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エピローグ【凛の話1】
初めましての食事会
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「入れないか、聞いてくるよ」
「わかった」
そう言って、龍ちゃんはお店に入って行った。
「凛ちゃん」
龍ちゃんがいなくなって、理沙ちゃんが私に声をかけてくる。
「うん」
「めちゃくちゃ、いい旦那さんだね」
「そんな事ないよ」
私は、手を左右に振る。
「いや、あるよ!それに、凛ちゃんの事が凄い好きなの伝わってくる。浮気なんかしてないよ」
理沙ちゃんは、そう言って私の肩を叩いてくれる。
「それを、決めるのは早すぎない?まだ、相手にも会ってないし」
「会わなくたってわかるよ!みるからにいい人だよ!ないよ!ないない。浮気なんかしたら、すぐに態度にでそうだもん」
理沙ちゃんは、そう言って手を横に振ってる。確かにそうだ。龍ちゃんは、態度に出る気がする。
「でも、わからないよ。私だって嘘ついてるから」
そう!それは、今までの話。私だって、龍ちゃんに嘘をついてる。
「わかった!ちゃんと、ご飯食べながら見るから!任せて」
理沙ちゃんは、そう言いながらオッケーサインをしてくれる。
「うん」
私がそう言った瞬間に龍ちゃんは、戻ってきた。
「もう、入れるって」
「わかった!行こっか、理沙ちゃん」
「うん」
私達三人は、店内に入る。
「いらっしゃいませ」
店員さんは、私達を案内してくれる。
「お飲み物は、どうなさいますか?」
「全員揃ってからでお願いします」
「かしこまりました。失礼します」
そう言って、店員さんはいなくなった。
「凄い、おしゃれだね」
理沙ちゃんは、目を輝かせながら見つめている。
「そうだよね!」
ここは、一つ一つ、個室になっている居酒屋だった。私達が通されたのは、テーブル席だった。仕切りやついたてじゃなく完全に扉がついている。龍ちゃんが、調べて連れてきてくれた。
「どれくらい来てるの?」
「月に、二回から三回ぐらいかな」
「そんなに来てるの!凄いねー」
理沙ちゃんは、そう言いながらメニューを見ている。
「最近、ほら、夜ランチってのも出来たから」
「本当!でも、どうして?」
「若い人にも来て欲しいんだって」
私は、理沙ちゃんにそう言って笑った。
「今日は、値段は気にしないで好きなもの食べて下さい」
龍ちゃんの言葉に理沙ちゃんは、驚いた顔をしたし、私も驚いた顔をした。
「いや、せっかくだから…。ちゃんとお金おろしてきたから!大丈夫だよ!凛まで、そんな顔しなくて」
龍ちゃんは、隣に座る私に笑いながら言った。何かの罪滅ぼしかと思って驚いた。
「すみません。遅くなりました」
私と理沙ちゃんと龍ちゃんは、その声の人を見つめる。まっつんさんが、現れた。
「雨、降ってたの?」
「うん、さっきね」
理沙ちゃんがハンカチを出すより先に店員さんがタオルを渡していた。
「ありがとうございます」
「いえ、お気になさらずに…。お飲み物は、どうなさいますか?」
「ビールでいいですか?」
「はい」
みんなが頷いて、龍ちゃんはビールを4つ注文した。
「わかった」
そう言って、龍ちゃんはお店に入って行った。
「凛ちゃん」
龍ちゃんがいなくなって、理沙ちゃんが私に声をかけてくる。
「うん」
「めちゃくちゃ、いい旦那さんだね」
「そんな事ないよ」
私は、手を左右に振る。
「いや、あるよ!それに、凛ちゃんの事が凄い好きなの伝わってくる。浮気なんかしてないよ」
理沙ちゃんは、そう言って私の肩を叩いてくれる。
「それを、決めるのは早すぎない?まだ、相手にも会ってないし」
「会わなくたってわかるよ!みるからにいい人だよ!ないよ!ないない。浮気なんかしたら、すぐに態度にでそうだもん」
理沙ちゃんは、そう言って手を横に振ってる。確かにそうだ。龍ちゃんは、態度に出る気がする。
「でも、わからないよ。私だって嘘ついてるから」
そう!それは、今までの話。私だって、龍ちゃんに嘘をついてる。
「わかった!ちゃんと、ご飯食べながら見るから!任せて」
理沙ちゃんは、そう言いながらオッケーサインをしてくれる。
「うん」
私がそう言った瞬間に龍ちゃんは、戻ってきた。
「もう、入れるって」
「わかった!行こっか、理沙ちゃん」
「うん」
私達三人は、店内に入る。
「いらっしゃいませ」
店員さんは、私達を案内してくれる。
「お飲み物は、どうなさいますか?」
「全員揃ってからでお願いします」
「かしこまりました。失礼します」
そう言って、店員さんはいなくなった。
「凄い、おしゃれだね」
理沙ちゃんは、目を輝かせながら見つめている。
「そうだよね!」
ここは、一つ一つ、個室になっている居酒屋だった。私達が通されたのは、テーブル席だった。仕切りやついたてじゃなく完全に扉がついている。龍ちゃんが、調べて連れてきてくれた。
「どれくらい来てるの?」
「月に、二回から三回ぐらいかな」
「そんなに来てるの!凄いねー」
理沙ちゃんは、そう言いながらメニューを見ている。
「最近、ほら、夜ランチってのも出来たから」
「本当!でも、どうして?」
「若い人にも来て欲しいんだって」
私は、理沙ちゃんにそう言って笑った。
「今日は、値段は気にしないで好きなもの食べて下さい」
龍ちゃんの言葉に理沙ちゃんは、驚いた顔をしたし、私も驚いた顔をした。
「いや、せっかくだから…。ちゃんとお金おろしてきたから!大丈夫だよ!凛まで、そんな顔しなくて」
龍ちゃんは、隣に座る私に笑いながら言った。何かの罪滅ぼしかと思って驚いた。
「すみません。遅くなりました」
私と理沙ちゃんと龍ちゃんは、その声の人を見つめる。まっつんさんが、現れた。
「雨、降ってたの?」
「うん、さっきね」
理沙ちゃんがハンカチを出すより先に店員さんがタオルを渡していた。
「ありがとうございます」
「いえ、お気になさらずに…。お飲み物は、どうなさいますか?」
「ビールでいいですか?」
「はい」
みんなが頷いて、龍ちゃんはビールを4つ注文した。
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