゃないのか?」
「え? 何をおっしゃって──」
「俗物と肌を合わせたくなかったんだろ?」
 
 キツイ物言いに、マリアは悲しげな青い瞳を瞬かせた。

「汚いのは私です。貴方の嫌いなニコロスの血の入った女なんです。そんな女と肌を合わせるなんて、許せないはず」

 マリアはきっぱりと言った。自分だって嫌だった。ジュリオに触られただけで、総毛立った。

「貴方に無理やりされても、私は幸福の絶頂にいける。そんなところを貴方に見られて、蔑まれ、罵られたら、私は……恥ずかしくて死んでしまう」

 ぽろっと涙が頬を滑り落ちた。青痣がはっきりしてきた頬を濡らす。

「私の気持ちを、気づかれたくなかったんです。貴方だって嫌な思いをするし……これ以上……できるならこれ以上、嫌われたくない」

 アーヴァインが黙り込んだ。むっつりと。気まずい沈黙。

 やがてアーヴァインは頭をかきむしりながら、呻き出した。何かブツブツ呟いている。

 マリアは「ぐぬぬぬぬ、どうなんだコレ、もうダメだろコレ」と、小さく喚いている彼を訝しげに見守った。

 しばらくしてからアーヴァインは、意を決したように顔をあげる。

 マリアの背中を支え、そっと診察台から起こした。

 うってかわって、何かを吹っ切ったような晴れ晴れとした顔だ。

 マリアと対峙する時には必ずあった、眉間の皺が無くなっている。

 マリアは驚いて、その憑き物が落ちたかのような穏やかな顔を見つめた。

「傷、痛むか?」
「え? いいえ、不思議なくらい痛みません」
「うう……さすが土蜘蛛」

 マリアがきょとんとすると、アーヴァインは頬の痣をそっと指でなぞった。

(なんてことをしたんだ、俺は……)

 そのまま自然に、マリアの唇に自分のそれを重ねていた。

 マリアは目を見開いた。

 話を聞いていただろうか。

 もうそんな辱めが無意味だと、分かってないのだろうか。そんなことをしても、マリアは嫌悪など感じず、喜ぶだけなのだ。

 アーヴァインは困惑したマリアの、閉じたままの唇に、そのままねじ込むように舌を入れた。

「っ!? むぐぐ──」

 離そうとするマリアの頭に手をやり、存分に口腔を犯す。

 まるで食べているかのような、執拗な口づけ。

「ふみゅ……ちゅうじょ……っ」

 マリアは狼狽した。やはり、彼はよく分かってないらしい。

 最後にもっと辱めたくなったのか? この後、思い切り罵るのか?

 自分はそれでもいい。辱めではなくご褒美なのだから。

……でも、彼にとっては? こんな女と接吻するメリットは!?

 マリアは口を離すと、必死で言い募る。

「待って、私は汚れた血の──」
「黙れっ」

 アーヴァインは、自分のせいで濡れて腫れ上がっている唇を見て吠えた。

 マリアのシャツを引き裂く。もはや一つもボタンは残っていない。

 マリアが慌ててはだけた胸元を隠そうとすると、その手を払いのけて乳房を掴み上げ、先端をつまむ。

 マリアは悲鳴混じりの声をあげた。

「あっ……やっ、つままないで」

 乳首は胸の飾りではなく、まともでなくなるスイッチなのだ。

「ここが弱いことは、もう知ってる」

 マリアは半眼を閉じて目を逸らし、顔を赤らめる。だから──それは辱めではなく、ご褒美なんだってば。

 ぎゅうっとそのまま引っ張られる。マリアはひっ、と息を吸い彼の太い腕を掴んだ。

 身の置き場が無く、もじもじと囁く。

「あの……寝台が……汚れてしまうんです」

 乳首は愛液のスイッチでもある。股の奥がうずうずしてしまう。じゅわっとだらしなく、下の蛇口から滴るのが分かる。

 どうしよう。

「自分で持ってろ」
「え?」
「この立派なパイオツだよ」

 無愛想に言われ、マリアは戸惑いながら両方の乳房をすくい上げた。

 アーヴァインは赤子のように尖りきった先端に吸い付く。

「ひあっ」

 思わず逃げようとしたマリアに、上官口調で命じる。

「動くな。これは懲罰だ」

 マリアは我慢した。ちょ、懲罰なの? 乳房を持ち上げたまま、大人しく静止する。

 眉毛がハの字に下がってやがる。可愛いな。
アーヴァインは、わざと無精髭を胸の先端に擦り付けた。

 ザラッとした感触に身をよじるマリア。

 あれほど触りたいと思っていた無精髭に、じっさいには触られている。一番敏感な部分を。

「ん……んんっ」

 必死で声を堪えた。これが懲罰なら、気持ちいいと分かったら、止められちゃうかも。

「んくっ」

 歯で噛まれた。既に陵辱の名残であちこち噛み痕だらけなのだが、ここは優しいあま噛みだ。

 噛まれた部分を舌で転がされ、念入りに吸われる。

 ちゅぱちゅぱちゅぱ……と言う音が、低い天井の医務室に響き渡り、マリアをやりきれなくした。

「恥ずかしい……です」

 アーヴァインは唾液でテカテカ光った乳房から顔を上げ、そのうっとりと恥らう艶めかしい表情を目にした。

 ひっつめに眼鏡の、お硬くてつまらん氷の副官マリア。その姿は、どこにも見当たらない。

 さっきから誰だよ、こいつは。こんな女知らない。アーヴァインは目を眇めた。

 氷の彫像など、どこにもいない。

 マリアは甘い吐息をつく。怒られると思ったが、乳房を離し、そんなアーヴァインの頭を抱きよせてしまった。

 ふわん、と胸の谷間に彼の顔を包み込む。

 アーヴァインは驚き、一瞬身を引きそうになった。窒息させられると思ったのだ。それくらいのことを、自分は彼女にしてきた。

 しかし母のように優しく抱きしめられて、アーヴァインは力を抜いた。この女はたしかに、自分にベタぼれなのだ。

 アーヴァインの胸が熱くなる。すぐにその谷間に舌を這わせだす。

 ピチャピチャピチャ──

「んっ……気持ちい……」

 そうだろう、このアマ。アーヴァインはマリアが素直にそう言ったのが嬉しかった。

 しかし、

「やっぱり……このまま…………貴方に殺してほしい……な……」

 と、吐息とともに彼女が呟いた時、アーヴァインは固まった。

 マリアも、元上官の頭が凍りついたのを感じ、ハッとなる。

(私ったら、また……)

 生まれながらの罪人である自分に、そんな資格は無いのに……つい。

「馬鹿がっ!!」

 アーヴァインが突然ブチ切れ、診療台からマリアを引きずり寄せた。殴られると思い、目を瞑ったマリアは、次の瞬間がっちり抱きしめられていた。

「お前を殺せるわけ無いだろうっ!!」

 マリアは目を白黒させた。

「あの……分かってます、公開処刑で──」
「お前は処刑になんてしないぞっ!」
「へ? 何をおっしゃって……きゃんっ」

 黙れとばかりに、乳房を軽く平手打ちされる。濡れた乳首に硬い皮の手が擦れて、マリアはそのままイきそうになった。

 アーヴァインはいつだって、乳房を甚振りたくてたまらないのだ。彼はパイオツが一番好きだった。

 どんな風に扱ってもイキそうになる女を見て、アーヴァインは気が狂いそうだった。歯を食いしばるようにして、声を絞り出す。

「刑罰が変わったんだ。だってここでは俺が法律だからな」

 下半身に纏っていたシーツの下から手を潜り込ませる。太腿に手を這わせ、するっと奥に指を差し込む。

 マリアは激しく動揺した。当たり前だが、ビチャビチャなのである。

「汚したのか?」
「ちがっ、これは──ひぃっ」

 こんどは肉の芽を弾かれた。

「イったんだな、簡単な女だ」

 ピンッピンッピンッ──

「ま、待って……そんなに弾いたら──」

 マリアは腰を浮かし、弾かれるたびに痙攣する。

「あっ……ひあっ」
「この淫乱めっ」

 責めるような言葉に、フワッと意識が飛んだ。

 アーヴァインは笑いながら、マリアの蕩けきって焦点のあってない瞳を覗き込む。その瞳は猛禽を思わせた。

「聞け。処刑は無しだ。おまえは一生俺の肉便器にするっ。俺様専用の肉便器だっ」


 扉の外でハラハラしながら聞き耳を立てていた全員が、すっ転びそうになった。

「肉便器!?」

 四人の艦長が声を揃えて言った。

「あいつ、サイテーだな」

 代表してアルフォンソがそうつぶやいた。


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