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第13章 出会いと別れ

第410話 発想の転換R

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 魔導具工房マジカルの王都支店が開店してから数日、最初なのでランタン各種しか売りに出していなかったのに未だに客足は途絶えず、お店では忙しい日々が続いていた。

 そのような中でケビンはお店の警備の依頼を受けてくれる冒険者が現れないので、このままではここに縛られると思い至りほとほと困り果てていた。

「上手くいかないなぁ。楽して稼げる依頼だから当初は応募が殺到すると思ったのに」

「やはりお店にずっと縛られるのがいけないのでしょうか?」

「まぁ、冒険者だから冒険したいだろうし、お店だと魔物は狩れないしね」

 ケビンとしては生半可な冒険者だと素行が悪く警備にならないと見越して要求ランクをBランク以上と定めていたのだが、このままでは本当にマリアンヌへ頼んで騎士の派出を依頼しないといけなくなるのではと思い始めていた。

 だが、たかだか個人経営の店に王国騎士がやってきてはあらぬ噂が立てられてしまいそうなので、騎士を使うにしても自国の騎士を使おうと思い始める。

「ちょっと家に帰ってからまたくるよ」

「はい」

 こうしてケビンは王都支店における警備員獲得のため、騎士が待ち受ける帝城へと帰るのだった。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 憩いの広場へ転移してきたケビンは早速騎士団長へ話を通すためにターニャを捜し始めるのだが、ターニャたちは帝都の外で冒険者稼業をしていると教えられてケビンは【マップ】でターニャたちがいる所へ転移した。

 そこでは魔物相手にターニャたちが騎士配置ではなく冒険者配置で、個々の技能と連携を高めている最中であった。

「魔法組は牽制をお願い、ニッキーは相手の連携を掻き乱して」

「「了解」」
「了解っス」

 ターニャたちが今相手にしているのはラピッドスパイダーというスパイダー種の1種で、単体ではなく数体で行動をしている変わり種でありながら素早さを売りとしていて、彼方此方飛び跳ねては糸で捕食対象を絡め取る厄介な魔物だ。

 ケビンがやってきたのにも関わらず戦いに集中しているようで、誰1人として気づかずに目の前の敵を倒そうとしている。

 そのような姿にケビンも邪魔にならないように気配を消すと、念の為に乱入する魔物が現れないよう気配探知の範囲を広げて見守ることにした。

 今現在ターニャたち5人に対してラピッドスパイダーは3体なので余程のことがない限りはターニャたちが勝てるとケビンは見込んでいるが、どうにも彼方此方飛び跳ねる相手は騎士畑のターニャたちには相性が悪いようで苦戦を強いられている。

 ターニャとミンディがそれぞれ1体ずつ相手取る形を取っているが、残り1体が嫌なところを突いてくるかのように仲間の支援をしており中々攻めきれずにいて、ニッキーもその1体の動きを封じようと頑張ってはいるものの逆に翻弄されているようである。

 後衛組はそのような状況を何とか打開しようと魔法を狙い撃つが相手の方が上手であり、魔法が着弾する前に避けてその場から離れている。

「元々前衛の騎士で範囲魔法を覚えていないのが痛いな」

 それからもターニャたちとラピッドスパイダーの戦いは終わらず、次第に動き回っているニッキーが目に見えてわかるほど疲弊して体力を消耗しており、戦況が傾く要因となるのだった。

 その疲れているニッキーの隙をついたラピッドスパイダーが飛び跳ねると、後衛で詠唱を続けているジュリアへ糸を飛ばす。

 その行動に対してニッキーが『しまった!』と感じてしまうが既に後の祭りで、ニッキーが振り返った先では糸で絡め取られたジュリアの姿があった。

「ジュリアっ!」

「戦闘中!」

 ジュリアを心配するニッキーへ今が戦闘中であることをジュリアが端的に伝えると、何とか糸から脱出できないか身を捩りながらもそもそ動いていた。

「ルイーズはジュリアの救出を。無理なら魔法攻撃を続けて!」

「了解」

 ルイーズがジュリアへ駆け寄ると手持ちのナイフで糸を切ろうとするが、粘着力が強く思うように捗らなかった。

「私はいいからみんなの援護を」

「わかった」

 ルイーズはジュリアの救出を諦めるとマナポーションを一気に飲み干して、前衛の支援をするためにその場で詠唱を始めては魔法を撃ち込んでいく。

 そしてジュリアが戦力外となって4人となるターニャたちは、ニッキーの体力も減っていることによって長期戦は不利になる道しか残されておらず、短期決戦の全力攻撃で決着をつけることにした。

 ターニャからの指示によってニッキーとルイーズの配置を入れ替えると、ニッキーが魔法支援に入ったらルイーズは剣装備に変えて前衛へと参加する。

「ふむ、全員が前衛の騎士だからこういった作戦が取れるわけか……」

 ケビンが感想を抱いている中でニッキーはさっきの仕返しと言わんばかりに、簡単な詠唱で済む基礎魔法を唱えたら翻弄されていたラピッドスパイダーへ向かってチョロチョロと放って煽っていた。

 その間にターニャとルイーズが連携を取って1体を追い込んでいくと、不意をついたミンディによってトドメを刺される。

 そしてミンディと入れ替わりでターニャがミンディの相手をしていたラピッドスパイダーへ詰め寄り、刺突にて牽制をしながら穴ができないようにフォローをしていると、遅ればせながらルイーズもターニャの方へ向かいミンディは残る1体へ向かって攻撃を仕掛けていく。

 どうやらターニャたちは騎士として動くのならその練度は高い水準を維持しているようで、今回は冒険者として動いていたから追い込まれてしまったのだとケビンは推測した。

 やがてラピッドスパイダーを全部倒すことに成功したターニャたちは、その場で腰を下ろして大きく息を吐くと呼吸を整えていく。

「あの……助けてくださると嬉しいのですが……」

 ジュリアは自分が放置されて終わった感を出しているターニャたちへ申しわけなさそうに助けを求めると、未だにもそもそ動いては脱出を試みていた。

「あ、ああ、ごめんなさいね」

 ターニャたちは本当に忘れていたかのようでバツが悪そうに視線を逸らすとジュリアの方へ歩いていき、手持ちのナイフで糸を切り始める。

「これ、中々切れないわ」

「剣でしてみたらどうです?」

「ひっ!」

 ターニャが頑張ってナイフで切ろうとしていたが中々切れないことでミンディが剣をチラつかせると、それを見たジュリアは生きた心地がしなかった。

「で、できればナイフでお願いします」

 ジュリアがビビりまくっているところでケビンが姿を現して、四苦八苦しているターニャたちへ声をかけた。

「お疲れさま」

「ケビン君っ!?」

「ひぃっ!」

 まさかケビンがこの場に現れると思ってもみなかったターニャたちだが、不意にケビンへ視線を向けてしまったターニャが持つナイフの刃先がジュリアの顔の目の前を通り過ぎると、ジュリアは青ざめてしまい泣きそうになるのだった。

「それ切るのに苦戦してるね」

「そうなの。中々切れないのよ」

「このままだとジュリアにイタズラし放題だね」

 ケビンからイタズラし放題と言われたジュリアは、野外プレイをするほどの勇気はなく涙目になって助けを求める。

「お城に帰ったらエッチなことしていいですから、今は助けてください」

「マジで!? それなら怖い助け方と怖くない助け方のどっちがいい?」

「こ、怖くない方で……」

 ジュリアはターニャからの救出方法で怖い思いをしていたので怖くない方を選んだのだが、他の者たちは怖い助け方が気になってケビンへその方法を聞いてみるのだった。

「刀で切るの?」
「サクッと一閃?」
「ケビンさんの刀なら斬れ味が凄そうっス!」
「それは怖いねー」

「いや、このまま燃やす」

「ジュリアの丸焼きっスね!」

 糸で雁字搦めとなっているジュリアはケビンの使う《煉獄》の効果を知らないので、このまま燃やされると聞いてしまい普通に火魔法で燃やされている自分の姿を想像してしまうと全力で拒否をする。

「――ッ!? む、無理無理無理無理無理っ! 無理ですって!」

「それじゃあ怖くない方で」

 ケビンがジュリアへそう伝えると、一瞬でジュリアを拘束していた糸が消え去ってしまうのだった。

「へっ……?」

 救出されたジュリア自身は何が起こったのか意味がわからず、それは周りにいたターニャたちも同様であった。

「ケビン君、何したの?」

「ん? 回収しただけ」

「回収?」

「別に生き物じゃないんだから【無限収納】に回収したらそれで終わるだろ?」

「「「「「……」」」」」

 何とも言えない救出方法にターニャたちは唖然としてしまう。

「マジックポーチを持たせているのにナイフで一生懸命になって切ろうとしていたから、傍から見ていた俺からしてみれば中々面白い見世物だったよ」

「「「「「あっ……」」」」」

 発想の転換とも言うべきケビンの対処法で、ターニャたちは今更ながらに自分たちが固定観念に囚われ、柔軟な発想ができていないことに気づかされてしまう。

「だからさっきの戦闘中に捕まったジュリアは雁字搦めで動けなかったから、最初に駆け寄ったルイーズが自分のマジックポーチへ糸を回収していたらすぐに戦線復帰できたんだよ」

「「「「「あぁぁ……」」」」」

「自分たちで戦闘の難易度を上げるなんてマゾなの?」

「「「「「はぁぁ……」」」」」

 今回は拘束している糸を何としてでも切ろうとしていたので、ターニャたちはケビンから何を言われても言い返せずに溜息しか出ないのである。

 そこでいち早く気持ちを切り替えたターニャはケビンが何故ここにいるのかを問いかけると、仕事の依頼をするために来たと言われてその内容を聞いたら承諾するのだった。

 それからの話し合いで先ずはターニャが警備に当たって情報を集める役を買ってでると、その集めた情報を吟味して今後の警備体制計画を立てていこうということになる。

 そしてケビンはターニャを王都支店へ連れて行くと警備を任せて、その後はミンディたちの所へ戻ってターニャが抜けた穴を埋めるべく戦闘訓練を手伝い始める。

 あまりケビンが前に出てもターニャと組んだ時にズレが生じてしまうので、ケビンはほどよく手抜きをしながらアドバイスを織り交ぜて戦闘を繰り返していた。

 そのようなことをしているうちに夕方になりケビンたちは憩いの広場へと転移で戻ると、憩いの広場では既にターニャも仕事を終えて戻っていたので騎士組はクエスト達成報告のためギルドへと向かっていく。

 その後ケビンは夕食を食べたあとの入浴タイムでジュリアの言葉通りその体を楽しむと、ターニャたちも参加を始めて騎士三昧のひと時を過ごすのであった。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 その日の夜、ケビンが自室のベッドでくつろいでいるとノックとともに女性たちが部屋へと入ってくる。

「ご奉仕だぴょん」
「お相手するにゃ」
「頑張るわん」

「なっ!? ……なん……だと……」

 ケビンの視線の先には網タイツにバニースーツを着たジェシカというリアルバニーが立っており、その右横に赤色ブルマーで胸のところには【みけいら】と書かれた布が縫われている体操服を着こなすミケイラがモジモジとしていて、左横は婦警の格好をして凛としているウルリカが毅然とした態度を見せている。

 そのような3獣士という楽園を前に、平静を装うケビンの口調はおかしなものとなる。

「……ジェシカ君、何故そのような格好をして語尾が“ぴょん”なのかね」

「ティナ様に聞いたぴょん。この姿と“ぴょん”でご主人様はメロメロになるからソフィーリア様が衣装を作ってくれたぴょん」

「ふむ……では次にミケイラ君。君の理由を聞かせてくれたまえ」

「こ、これは夜の運動をするならこの格好だとソフィーリア様が言ったにゃ。ご主人様の世界では運動する時の神聖な衣装だって聞いたにゃ。神聖な衣装を奴隷の私が着るなんて恐れ多いにゃ」

「夜の運動に限ったことではないが確かに神聖な衣装だ。今は廃れてしまって使用している学校はほぼ無いに等しい。一時期ブルセラショップなるものもあったが、危険視されて法律が改正され衰退したのだ。中には高度な生セラもあったという」

「なに言ってるか分からないにゃ」

「ごほんっ……と、とにかく素晴らしい衣装だということだ。時にウルリカ君、君はなにゆえその服装なのかね」

「これは狼人族ならこの格好だとソフィーリア様に言われたわん。迷子のミケイラに困らされる役目わん」

「私は迷子じゃないにゃ」

(これは明らかに犬のおまわりさんだよな? ウルリカに犬って言ったらもの凄く怒るからなぁ。奴隷の中でも俺を怒れるのはケイトかウルリカしかいないし、これはソフィからの罠か?)

「……ウルリカ君、もしやソフィは君へ“狼のおまわりさん”と言ったのではないかね」

「言ってたわん。語尾を“わん”にするとなおいいって言ったわん」

「やはりソフィの差し金か……侮りがたしソフィーリア……」

 不動の序列1位なるソフィーリアからの刺客に、リラックスしていたケビンの情欲は滾りに滾っていた。

 そのようなケビンへ3獣士が滲み寄っていく。

「ご主人様を気持ちよくするぴょん」
「運動するにゃ」
「ロリコンは逮捕するわん」

「ぶふっ! ちょ、ちょっと待てウルリカ。言われようのない非難を浴びた気がするぞ!」

「ソフィーリア様が言ってたわん。ご主人様へそう言うと慌ててカワイイところが見れるようになるって言ったわん。確かにカワイイわん」

「ち、違うぞ! 愛に年の差は関係ない。よって俺はロリコンじゃない」

「いいから大人しく逮捕されるわん」

 ウルリカが座っているケビンの後ろに回り込み羽交い締めにすると、ジェシカが下を脱がせにかかるのだった。

 そして出てきた愚息をミケイラがしゃぶり始める。

「あむ……ジュプ、ジュプ……ジュポ、ジュポ……」

 それに負けじとジェシカがケビンの足を開くと袋を舐め始めた。

「んちゅ……ぺろぺろ……ちゅぱちゅぱっ……ちゅうぅぅ……」

 ジェシカとミケイラがご奉仕を始めたのを見て、ウルリカが拘束を解いたら上着を脱がし始める。

「危険物を所持していないか脱がして調べるわん」

「ジュポッ……危険物ならここにあるにゃ……(しこしこ)……」
「ちゅばっ……これも危険物だぴょん……(さわさわ)……」

「この口も危険物だわん。ただちに塞がなくては、はむ……くちゅ、んちゅ、れろれろ……」

 3獣士からされるがままとなっているケビンはとりあえず1番近くにいるウルリカのブラウスのボタンを外すと、中から現れた黒の下着に釘付けとなる。

「婦警さんが黒の下着だと……けしからん!」

 ケビンはウルリカのチューブトップブラをずり下ろすと、手のひらサイズの形のいい胸を揉み始めた。

「んはっ……んっ……おまわりさんに暴行を加えてはいけないわん」

 更にエスカレートしたケビンはミニスカを上げたら中から現れたガーターベルトに目を奪われて情欲が更なる加速をしていくと、胸へむしゃぶりつきながらおしりを揉みしだいていく。

「ダ、ダメわん。濡れちゃうわん」

 そのままおしりを堪能したケビンはショーツをずり下ろし秘部へ指を挿入すると、くちゅくちゅ音を立てながらウルリカへ快感を与えていく。

「ひゃんっ……あっ……んっ……」

 そうこうしているうちにケビンも気持ちよくなって、第1射をミケイラの口の中へ放出した。

「んふっ!? んんー!」

 不意打ちで出されたミケイラはこぼさないように口いっぱいに溜め込んで、それからゆっくりと喉を鳴らしながら嚥下していく。

「んはぁ……ご主人様酷いにゃ。出るなら出るって言って欲しかったにゃ。鼻に入りそうになったにゃ」

「悪い、ウルリカの体に夢中になってた」

 そのようなケビンとミケイラの会話中もウルリカはケビンの指から攻め立てられており、1人喘ぎながら達してしまうのだった。

「あっあっ、んっ……あんっ、指でくちゅくちゅおまんこ掻き回されていっちゃうわん……はぁ、んんっ、あっあっ……くる……くる、くる……イクッ――!」

 ケビンは絶頂したウルリカを四つん這いにさせると、後ろから遠慮なしに突いていく。

「んはっ、いきなり入れるなんて……あっ、あっ……犯されてる……後ろから獣みたいに犯されてる……」

 容赦なく突くケビンはゆさゆさ揺れているしっぽを掴んで、更に激しく突き上げるのだった。

「んひぃぃぃぃっ! しっぽらめぇ……いっちゃう、いっちゃうからぁ……」

「“わん”はどうした、“わん”は? 忘れてるぞ!」

 その様子を傍から見ているジェシカとミケイラは、ケビンがいつもより激しく攻め立てているので驚いていた。

「ご主人様凄いぴょん……溜まってたぴょん?」
「ケダモノにゃ……」

 別にケビンは溜まっていたとかではなく、ソフィーリア監修のコスプレ3獣士で情欲が振り切れていたのだった。

「ほらほら、わんわん鳴いてみろ!」

「わ、わんわん……しっぽを掴まれてズコバコされてイクわん……獣のように犯されてるのにいっちゃうわん!」

「ほら、イケ! イッてしまえ!」

「んひっ! は、激しいわん、子宮おりちゃってるわん……このままじゃ屈服しちゃうわん……あっあっ、イク……わ、ワオーン――!」

「濃厚種汁で孕めっ!」

 ケビンがトドメとばかりにしっぽをギュッと掴んで大量の液を噴射すると、ウルリカはガクガクと体を震わせてその身で受け続ける。

「ぁ"……ぁ"……出てりゅ……あちゅいのいっぱい……おきゅに出されて孕んじゃうわん……」

 ケビンがウルリカの秘部から愚息を抜き出すと、うつ伏せで倒れ込むウルリカの秘部からはブピブピと音を鳴らして白濁液が流れ出て、卑猥さを顕にしていた。

「いやぁぁ……ご主人様聞かないでぇ……」

 音を聞かれたくないウルリカを他所にケビンはジェシカの手を取り引き寄せたら、隠されている胸をポロリと出して揉み始める。

「全くけしからん胸だな。ぽよんぽよんさせやがって」

「んっ……はぁ……ご主人様専用のおっぱいだぴょん。もっと揉んで大きくして欲しいぴょん」

 胸を堪能したケビンがジェシカを押し倒すとスーツを横にずらして秘部を顕にしたら、いきり立つ愚息をジェシカの中へと沈みこませていく。

「んはぁ、極上人参さんが入ってきたぁ……ご主人様、ジェシカのうさうさまんこに何回もたっぷり注いでぴょん。またぽっこりお腹にして欲しいぴょん」

「兎人族の性欲は凄いな。だが、今日の俺はひと味ちがうぜ? ビーストモード発動だ!」

「あんっ、いきなり激しいぴょん! ジェシカのおまんこが壊れちゃうぴょん」

 ケビンが最初から飛ばしてパンパン突き上げてはジェシカをアンアンよがらせていき、ジェシカが何度も達しようがお構いなくご希望通りに中へ注ぎ込んでいく。

「いきゅっ――! ……ずっとイッ、イッてりゅぴょん……おかしくなりゅぴょん……またいきゅ――! ……種じりゅ入りしゅぎておまんこがゴポゴポいってりゅぴょん……はぁ、んっ、あっあっ……いぎゅうぅぅぅぅ――!」

 ケビンも満足するほどのぽっこりお腹に仕立て上げたら愚息を抜き出すのだが大量に注ぎ込んだせいか、抜いた途端にぶりゅりゅと噴き出してしまいぽっこりお腹が少し凹んでしまうのだった。

「まぁ、あとでまた補充すればジェシカも満足するだろ」

 そしてケビンは3獣士の最後の1人であるミケイラへと近づいていく。

「や……優しくしてにゃ……」

 ケビンの今までの暴走を見ていたミケイラはビクビクしながらケビンの様子を窺っているが、ケビンはミケイラを押し倒すと体操服の上衣を捲り上げる。

「ス、スポーツブラだとっ!?」

「にゃ?」

 まさかのスポーツブラという罠にケビンの情欲はどんどん溜まっていき、スポーツブラを捲り上げてはミケイラの胸を揉みしだいていく。

「んっ……あ……」 

 そこでふと視界に留めている下着の柄でとある仮定が頭をよぎり、胸揉みもそこそこに検証することにした。

「ま……まさか……」

 ケビンはブルマーの股部を恐る恐る横にずらしていくと、答えが少しずつ現れてきて視界を埋めていく。

(水色と白の縞パンだとっ!? これがソフィの施した本命の罠かっ!?)

 そう、ケビンがスポーツブラの柄を見た時に水色と白のボーダーだったために、可能性の問題としてショーツの柄を確認せずにはいられなかったのだ。

「ご主人様……ミケのお股は可愛がってくれないのにゃ?」

 ケビンが縞パンを見て硬直していたことで不安になったミケイラがそう尋ねると、ケビンは全力で否定に入る。

「そんなわけあるかっ! けしからん、実にけしからんぞミケイラ君! 体操服の下着が縞パンなど神聖すぎて脱がす気になれない!」

 ケビンはそう言うや否や縞パンを横にずらして、今日1番のいきりを見せる愚息を一気に奥まで突き入れて激しくピストンする。

「ふにゃぁぁぁぁっ!」

「たまらん、たまらんぞ!」

「いきなり奥まで入れるなんて酷いにゃ。んぅっ、んっ、はぁ……激しい……激しいにゃ……ミケが壊れちゃうにゃ……」

「ケダモノ王に俺はなる! 止まれないんだミケ、許してくれ!」

「にゃ、にゃ、んんっ……ソフィーリア様が気をつけてって言ってたのはこれのことにゃー! ダメにゃ、ミケいっちゃうにゃ……」

 かなり興奮してしまっているケビンは愚息を伸ばすと、ミケイラの子宮腔まで侵入させるのだった。

「ふぎゃぁぁぁぁっ! 刺さってる、刺さってるにゃ! んぐっ、ぐ、んぅ……イ、イク……イク、イクにゃ――! ……はぁはぁ……止まってにゃ、ご主人様止まってにゃ……頭がバカになるにゃ……」

「こんなご褒美をもらって止まれるわけないだろう。ノンストップメガミックスだ!」

「い、意味がわからないにゃ、あんっあんっ、イグぅぅぅぅ――! あ"っ、あ"っ、ん"っ……イグの止まりゃにゃい……あ"あ"ぁぁ――! ……止まってくだしゃい……もうイギだぐない……ふぎゅっ――! ……い……いやぁ……ケビンしゃまぁ……イグッ――! ……ぁ"……っ……」

 荒れ狂うケビンの暴走でミケイラは絶頂を繰り返してそのまま意識を手放すも突き続けるケビンによって覚醒しては再び絶頂地獄を味わってしまい、ケビンが何度も中へ注ぎ込んではジェシカを超えるぽっこりお腹に仕上がったところでようやく終わりを迎える。

 それを見ていたジェシカとウルリカは今日のケビンは何かが違うと獣人の第6感で感じ取ってしまい、変わり果てたミケイラの姿に戦慄しながらもケビンの寵愛を受けるためその身を捧げるのだった。

 こうしてコスプレ3獣士は覚醒したケビンによって討ち取られてしまうが、魔法という便利な道具で復活させられてしまい何度も気絶と覚醒を繰り返して朝までしっかりお相手させられるのであった。
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