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親不孝?
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萩原さんが、「店長、次だな」と言った。
洋「結婚してないのは、親不孝なの?ですね。」
俺が言うと萩原さんが、「この問題は、独身の俺はさっさと答えておく。親不孝かはしらないが、俺は結婚という考え方が嫌いだ。」
洋「世の中の人に怒られそうな発言ですね。」
萩原「ハハハ、そうだろ。だが、俺は結婚は嫌いだ。みんなと笑って飯くって生きていきたいんだ。シェアハウスとかでもいいな。」
拝島「それって…。」拜島さんが何か言おうとした。
萩原「拜島、エロい事考えてたな?」
そう言われて、耳が赤くなった。考えてたんだ。
萩原「俺だって、この歳になるまで彼女だっていたさ。でもな、どうも興味がないんだよな。そんな事しなくても、いつも幸せなんだよな。」仙人みたいだなって思った俺の言葉を拜島さんが代弁してた。
拝島「仙人みたいだ。」
みんなその言葉に吹き出した。
萩原「ハハハ、仙人か。いい響きだな。」
的井さんが、手を上げた。
萩原さんは、どうぞと肩を叩く。
的井「私も結婚していないので先に話させていただきます。私は、両親が亡くなってからは一度も結婚したいと思っていません。私の中での結婚は、家同士がするものだという認識がありました。両親が亡くなった今、結婚をする意味が見つかりません。」と言い切った。すごいしっかりした考えだ。
拝島「じゃあ、的井も仙人?」
拜島さんの言葉に的井さんは笑って、「淳一の件があってから、私はそういう行為に嫌悪感を抱いています。だから、仙人に近づいていますかね」と言った。
俺が持ってきたディスクのせいで余計にそうなったのではないだろうか…。
拜島さんは、なるほどねって顔をしていた。
洋「じゃあ、俺も。俺は結婚は怖いからしたくない気持ちが強い。それに、見せる人もいないから…。だから、親不孝とかってのは俺もわからないな。もう、いないから」
そう言った俺に灰谷さんが、「親不孝なのは、私ですね。双方の両親に紹介して婚約をしていたのに破棄しましたから…。」と言った。
拜島「次は、見せれるだろ?」
灰谷「見せたくても、父は亡くなりましたから」と目を伏せた。
拝島「なんで?いつ?おじさん亡くなったんだよ。」
灰谷「婚約破棄をした、翌年です。突然亡くなりました。どうやら、毎日寝れてなかったようです。社長から言われて、破棄をしたのですが、父はその事が許せなかったようでした。」灰谷さんの目から涙が流れる。
灰谷「特別な家庭だから仕方ない事だと言ったのですが、灰谷家に産んですまなかったと会う度何度も謝るのです。一人息子が、初めて結婚を決めたのに叶えてあげられなかったと責めていました。だから、私が親不孝な人間ですよ。」そう言って拜島さんを見た。
少しだけ、拜島さんは考えてから
拝島「この話が一番みんなを不幸にする」と言った。
萩原「じゃあ、もう解決か?」
拝島「うん、それでいい。灰谷さんが泣いてるから」
灰谷「大丈夫ですよ。私は、芦野君のお陰で彼女と結婚できますから」
拝島「同じ人なのか?」
灰谷「はい、そうですよ。」
拝島「なんだ、じゃあ親不孝ではないよ。」そう言って拜島さんは間違ってビールを飲んだ。
拝島「ウェー。拓人、未成年になにするんだ。」怒ってビールを萩原さんに渡した。
萩原「勝手に飲んだんだろうよ。」
拝島「私の近くに置いてるからだ」
萩原さんと拜島さん、見てるの飽きないわ。
何か、すごい楽しい。
萩原「店長、次が最後だな」
洋「はい。」
そう言って俺は、話し出す。
洋「結婚してないのは、親不孝なの?ですね。」
俺が言うと萩原さんが、「この問題は、独身の俺はさっさと答えておく。親不孝かはしらないが、俺は結婚という考え方が嫌いだ。」
洋「世の中の人に怒られそうな発言ですね。」
萩原「ハハハ、そうだろ。だが、俺は結婚は嫌いだ。みんなと笑って飯くって生きていきたいんだ。シェアハウスとかでもいいな。」
拝島「それって…。」拜島さんが何か言おうとした。
萩原「拜島、エロい事考えてたな?」
そう言われて、耳が赤くなった。考えてたんだ。
萩原「俺だって、この歳になるまで彼女だっていたさ。でもな、どうも興味がないんだよな。そんな事しなくても、いつも幸せなんだよな。」仙人みたいだなって思った俺の言葉を拜島さんが代弁してた。
拝島「仙人みたいだ。」
みんなその言葉に吹き出した。
萩原「ハハハ、仙人か。いい響きだな。」
的井さんが、手を上げた。
萩原さんは、どうぞと肩を叩く。
的井「私も結婚していないので先に話させていただきます。私は、両親が亡くなってからは一度も結婚したいと思っていません。私の中での結婚は、家同士がするものだという認識がありました。両親が亡くなった今、結婚をする意味が見つかりません。」と言い切った。すごいしっかりした考えだ。
拝島「じゃあ、的井も仙人?」
拜島さんの言葉に的井さんは笑って、「淳一の件があってから、私はそういう行為に嫌悪感を抱いています。だから、仙人に近づいていますかね」と言った。
俺が持ってきたディスクのせいで余計にそうなったのではないだろうか…。
拜島さんは、なるほどねって顔をしていた。
洋「じゃあ、俺も。俺は結婚は怖いからしたくない気持ちが強い。それに、見せる人もいないから…。だから、親不孝とかってのは俺もわからないな。もう、いないから」
そう言った俺に灰谷さんが、「親不孝なのは、私ですね。双方の両親に紹介して婚約をしていたのに破棄しましたから…。」と言った。
拜島「次は、見せれるだろ?」
灰谷「見せたくても、父は亡くなりましたから」と目を伏せた。
拝島「なんで?いつ?おじさん亡くなったんだよ。」
灰谷「婚約破棄をした、翌年です。突然亡くなりました。どうやら、毎日寝れてなかったようです。社長から言われて、破棄をしたのですが、父はその事が許せなかったようでした。」灰谷さんの目から涙が流れる。
灰谷「特別な家庭だから仕方ない事だと言ったのですが、灰谷家に産んですまなかったと会う度何度も謝るのです。一人息子が、初めて結婚を決めたのに叶えてあげられなかったと責めていました。だから、私が親不孝な人間ですよ。」そう言って拜島さんを見た。
少しだけ、拜島さんは考えてから
拝島「この話が一番みんなを不幸にする」と言った。
萩原「じゃあ、もう解決か?」
拝島「うん、それでいい。灰谷さんが泣いてるから」
灰谷「大丈夫ですよ。私は、芦野君のお陰で彼女と結婚できますから」
拝島「同じ人なのか?」
灰谷「はい、そうですよ。」
拝島「なんだ、じゃあ親不孝ではないよ。」そう言って拜島さんは間違ってビールを飲んだ。
拝島「ウェー。拓人、未成年になにするんだ。」怒ってビールを萩原さんに渡した。
萩原「勝手に飲んだんだろうよ。」
拝島「私の近くに置いてるからだ」
萩原さんと拜島さん、見てるの飽きないわ。
何か、すごい楽しい。
萩原「店長、次が最後だな」
洋「はい。」
そう言って俺は、話し出す。
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