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水姫

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幼少期

魔法

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色々ありましたが、私は12歳になりました。
ということでつい先日神殿でステータスの確認に行ってきたのです。魔法です!いよいよ魔法が使えるようになったのです。異世界って感じですね。

.....ところで私のステータス気になりますか?
気になりますよね。誰かに見てもらわないとやってられません。それくらいヤバイんです。もう、神様は何がしたいのか分かりかねます。


(名前) ソフィア.*ζ#.%^\$
(性別) 女
(種族) ハーフエルフ
(職業) $&%+Å、ё∬σβ、"#‰λε
(魔力) 250000
(属性) 光、水、樹、風、闇
(称号) 転生者、愛されている者、隠されている者etc.


名前が文字化けしているんです。
それにハーフエルフとか、魔力、属性......。
キャパを越えました。
私は見ていません。知りません。

そして気が付いたら自室のベットに寝ていました。
どうやって帰ってきたのでしょうか?
窓から外を見ました。まだ明るいようです。
母様と父様に聞きたいことが沢山ありました。
着替えをすましてリビングに向かいます。

「あら、起きたのね。もう大丈夫?」

「はい、母様。心配をおかけしました?」

「なんで疑問系なんだ?こっちはステータスを知って急に倒れて目を覚まさないから焦ったんだぞ」

「それは、申し訳ありませんでした」

「ふふ、それよりそんなに驚くことがあったのかしら?」

「そうだった!聞きたいことがあるの!」

そして私はステータスを見て疑問に思ったことを手当たり次第聞きまくりました。

まず文字化けについて。怪しすぎるのですが母様も父様も分からないと目を泳がせながら言いました。私はもう知る術がないのでそれについては諦めました。

次にハーフエルフ。なんと母様がエルフでした。耳が父様と変わらないので人間だと思っていましたが魔法でそう見せてるだけだそうです。初耳!父様も少し驚いていました。

どんどん情報を手に入れます。魔力は平民が1000~10000、貴族が5000~100000、王族が100000以上だそうです。私チートなのででしょうか?最後に属性についてですが、左に書かれているものから得意なんだそうです。ふむふむ、なるほど。あと光属性と闇属性は珍しく、樹属性はエルフ族の特徴だとか。

神様、チートは頼んでないです!
隠していきましょう!隠せる...はず。
まぁ、バレなければ関係ないでしょうから。多分...。


心配はひとまず置いといて、いよいよ明日から魔法を教えて貰えます。属性の関係もあって父様と母様が交互に教えてくれるそうです。ワクワクがとまらないですよね。今日はキャパを越える情報量で大分疲れました。早めに寝ることにします。明日に備えて...。明日からの日常はきっと私の異世界ライフをもっと彩ることでしょう。魔法は偉大ですね。むにゃむにゃ。


私は知りませんでした。というか忘れていたのです。
これからの私、私たち家族の生活を変える存在を。
災難!?は突然やってくるものなのです。
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