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Epilogue
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「それじゃあ、カルマ。しばらくの間、お別れだね」
アール・ヌーヴォー風の門の前で、ムーンはカルマに微笑みかけ、小さな頭を撫でる。今日の彼女は、シンプルなワンピースにツイードのジャケットという、発表会にでも行くような小綺麗な服装をしていた。対するムーンは、いつもと同じ黒のスーツ姿だ。先の戦いで、肋骨と左肩にヒビが入ったため、片腕をアームリーダーで固定している。腹の刺し傷は、既に魔法により完全に治癒していた。
「ふん、僕は別に、寂しくなんかないさ」
隣に立つガイアモンドが鷹揚に呟き、おもむろに手を差し伸べた。まるで大人がするような、固い握手をがっちりと交わして、カルマは二人を見上げる。
「また、あえる?」
彼女の背後、鉄門の奥には、灰色の煉瓦で造られた大きな建物が聳えていた。魔界首都ハデスにある、子供のための養護施設だ。
この施設は、何らかの犯罪に巻き込まれ、心に傷を負った子供たちを救済するために作られた。彼らは皆適切なケアを受け、学習と就職のサポートを得る権利が与えられている。魔界府の一部の組織と、数人のインペラトルが出資しているため、経営状態も良好極まりない。カルマはここで、成人を迎えるまでの期間を過ごすこととなっていた。ガイアモンド自らが警察部門や施設の上層部に掛け合い、特別な認可を降ろさせた。それが最も、彼女を安全かつ幸福に成長させる鍵と考えたのだ。
カルマに尋ねられ、ムーンは一瞬困ったようにガイアモンドを見遣る。だが、すぐに笑顔を取り戻すと、優しい声音で答えた。
「あぁ、きっと会えるさ」
「ほんとう?」
「本当だとも」
「やくそく、してくれる?」
正直なところ、約束はすべきではなかった。首謀者が死亡したとはいえ、過去までもが消えてなくなるわけではない。彼女の存在と価値は永遠に、人々の記憶に刻み込まれることだろう。ムーンたちも同様で、影で暗躍した独立諜報機関として、付け狙われる可能性が高かった。無論、その程度のことは以前から分かりきっている事実だったが。だからこそ、これ以上彼女との関係を続けるのは、望ましくなかった。ムーンもガイアモンドも、彼女には平穏な人生を送ってほしいと願っているのだ。
「……もちろん」
とはいえ、彼女の無邪気な期待を壊すのも、大人として相応しくない。ムーンは長身を屈めて、
カルマの華奢な小指と自分の小指とを結んだ。ガイアモンドも指切りを求められて、仕方なしに応じる。
「はい、ゆびきりしたわ。これでもう、うそはだめよ。わたしたち、ぜったいまたどこかであわなくちゃ」
小指を立てて見せびらかし、カルマは得意げに胸を張った。大人二人は返事に窮して、素早く互いを見交わす。
そうこうしている内に、建物の入り口が開いて、一組の男女が現れた。女は施設の職員で、男の方は専属のカウンセラーだ。女が門を開錠し、カルマを中に招じ入れる。リュックを背負った彼女は、職員に手を引かれて、とことこと小道を歩いて行った。玄関の向こうに姿を消す間際、カルマは振り返って、再び大声で叫んだ。
「ぜったいよ!ぜったい、あいにきてね!!」
「あぁ!分かってるさ!!」
「新作のゲームを持って行くよ!!」
二人はそれぞれ、口元に手を当てて叫び返す。カルマはいつまでも手を振ったまま、扉の奥へゆっくりと入っていった。手を下ろしたムーンが、独り言ちる。
「……いつか、ね」
それきり、辺りにはしばし沈黙が落ちた。
「彼女は僕たちを、覚えていてくれるだろうか」
数分後、ムーンが思い出したように話を切り出す。
「さぁな……向こうの医師が、どんな決定を下すかによる」
ガイアモンドは例の癖で右上唇に触れ、肩を竦めてから、建物の方を顎で指した。
カルマには恐らく、記憶処理が成されるだろう。警察部門との話し合いの場で、ガイアモンドは通告を受けた。自力で解いたといえども、カルマが実の父から、洗脳を施されていたことに変わりはない。その効果が滅びの歌だなんて、恐ろしい力をもたらすのであれば尚更、より確実な方法で”除去”する必要があった。要するに、魔法の技術で脳へと干渉し、滅びの歌に関する記憶を消してしまうというのだ。歌の威力を知悉しているガイアモンドとしては、反感は覚えても、反論のしようがなかった。彼女に平和な生活を与えるため、むしろ喜んで諾うべきですらあった。未成年故に寛大な措置を取り、ガイアモンドの要望をも聞き入れた警察部門に、感謝さえ抱いた。
「処理の程度によっては、忘れてしまうかも知れない……でも、それは仕方のないことだ」
「他人の幸せを、勝手に決めるなんてエゴだね……だけど、悔しいことに、反対出来ない」
ガイアモンドの言葉に、ムーンも嘆息して同意する。自身のいかにも”大人”な対応が、酷く惨たらしく思えた。
真実をカルマが知ったら、きっと彼女は悲しむだろう。記憶を失う方が不幸だと、涙するに違いない。けれども同時に、忘れる方が彼女のためだとも、一方的に決めつけてしまっていた。日陰者の存在なんて、覚えていない方がいい。彼女には、スパイだなんて怪しげな者たちと、二度と関わらずに生きてほしかった。これもやはり、エゴだろうか。我儘で大人な自己を、彼はやるせなく感じた。
「ま、気にするほどのことでもないか。独立諜報機関は、誰かに覚えてもらうために、存在してるわけじゃない」
唐突に、ガイアモンドがパンと手を打って宣言した。彼はこちらを流し目に見て、軽くウィンクを飛ばす。気障ったらしい仕草に、ムーンは思わず苦笑する。
「たとえカルマが忘れても、僕たちはずっと覚えている。それで済む話だろう」
「ふっ、それもそうだね」
「分かったらさっさと車に乗れ、ムーン。アメジストに帰るぞ。まだまだ、やることが山積みなんだからな」
途端にキビキビと放たれる命令に、彼は気持ちを切り替えて従う。運転席に座ったガイアモンドは、慣れた手つきでハンドルを握り、クーペを走らせた。
「メレフを射殺した犯人は、まだ見つからないのかい?」
助手席のムーンが、ハデスの街並みを眺めながら尋ねる。問われたガイアモンドは、眉を潜めて首を振った。
「残念ながら、まだだ。レジーナが日毎、ALPDをせっついているが、成果は芳しくない」
「ふむ……一体誰の仕業だろうね」
ムーンの弾丸が街の崩壊を食い止めた直後、メレフは近隣のビルから狙撃され、命を落とした。正確に心臓の真ん中を貫かれての、即死である。狙撃手の潜伏は、ムーンの知覚能力をもってしても看破出来ず、暗殺を防げなかった。ヘリオス・ラムダ一のスナイパーをも超越する、新たな敵というわけだ。何者であり、何のためにメレフを殺したのか。ムーンは非常に気にかけているのだった。
「出資をしていたスポンサーが、失敗を悟って口封じしたのか……だとしたら、それは誰だ?」
そもそもメレフを捕らえたのも、背後にいる黒幕の正体を暴くためであった。故にこそ、連中も探られることを恐れて、彼を排除したのだろうか。ムーンはぶつぶつとこぼし、横にいるガイアモンドを一瞥する。彼は唇を引き結び、険しい面持ちをして、真っ直ぐ前方を見つめていた。運転に集中している”ふり”をする友人を、ムーンは黙って観察する。新調した眼鏡に隔てられた瞳は、ほんのわずかに開いていた。彼はつと視線を逸らして、もう一度窓の外に顔を向ける。
ハデスの街並みは、アメジストとよく似ているようで、違っていた。隙間なく林立するビル群の先に、厳かに佇む魔界府中央庁舎の、漆黒の外観が見える。人工の天気は微妙な曇天を呈していて、まばらに散った雲の切れ目から、青空が覗いていた。
ムーンは深く息を吐き、ヘッドレストに頭をもたせかける。傍らで、運転手はカーナビ操作に苦戦しているところだった。彼は何かを隠しているようだ。だが、それも今すぐ吐かせるべきことではない。折りが来るのを待ってもいいかと、彼は呑気に欠伸する。そして、助けを求められていることも無視し、昼寝を決め込むことにした。
アール・ヌーヴォー風の門の前で、ムーンはカルマに微笑みかけ、小さな頭を撫でる。今日の彼女は、シンプルなワンピースにツイードのジャケットという、発表会にでも行くような小綺麗な服装をしていた。対するムーンは、いつもと同じ黒のスーツ姿だ。先の戦いで、肋骨と左肩にヒビが入ったため、片腕をアームリーダーで固定している。腹の刺し傷は、既に魔法により完全に治癒していた。
「ふん、僕は別に、寂しくなんかないさ」
隣に立つガイアモンドが鷹揚に呟き、おもむろに手を差し伸べた。まるで大人がするような、固い握手をがっちりと交わして、カルマは二人を見上げる。
「また、あえる?」
彼女の背後、鉄門の奥には、灰色の煉瓦で造られた大きな建物が聳えていた。魔界首都ハデスにある、子供のための養護施設だ。
この施設は、何らかの犯罪に巻き込まれ、心に傷を負った子供たちを救済するために作られた。彼らは皆適切なケアを受け、学習と就職のサポートを得る権利が与えられている。魔界府の一部の組織と、数人のインペラトルが出資しているため、経営状態も良好極まりない。カルマはここで、成人を迎えるまでの期間を過ごすこととなっていた。ガイアモンド自らが警察部門や施設の上層部に掛け合い、特別な認可を降ろさせた。それが最も、彼女を安全かつ幸福に成長させる鍵と考えたのだ。
カルマに尋ねられ、ムーンは一瞬困ったようにガイアモンドを見遣る。だが、すぐに笑顔を取り戻すと、優しい声音で答えた。
「あぁ、きっと会えるさ」
「ほんとう?」
「本当だとも」
「やくそく、してくれる?」
正直なところ、約束はすべきではなかった。首謀者が死亡したとはいえ、過去までもが消えてなくなるわけではない。彼女の存在と価値は永遠に、人々の記憶に刻み込まれることだろう。ムーンたちも同様で、影で暗躍した独立諜報機関として、付け狙われる可能性が高かった。無論、その程度のことは以前から分かりきっている事実だったが。だからこそ、これ以上彼女との関係を続けるのは、望ましくなかった。ムーンもガイアモンドも、彼女には平穏な人生を送ってほしいと願っているのだ。
「……もちろん」
とはいえ、彼女の無邪気な期待を壊すのも、大人として相応しくない。ムーンは長身を屈めて、
カルマの華奢な小指と自分の小指とを結んだ。ガイアモンドも指切りを求められて、仕方なしに応じる。
「はい、ゆびきりしたわ。これでもう、うそはだめよ。わたしたち、ぜったいまたどこかであわなくちゃ」
小指を立てて見せびらかし、カルマは得意げに胸を張った。大人二人は返事に窮して、素早く互いを見交わす。
そうこうしている内に、建物の入り口が開いて、一組の男女が現れた。女は施設の職員で、男の方は専属のカウンセラーだ。女が門を開錠し、カルマを中に招じ入れる。リュックを背負った彼女は、職員に手を引かれて、とことこと小道を歩いて行った。玄関の向こうに姿を消す間際、カルマは振り返って、再び大声で叫んだ。
「ぜったいよ!ぜったい、あいにきてね!!」
「あぁ!分かってるさ!!」
「新作のゲームを持って行くよ!!」
二人はそれぞれ、口元に手を当てて叫び返す。カルマはいつまでも手を振ったまま、扉の奥へゆっくりと入っていった。手を下ろしたムーンが、独り言ちる。
「……いつか、ね」
それきり、辺りにはしばし沈黙が落ちた。
「彼女は僕たちを、覚えていてくれるだろうか」
数分後、ムーンが思い出したように話を切り出す。
「さぁな……向こうの医師が、どんな決定を下すかによる」
ガイアモンドは例の癖で右上唇に触れ、肩を竦めてから、建物の方を顎で指した。
カルマには恐らく、記憶処理が成されるだろう。警察部門との話し合いの場で、ガイアモンドは通告を受けた。自力で解いたといえども、カルマが実の父から、洗脳を施されていたことに変わりはない。その効果が滅びの歌だなんて、恐ろしい力をもたらすのであれば尚更、より確実な方法で”除去”する必要があった。要するに、魔法の技術で脳へと干渉し、滅びの歌に関する記憶を消してしまうというのだ。歌の威力を知悉しているガイアモンドとしては、反感は覚えても、反論のしようがなかった。彼女に平和な生活を与えるため、むしろ喜んで諾うべきですらあった。未成年故に寛大な措置を取り、ガイアモンドの要望をも聞き入れた警察部門に、感謝さえ抱いた。
「処理の程度によっては、忘れてしまうかも知れない……でも、それは仕方のないことだ」
「他人の幸せを、勝手に決めるなんてエゴだね……だけど、悔しいことに、反対出来ない」
ガイアモンドの言葉に、ムーンも嘆息して同意する。自身のいかにも”大人”な対応が、酷く惨たらしく思えた。
真実をカルマが知ったら、きっと彼女は悲しむだろう。記憶を失う方が不幸だと、涙するに違いない。けれども同時に、忘れる方が彼女のためだとも、一方的に決めつけてしまっていた。日陰者の存在なんて、覚えていない方がいい。彼女には、スパイだなんて怪しげな者たちと、二度と関わらずに生きてほしかった。これもやはり、エゴだろうか。我儘で大人な自己を、彼はやるせなく感じた。
「ま、気にするほどのことでもないか。独立諜報機関は、誰かに覚えてもらうために、存在してるわけじゃない」
唐突に、ガイアモンドがパンと手を打って宣言した。彼はこちらを流し目に見て、軽くウィンクを飛ばす。気障ったらしい仕草に、ムーンは思わず苦笑する。
「たとえカルマが忘れても、僕たちはずっと覚えている。それで済む話だろう」
「ふっ、それもそうだね」
「分かったらさっさと車に乗れ、ムーン。アメジストに帰るぞ。まだまだ、やることが山積みなんだからな」
途端にキビキビと放たれる命令に、彼は気持ちを切り替えて従う。運転席に座ったガイアモンドは、慣れた手つきでハンドルを握り、クーペを走らせた。
「メレフを射殺した犯人は、まだ見つからないのかい?」
助手席のムーンが、ハデスの街並みを眺めながら尋ねる。問われたガイアモンドは、眉を潜めて首を振った。
「残念ながら、まだだ。レジーナが日毎、ALPDをせっついているが、成果は芳しくない」
「ふむ……一体誰の仕業だろうね」
ムーンの弾丸が街の崩壊を食い止めた直後、メレフは近隣のビルから狙撃され、命を落とした。正確に心臓の真ん中を貫かれての、即死である。狙撃手の潜伏は、ムーンの知覚能力をもってしても看破出来ず、暗殺を防げなかった。ヘリオス・ラムダ一のスナイパーをも超越する、新たな敵というわけだ。何者であり、何のためにメレフを殺したのか。ムーンは非常に気にかけているのだった。
「出資をしていたスポンサーが、失敗を悟って口封じしたのか……だとしたら、それは誰だ?」
そもそもメレフを捕らえたのも、背後にいる黒幕の正体を暴くためであった。故にこそ、連中も探られることを恐れて、彼を排除したのだろうか。ムーンはぶつぶつとこぼし、横にいるガイアモンドを一瞥する。彼は唇を引き結び、険しい面持ちをして、真っ直ぐ前方を見つめていた。運転に集中している”ふり”をする友人を、ムーンは黙って観察する。新調した眼鏡に隔てられた瞳は、ほんのわずかに開いていた。彼はつと視線を逸らして、もう一度窓の外に顔を向ける。
ハデスの街並みは、アメジストとよく似ているようで、違っていた。隙間なく林立するビル群の先に、厳かに佇む魔界府中央庁舎の、漆黒の外観が見える。人工の天気は微妙な曇天を呈していて、まばらに散った雲の切れ目から、青空が覗いていた。
ムーンは深く息を吐き、ヘッドレストに頭をもたせかける。傍らで、運転手はカーナビ操作に苦戦しているところだった。彼は何かを隠しているようだ。だが、それも今すぐ吐かせるべきことではない。折りが来るのを待ってもいいかと、彼は呑気に欠伸する。そして、助けを求められていることも無視し、昼寝を決め込むことにした。
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