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新しい未来へ~互いを救ってくれた愛と共に…。~【凛と拓夢の話3】

PV撮影…【凛と拓夢】

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私は、拓夢を見つめていた。

「ありがとう、拓夢」

「終わったら、話したい」

「うん」

私の言葉に、拓夢はそっと手を掴んでくる。

「拓夢……」

「ありがとう、凛」

そう言って、拓夢は私を見つめていた。

♡♡♡♡♡♡

「撮影に入るよ」

相沢さんの言葉に、俺は凛から手を離していた。

「クラッカー回収するから」

そう言われて、相沢さんにクラッカーを渡した。

俺達は、撮影場所に移動する。

「SNOWROSEの皆さん、こちらに」

そう言われて、俺達はメイクをされて衣装を着替える。

「砂浜で、こっちからこっちに歩きます」

「行きます」

そう言われて、音楽が流れる。

俺は、口ずさむように口を動かしながら歩く。

「OKです。次は、凛さんとすれ違います。行きますよ」

そうやって、何度も何度もシーンを撮影した。

「お疲れさまでした」

「お疲れさま」

撮影が終わった頃には、海を夕日が染めていた。

♡♡♡♡♡♡

「あのさ、凛」

撮影が終わって、拓夢に話しかけられた。

「何?」

「着替えてから、少しだけ話せるかな?」

「わかった」

私は、そう言って笑った。

「じゃあ、後で」

「うん」

私と拓夢は、離れた。

「凛ちゃん、着替えに行こう」

「うん」

「たくむんと少し話す?」

「そうしたいみたいだった」

「いいんじゃない」

「時間、大丈夫かな?」

「大丈夫だよ!理沙も優太と話したいって相沢さんに頼んだから」

そう言って、理沙ちゃんが笑ってくれる。

「それなら、よかった」

「うん」

私と理沙ちゃんは、服を着替えに行った。

「お疲れさまでした」

「お疲れさまです」

私達は、頭を下げた。

「行こう」

「うん」

さっきの場所に、理沙ちゃんと二人で戻っていく。

♡♡♡♡♡

俺は、メンバーと着替えに行く。

「拓夢、凛さんと話すのか?」

「うん、そのつもり何だけど…」

「そっか!じゃあ、終わったら、一緒に帰ろう」

まっつんは、さっきのプロポーズが成功したからか、晴れやかな顔をしていた。

「俺としゅんは、笹塚さんに送ってもらうわ」

かねやんは、着替え終わってそう言った。

「うん、わかった」

「しかし、よかったな!まっつん」

「ああ」

「運命は、作るものって言葉痺れたよねー」

「確かにな」

三人は、暫く話していた。

「じゃあ、行くわ」

かねやんは、そう言って荷物を持った。

「また、明日ね」

「うん、また」

「気をつけて」

「じゃあな」

かねやんとしゅんは、そう言っていなくなった。

「拓夢、行こう」

「うん」

俺とまっつんは、そう言って出て行く。

「諦めてたんだよ。本当は…」

まっつんは、歩きながらそう言った。

「うん」

「運命のせいにしたら、凄く楽だったんだ」

「それわかるよ」

まっつんは、俺の言葉に頷いて笑った。

「じゃあ、後でな」

「うん」

さっきの場所に着くと凛と理沙ちゃんがいた。まっつんは、理沙ちゃんの所へ行った。

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