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家路へ
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サイラスは馬車を用意してくれなっかた。
遠く離れたアボット邸まで自力で帰るしか無かった。
雪が降りしきる中、リンジーは城下町を歩く。
寒い……。
どこまでも冷たくなったサイラス。
足くらい確保してくれても良いのに……。
やはり、イベイラ夫人の事が好きなのだろう。
雪の降りしきる中、リンジーは駅へと向かった。とにかく寒い。リンジーは羽織っていた上着を寄せた。
駅は城下町にある。
リンジーは鉄道を使った事が無かった。
いつも移動は馬車だったからだ。
それゆえに、駅を見つけるのに苦労をしている。
駅の名前だけは知っていた。
ハミルトン城下町駅だった。
リンジーは道に迷ってしまった。
ハミルトンの城下町は何度か歩いた事があったが、駅だけはわからなかった。
途方にくれてしまった。
そこに、中年の男の人が目に入った。
リンジーは躊躇無く、その男性に話しかけた。
「すみません。ちょっと聞きたい事がありまして」
男性はこちらを振り返った。
「何だね? 嬢ちゃん」
「ハミルトン城下町駅がどこにあるかわかりますか?」
すると、その男性は
「そこの突き当りを右に曲がると銀行が見える。その前じゃよ」
と指を使いながら教えてくれた。
駅に近づいている!!
「ありがとうございます」
リンジーは言われた通り、突き当りを右に曲がった。
そして、駅と思しい大きな建物が見えた。
そこには『ハミルトン城下町駅』と書かれていた。
「あそこだ!!」
リンジーは駅へと向かった。
駅に着くと人でごった返していた。
まず、切符を買わなければならない。
切符を買う場所は……。
駅の構内で迷ってしまった。
駅は広い。
天井も高い。
しばらく歩くと、改札の側に切符を売っている駅員がいるのが見えた。
――あそこか。
切符売り場は列をなしていた。
リンジーは列に並んだ。
列はかなり長い。10番目位だった。
そして間もなくしてリンジーの番がやってきた。
リンジーは降りる駅を辛うじて知っていた。
なぜなら、アボット領に駅があるからだ。
「アーサー駅までお願いします」
「じゃあ3,000ユラだな」
リンジーは5,000ユラを出した。
「はい、切符とお釣りの2,000ユラだ」
リンジーは切符とお釣りを受け取った。
アーサー駅は新設された時に、アボット家初代当主の名にちなんだ駅だ。
それにしても寒い。
駅の構内には暖炉が無い。
「そう言えば……」
リンジーは次に来る汽車の時間を聞くのを忘れていた。
――時刻表探さないと。
しかし、時刻表はすぐに見つかった。
「14時31分」
と、丁度その時、12時を告げる鐘が鳴った。
――あと、2時間31分か。
この寒い中、2時間も待つのはしんどかった。
外ではまだ雪が降っている。
吐く息も白く濁る。
手がかじかんでいる。
2時間はとても長く感じた。
14時20分になり、リンジーはプラットフォームに向かった。
人々もリンジーと同じくプラットフォームへ向かう。
しばらく待つと、汽車がホームに滑り込んできた。
汽車はもくもくと黒い煙を上げている。
そして停まった。
リンジーは汽車に乗り込んだ。
先頭車両に乗った。
この汽車は丁度アーサー行きだった。
「終点まで乗れば良いのね」
デッキから室内へ移動する。
大量の荷物を持ちながら、椅子に座る。
進行方向に向かって座った。
椅子の座り心地は悪かった。
硬いのだ。
否、これが普通なのかもしれない、とリンジーは思った。
汽車は汽笛を鳴らして発車した。
ハミルトンからアーサー駅までは遠い。
――一体何分乗るのだろう?
馬車で移動すると、1時間半かかる。
車内は思ったよりすいていた。
後ろに親子連れが乗っていた。子どもたちの声が賑やかだった。
汽車はザクザクというジョイント音を鳴らし、走っている。
景色が前から後ろに流れる。
外は勿論、雪景色だ。
窓には雪が打ち付ける。
車内も少し寒い。
デッキとの境目のドアを年配の男性が開けた。
「弁当は要りませんか?」
弁当屋さんだ。
――そう言えば朝から何も食べていない。
お腹が空いていた。
「すみません!」
と言って弁当屋の男性を引き止めた。
「弁当、買うかね?」
「はい」
「どの弁当が良いかね?」
リンジーは一番小さい弁当を選んだ。
「じゃあ2,000ユラだぞ」
リンジーは2,000ユラぴったし出した。
「毎度あり!」
と言って弁当屋の男性はお金を受け取った。
リンジーは景色を見ながら弁当を食べた。
「ご馳走さまでした」
食べ終わったゴミは車内のゴミ箱に捨てた。
美味しかったが身体は温まらない。
再び外を見る。
遠くの山々も雪を頂いている。
暫くしてアナウンスが入った。
「間もなく、列車はトンネルに入ります。窓を開けているお客様は窓を閉めて下さい」
アナウンスは2回あった。
そう言えば、トンネルに入る時は窓を閉めるんだっけ?
閉めないとススで黒くなると聞いた事がある。
しかし、こんな寒い中窓を開けている人などそうそういない。
汽車は汽笛を鳴らし、トンネルの中へと入っていった。
トンネルに入ると、中は真っ暗。
しかし、なぜか窓にサイラスが映っているように感じた。
「サイラス王子殿下……私はアボット邸に帰ります。不倫恋愛、精々頑張って下さいね」
リンジーはそう皮肉を言ってみた。
列車は多くの駅に停まり、ハミルトンからアボット邸への遠さを物語っていた。
「次は終点アーサー、アーサーです。忘れ物など無いようご注意下さい。車掌はウィリアム、運転士はロバートが担当させて頂きました」
鉄道の職員は姓が無い。車掌も運転士も平民のようだ。
リンジーは束の間を平民と時を同じくした。
汽車はスピードを下げ、アーサーに停車した。
リンジーは大荷物を抱えながら、ホームに降りた。
改札を出ると、やはり雪が降っていた。
北風が頬を打ち付ける。
寒い。
リンジーは家路へと急いだ。
ここから徒歩。
駅から家までも結構な距離があった。
遠く離れたアボット邸まで自力で帰るしか無かった。
雪が降りしきる中、リンジーは城下町を歩く。
寒い……。
どこまでも冷たくなったサイラス。
足くらい確保してくれても良いのに……。
やはり、イベイラ夫人の事が好きなのだろう。
雪の降りしきる中、リンジーは駅へと向かった。とにかく寒い。リンジーは羽織っていた上着を寄せた。
駅は城下町にある。
リンジーは鉄道を使った事が無かった。
いつも移動は馬車だったからだ。
それゆえに、駅を見つけるのに苦労をしている。
駅の名前だけは知っていた。
ハミルトン城下町駅だった。
リンジーは道に迷ってしまった。
ハミルトンの城下町は何度か歩いた事があったが、駅だけはわからなかった。
途方にくれてしまった。
そこに、中年の男の人が目に入った。
リンジーは躊躇無く、その男性に話しかけた。
「すみません。ちょっと聞きたい事がありまして」
男性はこちらを振り返った。
「何だね? 嬢ちゃん」
「ハミルトン城下町駅がどこにあるかわかりますか?」
すると、その男性は
「そこの突き当りを右に曲がると銀行が見える。その前じゃよ」
と指を使いながら教えてくれた。
駅に近づいている!!
「ありがとうございます」
リンジーは言われた通り、突き当りを右に曲がった。
そして、駅と思しい大きな建物が見えた。
そこには『ハミルトン城下町駅』と書かれていた。
「あそこだ!!」
リンジーは駅へと向かった。
駅に着くと人でごった返していた。
まず、切符を買わなければならない。
切符を買う場所は……。
駅の構内で迷ってしまった。
駅は広い。
天井も高い。
しばらく歩くと、改札の側に切符を売っている駅員がいるのが見えた。
――あそこか。
切符売り場は列をなしていた。
リンジーは列に並んだ。
列はかなり長い。10番目位だった。
そして間もなくしてリンジーの番がやってきた。
リンジーは降りる駅を辛うじて知っていた。
なぜなら、アボット領に駅があるからだ。
「アーサー駅までお願いします」
「じゃあ3,000ユラだな」
リンジーは5,000ユラを出した。
「はい、切符とお釣りの2,000ユラだ」
リンジーは切符とお釣りを受け取った。
アーサー駅は新設された時に、アボット家初代当主の名にちなんだ駅だ。
それにしても寒い。
駅の構内には暖炉が無い。
「そう言えば……」
リンジーは次に来る汽車の時間を聞くのを忘れていた。
――時刻表探さないと。
しかし、時刻表はすぐに見つかった。
「14時31分」
と、丁度その時、12時を告げる鐘が鳴った。
――あと、2時間31分か。
この寒い中、2時間も待つのはしんどかった。
外ではまだ雪が降っている。
吐く息も白く濁る。
手がかじかんでいる。
2時間はとても長く感じた。
14時20分になり、リンジーはプラットフォームに向かった。
人々もリンジーと同じくプラットフォームへ向かう。
しばらく待つと、汽車がホームに滑り込んできた。
汽車はもくもくと黒い煙を上げている。
そして停まった。
リンジーは汽車に乗り込んだ。
先頭車両に乗った。
この汽車は丁度アーサー行きだった。
「終点まで乗れば良いのね」
デッキから室内へ移動する。
大量の荷物を持ちながら、椅子に座る。
進行方向に向かって座った。
椅子の座り心地は悪かった。
硬いのだ。
否、これが普通なのかもしれない、とリンジーは思った。
汽車は汽笛を鳴らして発車した。
ハミルトンからアーサー駅までは遠い。
――一体何分乗るのだろう?
馬車で移動すると、1時間半かかる。
車内は思ったよりすいていた。
後ろに親子連れが乗っていた。子どもたちの声が賑やかだった。
汽車はザクザクというジョイント音を鳴らし、走っている。
景色が前から後ろに流れる。
外は勿論、雪景色だ。
窓には雪が打ち付ける。
車内も少し寒い。
デッキとの境目のドアを年配の男性が開けた。
「弁当は要りませんか?」
弁当屋さんだ。
――そう言えば朝から何も食べていない。
お腹が空いていた。
「すみません!」
と言って弁当屋の男性を引き止めた。
「弁当、買うかね?」
「はい」
「どの弁当が良いかね?」
リンジーは一番小さい弁当を選んだ。
「じゃあ2,000ユラだぞ」
リンジーは2,000ユラぴったし出した。
「毎度あり!」
と言って弁当屋の男性はお金を受け取った。
リンジーは景色を見ながら弁当を食べた。
「ご馳走さまでした」
食べ終わったゴミは車内のゴミ箱に捨てた。
美味しかったが身体は温まらない。
再び外を見る。
遠くの山々も雪を頂いている。
暫くしてアナウンスが入った。
「間もなく、列車はトンネルに入ります。窓を開けているお客様は窓を閉めて下さい」
アナウンスは2回あった。
そう言えば、トンネルに入る時は窓を閉めるんだっけ?
閉めないとススで黒くなると聞いた事がある。
しかし、こんな寒い中窓を開けている人などそうそういない。
汽車は汽笛を鳴らし、トンネルの中へと入っていった。
トンネルに入ると、中は真っ暗。
しかし、なぜか窓にサイラスが映っているように感じた。
「サイラス王子殿下……私はアボット邸に帰ります。不倫恋愛、精々頑張って下さいね」
リンジーはそう皮肉を言ってみた。
列車は多くの駅に停まり、ハミルトンからアボット邸への遠さを物語っていた。
「次は終点アーサー、アーサーです。忘れ物など無いようご注意下さい。車掌はウィリアム、運転士はロバートが担当させて頂きました」
鉄道の職員は姓が無い。車掌も運転士も平民のようだ。
リンジーは束の間を平民と時を同じくした。
汽車はスピードを下げ、アーサーに停車した。
リンジーは大荷物を抱えながら、ホームに降りた。
改札を出ると、やはり雪が降っていた。
北風が頬を打ち付ける。
寒い。
リンジーは家路へと急いだ。
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