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初級冒険者の章

第42話 賢さ6の頭脳を振り絞って考えてみた

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 非常に濃い一日を過ごしたからだろうか、気分的には二週間ぶりくらいのダンジョンアタックです。ギルマスが言った通り、黒いゲートに入ると胸の傷が無くなり元気になりました。ダンジョンも初級冒険者になった事で何かが変わったのかと思ったけど、今のところ特に変化無く順調に進んでいる。

『プルン!?』

 竿が太くてカリ高な逞しいキノコを鉄の剣で真っ二つに引き裂き、エチエチなハロウィンコスプレJDのエロい下乳を眺めながらボクは思った…………この先のダンジョン生活はどうしたら良いのだろうかと。

 フラれて魅力が欲しいと望んだボクに与えられたダンジョン、結果的に七海さんというボクには勿体ないくらいの女性と恋人になる事が出来た。それだけを考えれば最上の結果だと思う。

 だけどダンジョンはサキュバスクイーンのビアンカちゃんもセットで与えて来たのである。これは困った。ビアンカちゃんが嫌いな訳じゃない。好きだから困るのだ。

「ボクはどうしたら良いですかね?」

『ああぁぁぁん』

 間違って素手で攻撃してしまったが、JDはボクに答えを教えてくれなかった。代わりに包帯でグルグル巻きにされて熱い抱擁をプレゼントされてしまいました。

 痛みの無いダンジョンだけどその柔らかさは本物であり、深い胸の谷間に包まれながらボクは考えた。

「教えて下さいお姉さん。七海さんと付き合うのに裏でビアンカちゃんとも付き合うって最低ですよね?」

『ああぁぁぁん』

 やっぱりJDは答えてくれない。このJDは恋愛経験のない子だったのかなー。

 ビアンカちゃんとの契約は、ボクが死んだ後にダンジョンでずっと仲良く暮らそうというものだった。だから七海さんとの恋愛に何も言ってこないし、むしろ積極的にエッチして愛棒を鍛えろと言って来たのだ。

 でも七海さんはどう思うだろうか。ボクが逆の立場だったらショックで立ち直れないだろう。七海を悲しませるような事はしたくなかった。

「…………やっぱりビアンカちゃんとは距離を置いた方がいいですよね?」

『イクぅぅぅ!!』

 お姉さんは鉄の剣に刺されて昇天してしまった。JDのイキ顔は、まるで『何を当たり前のことを言ってるの?』と言っているように見えた気がした。

 そうだな。夢の中でなら浮気じゃないとかアホな言い訳をしていたけど、ボクはそれが間違いだという事に気付いた。七海さんを大事にするんだ。ビアンカちゃんは死んだ後にいくらでも愛せるのだから。

 JDの下乳を堪能したボクはスッキリとした気分でダンジョンを進んだ。





「あれは……ポチ袋?」

 7階に足を踏み入れた時に初めて見るモンスターを見つけた。お正月に貰うお年玉が入った袋とそっくりで、風呂敷を担いだ可愛い猫がデザインされていた。

 ボクは慎重に近づいたが、どうやら奴もボクに気付いているらしく近づいて来る。猫のデザインだからワンコのように倍速行動するかと思ったけど普通の挙動だ。どんな攻撃をしてくるのか分からないが、先制攻撃をしてみた。

「おりゃー」

『ニャウーン!!』

 やはり鉄の剣では一発で仕留める事が出来なかったようだ。っていうかポチ袋なのに猫の鳴き声なのね。可愛いです。

 こいつがどんな攻撃をしてくるのか分からないが、青銅の盾を構えて様子を伺った。このダンジョンにおいて盾を構えなくてもダメージは一緒だけど雰囲気は大事なのです。

 …………あれ、何もしてこないぞ。

「えっと、ボクのターンでいいのかな? えいっ!」

『ニャゥゥ……』

 ポチ袋が霧のように散ってしまった。良く分からないけど倒してしまったらしく、ポチ袋はゴールドの詰まった袋を落とした。

「500ゴールド……つまりお年玉か!!」

 これは素晴らしい。もし必ずゴールドを落とすとしたら一気にレベル上げが出来そうだ。初級冒険者になった人はこいつを倒してレベルを上げろという事なのだろう。ここでレベルを上げてビアンカちゃんを倒す……じゃなくて良い男になるんだ!

 フンスを気合いを入れて探索して行くと経験値が居た。ふふ、がっぽり稼いでやるぜー!!

『頂きニャーン!!』

「…………あれ?」

 意気揚々と近づいて攻撃したまでは良かったのだ。でも何故かさっきのように様子見しないで攻撃して来たのである。しかもボクのゴールドを盗んでワープしてしまったのだ!

 風呂敷を担いだ可愛い猫のデザイン、あれは泥棒猫だったのか!?

「どこだ泥棒猫ー!!」

 奪われた経験値を求めてフロアを探索すると逃げた猫を見つけた。ビアンカちゃんの時と同じようにボクから逃げようとしている。いっぱい追いかけっこをしたボクには楽勝ですよ。必死に追いかけて壁際に追い詰めシュバババっと切り刻んだ。

『ニャゥゥ……』

 倒したけど盗まれた分しか戻って来なかった……。



   ◇



「おう、帰ったか。どうやら脱出カードを使ったようだな」

「分かるんですか? 食料不足で限界だったので帰って来ました~」

 戻って来たけどストレッチャーの上で寝ている状態でした。はぁ、早く治らないかなー。

 泥棒猫は封印の杖や遠距離攻撃で倒すのが良いと分かったので荒稼ぎしました。でもちょっと張り切り過ぎてマッキュが尽きてしまったのです。寝起きは空腹でヤバそうだ。

 奇跡的に10階で脱出カードを拾ったので生還しました。うへへ、実は持ち帰り金庫もあったので中身はお楽しみですよー!

「なるほど良い判断だ。どれ、持って帰ったアイテムを見せてみろ。たまにはアドバイスをしてやろう」

 ギルマスが偉そうに言って来た。普段は碌にギルマスっぽい仕事しないのにどうしたのだろうか。とりあえずマジックバッグの中身を見せてあげよう。

「こんな感じですー」


【マジックバッグ】
・鉄の剣+4
・青銅の盾+3
・ガラスの指輪
・炎の杖(2)
・混乱の杖(4)
・即死の杖(0)
・解呪カード
・地図カード
・目薬


「ゴミだな」

「酷いですよギルマスー! せっかく持って帰って来たのにー」

 アドバイスしてやるって言いながらゴミの一言で終わらせるギルマス、やはりこいつは脳まで筋肉で出来ているのだろう。

 まあボクもゴミだと思うので鉄の剣と青銅の盾をギルマスに預けて残りを夏子さんのところ売りに行こうと思う。でもボクは寝たきり状態なので夏子さんに出張してもらう事にしました。デリバリー夏子さんです。デリバリーって何かエッチな感じするよね!

「夏子さーん、持って帰って来たアイテムを買い取ってくださいー!」

「あらあら、嬉しいわ~」

 これだ、これだよ! ボクが求めていたのはおっぱい……じゃなくて夏子さんのこの言葉だったんだ! ギルマスなんてゴミって言ってお終いだからね。

 おっぱいをブルンブルンさせながらボクに駆け寄る夏子さんを見れただけで幸せです。重そうですね、ボクが支えてあげましょうか?

「これ全部買い取りおねがいしますー」

「沢山持って帰って来てくれたのね~。ちょっと待っててね~」

 思わず鷲掴みしたくなるプリプリなお尻が遠ざかって行く。いつもと視線が違うからだろうか、夏子さんのエチエチなところが見れて嬉しいです。

 七海さんの胸も大きかったよな……姫ちゃんくらい大きかったような気がする。ボクに鑑定スキルがあればスリーサイズも分かるはず。そう言えば以前、識別カードを拾った事があったけど現実で使えば鑑定っぽい事してくれるのかな?

 そんな事を考えていたら夏子さんがお金の詰まった皮袋を胸に抱きながら戻ってきた。

「全部で1,285Gになります~」

「おお、結構稼げますね」

 ボクはホクホク顔で皮袋を受け取った。今日の稼ぎでガチャが引けるけど温存しておこうと思う。斬鉄剣パイセンを持ち帰って強化資金にしたいのだ。今日の攻略で鉄の剣の弱さを痛感しました。

 業腹だけどギルマスにお金を預ける事にした。このまま持っていても死んじゃったら半分になるからね。ギルマスのニヤケ面がウザいです。

「よし、さっさとスコア更新して帰れ」

「…………そうだギルマス。ちょっと相談なんですけど、ボーナスポイントってどれに振ればいいと思いますか?」

 今日は猫ちゃんをいっぱい倒したからレベルアップしていると思う。それに当初の計画では魅力を上げてモテモテ大作戦を考えていたけど、七海さんと恋人になることで任務達成してしまったのだ。そろそろ路線変更をしたいと思う。

「お前のステータスは確か微妙だったよな。そうだな、目標次第だな」

「目標ですかぁ」

 ステータスが反映されない黒いゲートに潜って中級冒険者カードをゲットするだけなら今のままで問題ないはずだ。でも本当にそれでいいのか……? ボクは賢さ6の頭脳を振り絞って考えてみた。

 このダンジョンにおけるレベルアップというご褒美は現実世界で大きなアドバンテージが得られる。つまり現実世界でどんなTUEEEつえええをしたいかという事だろう。知力系のTUEEEは無理そうだし、パワー系もダメだ。

 七海さんという彼女を得た今、ボクは次のステップに進まないといけない気がした。そう、それは――!

「ギルマスー、エッチが上手くなるにはどのステータスを上げたらいいですかー?」

「…………は?」

 ボクはエッチ系のTUEEEつえええがしたいです。ベッドの上で最強なボクは凄くいいと思うんですよ。七海さんもビアンカちゃんも『らめぇ』って感じにアヘアヘしちゃって大満足間違い無し!!

 マッチョマンにしては珍しくポカーンとアホ面を晒している。本当に役に立たないゴリラですね……チェンジで!!

 しょうがない、賢さ6の頭脳で考えてみよう。上げられるステータスは7つある。まずはそれぞれエッチとどう関係しているか見極めるのが重要だ。



ちから(16):駅弁スタイルのようなアクロバットなプレイが可能になるかも。
みのまもり(11):愛棒の防御力がアップしてスキル『早撃ち』が抑制できるか。
すばやさ(15):素早い腰の振りが可能かも。だけどスキル『早撃ち』を誘発する恐れあり。
かしこさ(6):賢さってエッチと何か関係あるのかな?
きようさ(14):ゴッドフィンガーが使えたり、愛棒の侵入角度を変更したり、テクニシャンになれるかも!?
みりょく(48):ボクの魅力で七海さんがメロメロになります。
うんのよさ(96):エッチに運は関係ありません。実力が全てだ!!



 現状のステータスを参考に考えて見た。掲示板で見た他の冒険者と比べて弱っちいボクが七海さんをメロメロにするには……?

 『ちから』を上げてもボクより背が高い七海さんを駅弁スタイルでカッコ良くリードするのは無理があるだろう。『みのまもり』は愛棒が強くなるから良いかもしれない。『すばやさ』と『かしこさ』と『うんのよさ』は論外であり、『みりょく』は効果があるのか微妙だ。やはり『きようさ』な気がするー!!


――器用になった自分をちょっと想像してみた。


 仰向けに寝転がり股を開いてボクに大事なところを見せてくれる七海さん。

『やっ、そこだめっ、あっ、んんっ、やめてっ』

『うへへ、ここが良いんですねー? ボク知ってるんだから!』

 エッチな動画で勉強したボクのフィンガーテクニックが火を噴いた!!

 クチュクチュ~♪

『やらっ、らめぇ、それ以上されたら私…………出ちゃうよぉ! ん゛ん゛っ!』

『ぴゃわーっ! な、何か噴き出して来ましたよー!?』

 七海さんのダンジョンからプシャーっとクリアスライムが噴き出してスタンピードが起こるのだ。いいかも♪




「やはり器用さか!」

「本当にそれで良いのかしら~?」

「むむっ、夏子さん……?」

 賢さ6の頭脳をフル回転させて導き出したクレバーな答えを否定する夏子さん、一体どういう事だろうか?
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