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第12章 イグドラ亜人集合国

第318話 女として……R

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 唇を合わせるだけのキスを交わした2人は自然と見つめ合い、ケビンが最後の確認をするかの如く口を開いた。

「もう止まらないよ?」

「ええ、私に女であることを思い出させて」

 再びケビンが口付けをしてサラの口内を蹂躙していく。

「んちゅ……くちゅ、ぬちゅ……ケビン……んちゅ……んはぁ……」

「愛してるよ、サラ」

 耳元で囁かれたサラは背中がゾクゾクとしてしまい、その言葉だけで快感を得てしまう。

 ケビンは囁き終わるとサラの胸を揉みしだきながら、先端を口に含んで舌で転がし始めた。

「あっ……んっ……ケビン、ケビン……」

 ケビンの手のひらで形を変えていくサラの胸を執拗に攻めて、まるで母乳でも出そうとしているかのように搾りながら揉んでいく。

「あんっ……ケビン、そんなに搾ってもおっぱいは出ないわよ……んんっ……あっ、あっ……」

「やってみないとわからないだろ?」

 ケビンはサラの体へ魔力を流し始めると、胸を中心に循環させて淀みをなくしながら乳腺を刺激していく。

 魔力を流されているサラは胸に感じるケビンの魔力でより強い快感を味合わされてしまい、今までにない感覚を感じて身をよじってしまう。

「んあっ……あっ、あっ、んっ……そんなに……飲みたいの? んんっ!」

「うん、飲みたい。サラは?」

「ひゃんっ……んはぁ……私も……飲ませてあげたい……あんっ、あんっ、あっ、んん……」

 母乳を飲ませたいという気持ちをサラへ意識づけさせると、サラが快感を強く感じ始めたところでケビンは両胸を寄せて、その先端を口に含みちゅうちゅうと吸い始めていた。

「あんっ……んん……両方一緒にだなんて……ひゃんっ、あっ、んっ……なんかきちゃう……胸が熱いの、ケビン……」

 ケビンから快感を与えられていくサラは、胸にムズムズとしたものを感じてきて体の奥から昂りが駆け上がってくる。

「ケビン、ケビン……出ちゃいそう……」

「いいよ、そのまま気持ちよくなって」

 ケビンが胸を揉みほぐしながら先端を強く吸い込んで、サラを絶頂へと導いた。

「あっ、あっ……出る……出ちゃう……んん――!」

 サラが絶頂を迎えたと同時に、ケビンの口の中へほんのり甘味のする液体がピュッピュッと流れ込んできた。

「んはぁ……出ちゃってる……」

 サラは余韻に浸りながらケビンの頭を撫でて、十数年ぶりに授乳させるのであったが、ケビンはケビンで思いのほか美味しいと感じたのか、母乳がどんどん作られるように魔法をかけながら、ちゅうちゅうと吸い出しては味わっていた。

「美味しいの?」

「……ちゅぱっ……これは癖になる」

「ふふっ、ケビンならいつでも好きなだけ飲んでいいわよ。またおっぱいをあげられるようになるなんて嬉しい限りだわ」

「次はサラから気持ちよくしてもらおうかな」

「何をすればいいの? ケビンのためなら何でもするわよ」

「口と胸でご奉仕して」

 ケビンが要望を伝えるがサラはキョトンとして意味がわかっていないようであった。

「あれ? 父さんにしてあげたことないの?」

「お父さんとしていた時は寝ていただけよ。すぐに終わってしまうから」

「え……? ちなみにその時はイッたことってあるの?」

「ないわ。あとになって自分で慰めていたの。だからあの場所でケビンとした時に、初めて行為中にイケたからとても気持ちよかったわ」

「ソ、ソウナンダ……」

 まさかサラから新たにギースが早漏であることを告げられるとは思わずに、ケビンは『そりゃ自慰もするよな』と結論づけてしまうのである。

 こうしてケビンはギースが早漏というバッドステータス持ちだということを、サラの何気ない言葉によって新たに追加で頭に刻み込まれてしまうのであった。

「で、でも……誘惑とかしていたなら色々なテクニックとか勉強したんじゃないの?」

「誘惑の言葉と方法なら勉強したわよ。そういうのを使用人に買いに行かせるわけにもいかなくて、冒険者の時にどこに売ってあるのか小耳に挟んだことがあったから自分で買いに行ったのよ。読んだあとはすぐに処分したけど」

「誘惑の言葉……」

「ふふっ、あとでケビンに言ってあげるわね。恥ずかしい言葉だから私も心の準備が必要なの。だから今はご奉仕の仕方を教えて」

 それからケビンはサラへご奉仕の仕方を教えながら実演するように言うと、サラは胸に挟み込んでぎこちない動きでご奉仕をし始める。

「これ、難しいわね。上手くできてる?」

「ああ、柔らかくて気持ちいいよ」

「次はお口ね。はむ……ジュボ、ジュボ……ひもひいい?」 

「凄くいいよ」

「よはっはぁ……じゅるっ、ジュボボ、ジュボ、ジュボ……」

 激しく攻め立てるサラの吸引力が凄くて、気持ちよく感じていたケビンは早くも達してしまう。

「出る」

「ジュボ……んん!」

 サラの頭を掴んでケビンは思いの丈を吐き出していくと、サラは驚いて目を見開いてしまうが、ケビンが出し切るのをそのまま待った。

 そして出し切ったケビンが頭を離すと、サラがケビンを見つめて口を開く。

「ジュポッ……こえ、ようふるの?」

 サラがどうしていいかわからずにケビンへ尋ねると、液体を口いっぱいに溜め込んだサラに卑猥さを感じたケビンは、味わって飲み込むように指示を出す。

 それを聞いたサラは口を閉じると、舌をくちゅくちゅと動かしながらコクリ、コクリと少しずつ飲み干していく。

「んはぁ……苦くて喉に絡むけど、ケビンのだと思うと美味しく飲めるわ。癖になっちゃいそう」

「欲しい時はいつでも飲ませてあげるよ」

「ふふっ、毎朝頼もうかしら?」

 それからケビンはサラを横にならせるとショーツを脱がせていく。

「既にびちゃびちゃだね」

「恥ずかしいわ」

 サラの期待に応えるためにも、ケビンは秘部へ手を這わせると指を中へと入れてジュポジュポとストロークを始めた。

「んんっ……あっ、あっ、んっ……」

(んー……確かここら辺りに……これか?)

「んはぁ、あんっ、あんっ……んん……あっ、あっ……」

 ケビンが手さぐりでGスポットに当たりをつけるとサラの嬌声が一際大きくなり、間違いではなさそうだと判断して執拗に攻め立てていく。

「んっ、あっ、あっ、はぁ……んんっ……ケビン、ダメ……これ以上されたら漏らしちゃう……あぁんっ……んあっ、あっ、あっ……」

 ケビンはGスポットをトントン、スリスリさせながらサラを快楽の波に呑み込ませていき、絶頂へと誘うのであった。

「んん……んあっ、あっ、あんっ、んっ……ダメ……ダメ、ダメ、ダメ……出ちゃう、出ちゃうの……ケビンっ……いや……いや……ダメェェェッ――!」

 絶頂に達して大きく体を跳ねさせたサラの秘部から、プシャーと液体が噴き出してシーツを濡らしていき、それを見たケビンは指のペースを落としながらもサラの余韻に合わせて攻めており、ビクッビクッとサラが痙攣する度に秘部からもピュッピュッと液体が噴き出していたのだった。

「はぁはぁ……もう、酷いわ……ダメって言ったのに……ケビンの前でお漏らししちゃったじゃない……」

「大丈夫だよ。おしっこじゃないし、気持ちいいと噴き出すものだから。ちょっとコツがいるけどね」

「こんなに気持ちよくなったのは初めてよ。お願い、もう入れて……」

「んー……せっかくだからサラが勉強したっていう誘惑の言葉で言ってくれる?」

「もう……ここにきて焦らすのね」

 ケビンに頼まれたサラは両脚を抱え込んで秘部を晒すと、両手で左右にくぱぁっと開いて誘惑の言葉を口にする。

「ん、んん……このよだれを垂らしている母親おまんこに立派な息子おちんぽを入れてズポズポ掻き回してぇ。子種をいっぱい注いで孕ませて欲しいのぉ」

 テラテラと透明な液体を垂れ流す秘部を晒しながら猫なで声で誘惑してくるサラに、ケビンの愚息はやる気全開でビクビクと脈打っている。

「エ……エロい……それ、父さんにもしたの?」

「これをしたのはケビンが初めてよ。ギースの場合は服を着たままだったから、普通にお誘いの誘惑をしただけよ。ん、ん"っ、それよりも早くぅ……母親おまんこを食べてくれないのぉ? 息子ちんぽを入れてお母さんの中に帰ってきてよぉ、おかえりってさせてぇ」

 サラからのトドメの誘惑が効いたのか、ケビンは勢いよくサラへ覆い被さると愚息を一気に突き入れた。

「んはあぁぁ、息子ちんぽ帰ってきたぁ……孕ませ棒でどんどん突いて掻き回してぇ」

「ヤバイ、それ! 抑えがきかなくなる」

「いい、いいわ! 奥まで突かれてるの。いっぱいドピュドピュ出して孕ませてぇ!」

 ケビンが思いのほか気に入ってくれたと感じて嬉しくなったサラは、誘惑スタイルをやめることなくそのまま継続させてケビンを興奮させていくのだった。

「んはぁっ……もっと、もっと激しくしてぇ……んあっ、あんっ、あんっ……」

 サラの体はケビンの愚息を逃がすまいとミミズ千匹で絡みつき、外観では両脚を抱え込んで胸を挟み込み、更にケビンの興奮を加速させていく。

「サラ、サラ!」

「もっと、もっと名前を呼んで、私をあなただけの女にしてぇ!」

「1回目だ、受け取れ!」

 いつも以上に興奮して昂っているケビンは、早くも我慢ができずに1回目を注ぎ込んでいく。

「んはぁ、出てるぅ、出てるよぉ……」

「まだまだぁっ!」

「んあっ! 凄い、凄いのぉ……出されながら突かれてる、こんなの初めてぇ!」

 サラの中はいつものようなケビン優位の状態へ持っていくことができないほどの名器であり、ケビンはスキルの【精力絶倫】をオンにしっ放しでひたすら攻めあげることで対抗していた。

「2回目、いくぞ!」

「いっちゃう……あっ、あっ、あんっ……イッ、イックゥゥゥゥ――!」

 サラが絶頂したことで抱えていた両脚は両腕から離れてしまうが、ケビンが代わりに足首を掴んでV字開脚させると、そのまま激しくストロークを続けた。

「イッてる、イッてるからぁ……あんっ、あんっ、んんっ……イクッ――! お願い、休ませて……ひゃんっ、あんっ、はぁ、あっ……また、またイクッ――!」

「まだまだこれからだぞ、サラ。忘れられないくらい刻み込むって言っただろ?」

「あんっ、嬉しい……嬉しいけど……ひゃんっ、あっ、あっ……イキ過ぎておかしくなる……んあっ、くる、またくる……んああぁぁ――!」

「ほら、3回目だ!」

「もうムリなのぉ、許してぇ! あ"あ"ぁ"ぁ"――!」

 3度目の放出をサラはその身で受け取りビクビクと体を痙攣させ、ケビンが復活させた母乳がピュッピュッと噴出して飛び散っている。

「ぁ……ぁ……」

「そろそろこっちかな」

 ケビンが愚息を抜き出すと、ゴポゴポと止め止めなく中からドロっとしたものが溢れ出して、サラの秘部は押し留めるかのようにヒクヒクとしているのであった。

 そしてケビンはぐったりしているサラを他所に、後ろの穴へと愚息を突き立ててじわじわと侵入させると先端が入った段階で一気に突き入れた。

「――!!」

「サラの初めてをもらったよ」

「ぁ"……」

 未だ余韻から抜け出せていないサラが少しだけ反応をみせるが、ケビンは締めつけの強さに我慢できそうもなくストロークを開始する。

「ん……っ……あ……」

「こっちでもイケるようにするからな」

 サラがちゃんと聞き取れているかどうかわからないケビンだったが、そう伝えてペースを徐々に上げていく。

 そして1回目の滾りを迸らせたあとはサラも余韻から復帰しており、ケビンのストロークに合わせて喘ぎ始めた。

「あっ、あっ、んん……初めてなのに感じちゃう……」

「もっと気持ちよくなって」

 サラをもっと気持ちよくさせようとケビンのストロークも激しさを増していき、快感を与えて絶頂へと促していく。

「んんっ……きそう……きそうよ、ケビン……あんっ、あんっ、はぁ……きちゃう……あっ、あっ、んあっ……イク……イク、イク……んん――!」

 サラの絶頂に合わせてケビンも2回目を吐き出していった。引き抜いた部分はヒクヒクと動いては白き物体を垂れ流しており、サラは小刻みに痙攣を繰り返す。

「ああ……こんなに求められて愛されたのは初めてよ……満足だわ……」

「何を言ってるの? まだまだこれからだよ、明日の朝までやるんだから」

「え……終わりじゃないの?」

「止まらないって言ったよね?」

 イタズラを思いついたかのような悪い笑みを浮かべて、ケビンはいつかしてみようと思っていたことをサラで試そうとするのだった。

 ケビンがしようとしているのは、スキルの【複製】と【性器変化】を紐付けて、愚息をもう1本増やそうという試みである。

 そして結果から言えばその試みは成功してしまう。

 サラの視界からは外れて見えていないが、ケビンの愚息は2本に増えていた。それをサラの秘部ともう1つの穴にあてがう。

「ん? ケビン……? あれ? どういうこと? どうなっているの?」

 2箇所に当てられた感触を感じ取ったサラは、どうなっているのかわからず混乱して理解が追いつかなかった。

「快楽の海で溺れるといいよ」

 じわじわと挿入を開始したケビンへ、サラは混乱しながらも制止の声をかける。

「ま、待って、ケビン。それはダメよ、私おかしくなっちゃう。壊れちゃうからぁ!」

 サラの制止を聞かずケビンは一気に突き入れた。

「んはあぁぁ! ……入って……両方に入って……」

「さあ、俺に求められるということがどういうことか、忘れられないようにしっかりと刻み込んであげるよ」

 戸惑うサラを他所にケビンはストロークを開始して、サラへ新たな快感の扉を開かせるのであった。

「んんっ! ダメェェ、これはダメよ、ケビン! んあっ、あっ、あっ……」

「これはヤバイ……単純に感度が2倍になった感じだ」

「おかしくなっちゃう……おかしくなっちゃうのぉぉっ!」

 パンパンと鳴り響く室内でサラは悶えて、ケビンも愚息を増やしたことで受ける快感が増していき、いつもよりも早く絶頂へ導かれてしまう。

「くっ、出る」

「んあぁぁ――! あんっ、あんっ……止まってぇ、イキ狂いしちゃうからぁ……ひゃんっ、はぁ、あっ……イクッ――! らめぇ、もうらめなのぉ……」

「まだ刻みきれていないだろ?」

「刻まれたぁ、刻まれたからぁ! 私のおまんこもお尻もケビンの形になってるからぁ、ケビン専用になったからぁ……ひゃっ、イグッ――!」

 更にケビンは秘部側の愚息をスキルで長くしたら、外子宮口を抜け子宮頸管を通り内子宮口へ達すると、更に伸ばして子宮腔の中まで到達したら子宮底をトントンと刺激していく。

「んぐっ……入っで、入っでりゅ!? んあ"っ、あ"っ、イッ……イグッ――! ダメェ、赤ちゃんのお部屋をトントンしらいれぇ……しょこは赤ちゃんのためのお部屋なにょお……あ"っ、あ"っ、ん"っ、あ"んっ……」

「ここも俺専用にするから。それにこれが欲しかったんだろ? ソフィに聞いていた時に興味津々だったじゃないか」

「こんにゃになるって知らにゃかったもん……んひっ、ひゃっ、ひっ――! らめぇ……イクにょ止まんにゃいよぉ……ひゃっ、ん"っ、あ"っ……ひぐ――!」

「直接注ぎ込むからな……そら、イケっ!」

「ん"ひぃぃぃぃっ――! ……はぁはぁ……んんっ……お部屋の壁にドピュドピュかけられてりゅ……孕んじゃうぅぅ……」

「孕め、孕んじまえ!」

 ケビンは高まった興奮で荒い口調となり、未だに止まらない滾りを吐き出し続ける。

「孕みたい……赤ちゃんが欲しい……」

 それから幾度となくケビンとサラは絶頂を繰り返して、2人だけの時間が過ぎていく。

「もう、らめぇ……ケビンなしじゃ生きていない体にされちゃったぁ……」

「望むところだろ?」

 ひと時の休憩に入り愚息は入れたままにしておいて、ケビンとサラは抱き合っていた。

「しょうなのぉ……ケビン、だいしゅきぃぃ……私、頑張ってケビンの赤ちゃん産むのぉ……赤ちゃんのお部屋もケビン専用よぉ、もっといっぱいドピュドピュしてぇ……」

 散々ケビンから女として求められた結果、サラは甘々モードを通り越して激甘になってしまい、ひたすらケビンへ甘えていた。そんな様子が珍しくケビンもひたすら甘えさせていたのであった。
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