24 / 26
24、ねこ姉さんが性教育とばかりにえぐり倒して来る
しおりを挟む
「ねーえ? ちーちゃんってサ、トゲあるノ?」
閉店したcafeだんでらいおんのカウンター内で明日用のガトーショコラを作りながらニーニャさんが突然そんな事を言い出すもんだから、金属のお盆が床に落ちたものすごい音が響く。
そりゃそんな事を私の前で聞かれたら動揺するでしょう。
持っていたお盆を取り落とした事に構う事なくニーニャさんを見る、千秋さんの驚愕の表情はそれはもう、壮絶だった。
「ニーニャ!」
制止するように名を呼ぶ千秋さんと、対して「そんな態度の意味が分からない」とばかりに怪訝そうな顔のニーニャさん。
「だって大事なことでショ。ねぇ? 奈々?」
って、こっちにそれを振りますか!
まぁ知ってるけどね!
確かに大事ではあると思うよ!?
あれだよね!
はい、生物学的な話ですからね。
さらっとちゃっちゃか行きますよ。
めす猫が交尾終了と同時に「こンのヘタクソが!」と言わんばかりにブチ切れでおす猫に高速猫パンチを繰り出す、その原因。
その話をしてるんだよね、ニーニャさん!
はい、正解は「猫は痛みによって排卵する刺激排卵をする動物だから」です!
おす猫の性器には排卵を促すための「かえり」がついてて、それが抜く時に痛くてブチ切れるという。
うん、若い女の子向け雑誌のそういう特集の時は毎回取り上げられている、ある意味定番の話題なので。
「あー……まぁ、知識としては」
なんだろう、この終わった感。
キツイ。
「ニーニャ、お前もう上がれ」
千秋さんは脱力を隠せない様子で追いやるように手を振った。それはまさに猫をしっしと追い払うような仕草で、千秋さんのダメージの大きさを物語ってる。
それなのに、ニーニャさんはまだおさまらなかった。
「え、ちーちゃんお店に置いてる雑誌読んでないの? 若い女の子向けの雑誌によく出てるよ。恋愛特集とか。読んどいたらいいよ。奈々の知識がどんなもんか分かると思うよ」
分かってる。
ニーニャさんが純粋な気持ちで言ってくれてるのは分かってるよ。
こっちの皆さんにしたら大事なことで、ごくごく普通の話なんでしょうとは思いますよ!
こっちもすっかり失念してたから、この先気付いて悩む事になるのも目に見えてるけど!
でも!
こんな、「私、何か姐さんの気に障るような事しましたか」ってくらいえげつない目に遭ってる気になるのも仕方ないと思うんだよね!
「よし、あとは焼きあがりを待つだけだから帰るワ。ちーちゃん、焼きあがったら粗熱とって冷やしといてね」
オーブンを閉めてやっとエプロンを外すニーニャさんに、千秋さんは恨みがましい視線を送っている。
「おつかれさん」
上着を羽織ってマフラーを巻くニーニャさんを、脱力しきった様子でそれでも労うところが千秋さんらしい。
「じゃ、また明日ネ。あーさっむ! やっぱこっちの冬は寒いわネ」
ニーニャさんは表通りに面するドアを開けると同時に、寒そうに肩をすくめた。にゃんこさんは暑い寒いに素直だもんね。
「あ。奈々、外見てみなさいよ。すっごい夕日が綺麗ヨ」
つられて窓の外を見れば、向かいの壁なんかが真っ赤になっている。
ニーニャさんが言うようにそれはものすごく綺麗だったけど━━
あの話題の後に二人残されたこの状況。
「えーっと……、前も言った気がするけどヒトの方が強いから」
優しくて律儀な千秋さんはそれは言いにくそうに、ぎこちなく言ってくれたので何とか私も返答しようと頑張った結果。
「え、あ、はい、かしこまり……ました?」
あ、今の。
間違いなく違うね!
ものすごく頑張って言ってくれたのは分かるけど、その優しさがなんとも申し訳なく、その後千秋さんとの間に自然と落ちてしまった何とも言えない沈黙は、当然ながら払拭出来るはずがなかった。
その後、たどたどしい態度で別れて帰宅する途中。
今夜は雨になりそうだなと裏庭の物干しにかかったままのハンガーや洗濯ばさみの籠を軒下に入れていたら、近所のひつじ頭のメリーお婆ちゃんが通りかかってにこにこと手を振ってくれた。
「奈々ちゃん、今年は千秋さんの所で冬ごもりですって? 良かったわねぇ」
やっぱりにこにこ。
絵本に出てくるようなふくよかな体型の、優しい顔立ちのひつじのお婆ちゃんのニコニコ顔はとても癒されるものがあるけど、そのセリフは私を固まらせた。
まだ両親と、ニーニャさんにしか言ってないはずなのに。
「スーパーでお母さんに会った時、嬉しそうに言ってらしたのよ」
にこにこ。
「『今年は娘がいないからいつもより贅沢する気なのよ』って」
……お母さん。
スーパーのレジは店長夫人のオウムさんがやってらして、オウムの奥さんと仲良しの常連さんは九官鳥のおばさんじゃない?
知ってるよね?
そう言えば「ロブスターの追加しといたわよ」って言ってたけど、それってスーパーに行った時の事だよね?
オウムのご夫婦の営むスーパーはこの辺りでは一番大きくて、猫も杓子もみんな利用するという状態からして━━私の冬ごもりの予定は早々に知れ渡っていた。
隠す気は無かったけどさ。
冬ごもり前にこれはなくない?
26になったとはいえ、一応花も恥じらう嫁入り前の娘の「冬ごもりの夜」の予定なんですけど。
そっちがそのつもりなら、じゃないけど開き直って千秋さんとお出かけする時は堂々と手をつなぐようになった。
まあ「壁に耳あり障子に目あり」、ならぬ「ウサギの耳あり猛禽類の目あり」なこの世界。
時間の問題だったってもんだと自分に言い聞かせて乗り切った。
*********
大変お待たせしました。
残り二話、次回よりRシーンです。
閉店したcafeだんでらいおんのカウンター内で明日用のガトーショコラを作りながらニーニャさんが突然そんな事を言い出すもんだから、金属のお盆が床に落ちたものすごい音が響く。
そりゃそんな事を私の前で聞かれたら動揺するでしょう。
持っていたお盆を取り落とした事に構う事なくニーニャさんを見る、千秋さんの驚愕の表情はそれはもう、壮絶だった。
「ニーニャ!」
制止するように名を呼ぶ千秋さんと、対して「そんな態度の意味が分からない」とばかりに怪訝そうな顔のニーニャさん。
「だって大事なことでショ。ねぇ? 奈々?」
って、こっちにそれを振りますか!
まぁ知ってるけどね!
確かに大事ではあると思うよ!?
あれだよね!
はい、生物学的な話ですからね。
さらっとちゃっちゃか行きますよ。
めす猫が交尾終了と同時に「こンのヘタクソが!」と言わんばかりにブチ切れでおす猫に高速猫パンチを繰り出す、その原因。
その話をしてるんだよね、ニーニャさん!
はい、正解は「猫は痛みによって排卵する刺激排卵をする動物だから」です!
おす猫の性器には排卵を促すための「かえり」がついてて、それが抜く時に痛くてブチ切れるという。
うん、若い女の子向け雑誌のそういう特集の時は毎回取り上げられている、ある意味定番の話題なので。
「あー……まぁ、知識としては」
なんだろう、この終わった感。
キツイ。
「ニーニャ、お前もう上がれ」
千秋さんは脱力を隠せない様子で追いやるように手を振った。それはまさに猫をしっしと追い払うような仕草で、千秋さんのダメージの大きさを物語ってる。
それなのに、ニーニャさんはまだおさまらなかった。
「え、ちーちゃんお店に置いてる雑誌読んでないの? 若い女の子向けの雑誌によく出てるよ。恋愛特集とか。読んどいたらいいよ。奈々の知識がどんなもんか分かると思うよ」
分かってる。
ニーニャさんが純粋な気持ちで言ってくれてるのは分かってるよ。
こっちの皆さんにしたら大事なことで、ごくごく普通の話なんでしょうとは思いますよ!
こっちもすっかり失念してたから、この先気付いて悩む事になるのも目に見えてるけど!
でも!
こんな、「私、何か姐さんの気に障るような事しましたか」ってくらいえげつない目に遭ってる気になるのも仕方ないと思うんだよね!
「よし、あとは焼きあがりを待つだけだから帰るワ。ちーちゃん、焼きあがったら粗熱とって冷やしといてね」
オーブンを閉めてやっとエプロンを外すニーニャさんに、千秋さんは恨みがましい視線を送っている。
「おつかれさん」
上着を羽織ってマフラーを巻くニーニャさんを、脱力しきった様子でそれでも労うところが千秋さんらしい。
「じゃ、また明日ネ。あーさっむ! やっぱこっちの冬は寒いわネ」
ニーニャさんは表通りに面するドアを開けると同時に、寒そうに肩をすくめた。にゃんこさんは暑い寒いに素直だもんね。
「あ。奈々、外見てみなさいよ。すっごい夕日が綺麗ヨ」
つられて窓の外を見れば、向かいの壁なんかが真っ赤になっている。
ニーニャさんが言うようにそれはものすごく綺麗だったけど━━
あの話題の後に二人残されたこの状況。
「えーっと……、前も言った気がするけどヒトの方が強いから」
優しくて律儀な千秋さんはそれは言いにくそうに、ぎこちなく言ってくれたので何とか私も返答しようと頑張った結果。
「え、あ、はい、かしこまり……ました?」
あ、今の。
間違いなく違うね!
ものすごく頑張って言ってくれたのは分かるけど、その優しさがなんとも申し訳なく、その後千秋さんとの間に自然と落ちてしまった何とも言えない沈黙は、当然ながら払拭出来るはずがなかった。
その後、たどたどしい態度で別れて帰宅する途中。
今夜は雨になりそうだなと裏庭の物干しにかかったままのハンガーや洗濯ばさみの籠を軒下に入れていたら、近所のひつじ頭のメリーお婆ちゃんが通りかかってにこにこと手を振ってくれた。
「奈々ちゃん、今年は千秋さんの所で冬ごもりですって? 良かったわねぇ」
やっぱりにこにこ。
絵本に出てくるようなふくよかな体型の、優しい顔立ちのひつじのお婆ちゃんのニコニコ顔はとても癒されるものがあるけど、そのセリフは私を固まらせた。
まだ両親と、ニーニャさんにしか言ってないはずなのに。
「スーパーでお母さんに会った時、嬉しそうに言ってらしたのよ」
にこにこ。
「『今年は娘がいないからいつもより贅沢する気なのよ』って」
……お母さん。
スーパーのレジは店長夫人のオウムさんがやってらして、オウムの奥さんと仲良しの常連さんは九官鳥のおばさんじゃない?
知ってるよね?
そう言えば「ロブスターの追加しといたわよ」って言ってたけど、それってスーパーに行った時の事だよね?
オウムのご夫婦の営むスーパーはこの辺りでは一番大きくて、猫も杓子もみんな利用するという状態からして━━私の冬ごもりの予定は早々に知れ渡っていた。
隠す気は無かったけどさ。
冬ごもり前にこれはなくない?
26になったとはいえ、一応花も恥じらう嫁入り前の娘の「冬ごもりの夜」の予定なんですけど。
そっちがそのつもりなら、じゃないけど開き直って千秋さんとお出かけする時は堂々と手をつなぐようになった。
まあ「壁に耳あり障子に目あり」、ならぬ「ウサギの耳あり猛禽類の目あり」なこの世界。
時間の問題だったってもんだと自分に言い聞かせて乗り切った。
*********
大変お待たせしました。
残り二話、次回よりRシーンです。
0
お気に入りに追加
114
あなたにおすすめの小説
【R18】××××で魔力供給をする世界に聖女として転移して、イケメン魔法使いに甘やかされ抱かれる話
もなか
恋愛
目を覚ますと、金髪碧眼のイケメン──アースに抱かれていた。
詳しく話を聞くに、どうやら、私は魔法がある異世界に聖女として転移をしてきたようだ。
え? この世界、魔法を使うためには、魔力供給をしなきゃいけないんですか?
え? 魔力供給って、××××しなきゃいけないんですか?
え? 私、アースさん専用の聖女なんですか?
魔力供給(性行為)をしなきゃいけない聖女が、イケメン魔法使いに甘やかされ、快楽の日々に溺れる物語──。
※n番煎じの魔力供給もの。18禁シーンばかりの変態度高めな物語です。
※ムーンライトノベルズにも載せております。ムーンライトノベルズさんの方は、題名が少し変わっております。
※ヒーローが変態です。ヒロインはちょろいです。
R18作品です。18歳未満の方(高校生も含む)の閲覧は、御遠慮ください。
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
男女比が偏っている異世界に転移して逆ハーレムを築いた、その後の話
やなぎ怜
恋愛
花嫁探しのために異世界から集団で拉致されてきた少女たちのひとりであるユーリ。それがハルの妻である。色々あって学生結婚し、ハルより年上のユーリはすでに学園を卒業している。この世界は著しく男女比が偏っているから、ユーリには他にも夫がいる。ならば負けないようにストレートに好意を示すべきだが、スラム育ちで口が悪いハルは素直な感情表現を苦手としており、そのことをもどかしく思っていた。そんな中でも、妊娠適正年齢の始まりとして定められている二〇歳の誕生日――有り体に言ってしまえば「子作り解禁日」をユーリが迎える日は近づく。それとは別に、ユーリたち拉致被害者が元の世界に帰れるかもしれないという噂も立ち……。
順風満帆に見えた一家に、ささやかな波風が立つ二日間のお話。
※作品の性質上、露骨に性的な話題が出てきます。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
落ちこぼれ魔法少女が敵対する悪魔の溺愛エッチで処女喪失する話
あらら
恋愛
魔法使いと悪魔が対立する世界で、
落ちこぼれの魔法少女が敵側の王子様に絆されて甘々えっちする話。
露出表現、人前でのプレイあり
異世界転移したら、推しのガチムチ騎士団長様の性癖が止まりません
冬見 六花
恋愛
旧題:ロングヘア=美人の世界にショートカットの私が転移したら推しのガチムチ騎士団長様の性癖が開花した件
異世界転移したアユミが行き着いた世界は、ロングヘアが美人とされている世界だった。
ショートカットのために醜女&珍獣扱いされたアユミを助けてくれたのはガチムチの騎士団長のウィルフレッド。
「…え、ちょっと待って。騎士団長めちゃくちゃドタイプなんですけど!」
でもこの世界ではとんでもないほどのブスの私を好きになってくれるわけない…。
それならイケメン騎士団長様の推し活に専念しますか!
―――――【筋肉フェチの推し活充女アユミ × アユミが現れて突如として自分の性癖が目覚めてしまったガチムチ騎士団長様】
そんな2人の山なし谷なしイチャイチャエッチラブコメ。
●ムーンライトノベルズで掲載していたものをより糖度高めに改稿してます。
●11/6本編完結しました。番外編はゆっくり投稿します。
●11/12番外編もすべて完結しました!
●ノーチェブックス様より書籍化します!
男女比がおかしい世界にオタクが放り込まれました
かたつむり
恋愛
主人公の本条 まつりはある日目覚めたら男女比が40:1の世界に転生してしまっていた。
「日本」とは似てるようで違う世界。なんてったって私の推しキャラが存在してない。生きていけるのか????私。無理じゃね?
周りの溺愛具合にちょっぴり引きつつ、なんだかんだで楽しく過ごしたが、高校に入学するとそこには前世の推しキャラそっくりの男の子。まじかよやったぜ。
※この作品の人物および設定は完全フィクションです
※特に内容に影響が無ければサイレント編集しています。
※一応短編にはしていますがノープランなのでどうなるかわかりません。(2021/8/16 長編に変更しました。)
※処女作ですのでご指摘等頂けると幸いです。
※作者の好みで出来ておりますのでご都合展開しかないと思われます。ご了承下さい。
気付いたら異世界の娼館に売られていたけど、なんだかんだ美男子に救われる話。
sorato
恋愛
20歳女、東京出身。親も彼氏もおらずブラック企業で働く日和は、ある日突然異世界へと転移していた。それも、気を失っている内に。
気付いたときには既に娼館に売られた後。娼館の店主にお薦め客候補の姿絵を見せられるが、どの客も生理的に受け付けない男ばかり。そんな中、日和が目をつけたのは絶世の美男子であるヨルクという男で――……。
※男は太っていて脂ぎっている方がより素晴らしいとされ、女は細く印象の薄い方がより美しいとされる美醜逆転的な概念の異世界でのお話です。
!直接的な行為の描写はありませんが、そういうことを匂わす言葉はたくさん出てきますのでR15指定しています。苦手な方はバックしてください。
※小説家になろうさんでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる