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3、まだメスには堕ちない※
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「空イキなんてした事ねーよな? 楽しみだな」
理性よりも快楽を優先させる太吾の事だ。病みつきになるだろう事は火を見るよりも明らかだった。
太吾もその自覚はある。否、この男に自覚させられた。
だから強すぎる快感に怖くなる。しかし同時にやはり興味を持ってしまうのが太吾という男だった。
そして立花はやはり巧みだった。
「お? 奥が降りてきてんぞ」
乳首を扱かれ、おかしそうに笑われながらゴツゴツと最奥を責められる。
「んなワケあるか、馬鹿が」そう虚勢を張って悪態をついたつもりだったが━━
「そんな゛ワケぇ゛ぇぇ、ない゛ぃ゛ぃぃ! ばかぁぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁん!」
絶頂とともに発した声は実に情けないものだった。
「ハッっ、いいイキっぷりだな。絶対こっちの方が向いてるって」
うしろへの刺激だけで射精を果たした衝撃に、立花の言葉に反応を返す事もままならない。
そんな太吾に実に満足そうに笑みを浮かべた立花は、その後も手を緩めることはなかった。
白いもちもちとした肩と二の腕。うっすらとしたふくらみを持つ胸と緩んだ腹。立花は脱力した太吾の腕を引っ張って上半身を上げさせるとやすやすと対面座位に持って行く。
「うあっ、」
絶頂の余韻の残る胎内の剛芯の角度が変わった刺激に太吾は呻き、立花は目の前にある肩に歯を立てた。
「っああぁっ!」
甘噛みではあったが太吾の内壁が立花を締め付ける。果てたはずの太吾の雄芯はまた芯を持ち始めていた。
「噛まれておっ立てるわ、締まるわ。ガチかよ」
笑いながら立花は重量感があるはずの太吾をいともたやすく揺らす。前立腺を重点的に責めてやれば太吾の声はもはや意味をなさず、咥内を蹂躙され口角からこぼれた涎もそのままだった。
それをべろりと舐めた立花はたまらないように呟く。
「あーもう、ホントうまそう」
立花のそれを聞いて太吾は急激に思考を取り戻し、愕然とした。
だって、もうすでに食っているのに。
まさか━━
「おま、カニ……っ」
ナントカか、と太吾は言いかけたが立花はそこで喉で笑った。
「蟹食わせろって? 安いんだか高いんだか」
人肉嗜食ではない立花は笑ってまた奥を狙って腰を突き上げ、最早立花にしがみつくようにそれを受け入れる太吾もまた、その動きに合わせるようになっていた。
「あ、あ・あ・あ・い、すげ、なんだこれ、ヤベ」
腰を引くのも、突き出すのも両者タイミングがぴったりと合う事でより深い挿入を果たす。乱暴に奥を殴るように強く突かれ、その度に意識が飛びそうになるのにやめられない。
「まじかよ」
立花が驚いたように言って苦笑した。この男はずっと楽しそうだ。実に楽しそうに太吾を弄り犯す。
「お前のなかすげぇな。うねって絡みついてくる。名器かよ」
蔑みにも、心からの感嘆にも聞こえたそれに反論する気も起きず、もっともっとと貪欲に求める身体を太吾は止める事が出来ない。
立花は頃合いかと唇を舐め、強く腰を遣いより奥へと先端をねじ込ませた。
「あッ、あああッっ! イヤだ! そこ! やめろ! 奥やめッ! いや・イヤだぁぁ!」
奥を嵌め込むように捏ねられた時、あまりに強すぎる未知の刺激に恐怖を覚えた太吾は突如暴れ出した。逃れようとする太吾に立花は笑みを深くする。
「いやじゃないだろ、太吾」
ある意味素直になった太吾をやすやすと抑え込んだ立花はその体を乱暴にベッドに押し倒す。
指を埋め込ませるように太吾の肉付きの良い腰をつかむと、ここかとばかりに立花は猛然と腰を振った。
「ほらっ、奥にぶち込んでやるからしっかり締めとけよ」
「あああ! つよ! あう゛! あ゛ぁ! 待って! ムリムリムリぃッ」
危機感さえ感じた太吾が悲鳴を上げたが立花は聞く耳を持たなかった。体重以上の圧をもってシーツに押しつけ、毒物に近い依存性を叩きこむように奥を容赦なく犯す。
立花の逞しい体からも、快楽からも逃れられないと思い知らされ追い詰められるやり方。それは俗に言う種付けプレスであったが太吾にそれを認識する余裕などない。
「あ、ア、ぁ゛ぐ、んンンンンンンンン━━ッ!!」
強烈な絶頂に最後は射精したか否か、それさえも太吾には分からなかった。
※※
受け入れる側は初心者だというのに散々な抱かれ方をした。
これまで立花はいつも帰宅するのでそれまではと耐えたのに、昨夜は帰宅する事はなかった。
翌朝九時近くになって同じベッドで目覚め、隣に眠る筋肉男の寝顔にイラッとする。腰と後孔は当然痛い。それどころかその他全身も筋肉痛らしい痛みがある。
それでも体に鞭打って起きようとすると逞しい腕がそれを邪魔した。
抱き寄せて寝直そうとする立花に抵抗するが、体格差にあっさりと背後から抱きこまれてしまう。
「離せよ」
太吾は不機嫌を隠さなかった。
立花はそんな太吾の後ろ首の下に鼻をうずめぐりぐりと堪能し、柔らかくてふわふわな胸や腹の肉を撫でたり軽く揉んだりと堪能している。
「機嫌悪いな。悪くなかったと思うけど」
そうは言うが言外に「良かっただろう」と決めつけているのが分かって本当に腹が立つ。
しかし否定できなかった。「空イキまでしてたのに」とぼそりと言われればなおさらだ。
立花の言う通り内側に叩きこまれる快楽はこれまでで一番すごかった。
考えただけで昨日責めたおされ、快感を拾うように仕込まれた最奥が疼く。そこはそんな器官ではなかったはずなのに。
昨夜の余韻の残る胎内の奥壁を意識してしまうとすでに朝の生理現象を起こしている自身にさらに血が集まった。
ペットを愛でるような手付きがねっとりといやらしいものに変わり、肩甲骨の上の肉に吸い跡をつけられる。
そこなら服を着れば他人に見られる事はないだろう、そう思った自分が嫌だった。
そして何度も噛まれた昨夜の感覚がよみがえる。激痛を伴うようなものはなく、甘噛みから少しの痛みを感じるものまで何回も繰り返され、その度に体は本人の意志とは裏腹に甘いく鋭い刺激に震えたのだ。
なじられて噛まれないと興奮しなくなったらどうするんだ。あれナシではいられない体になったのではないかと正直怖い。
「期待してるな」
「うっせーよ、んなワケあるか。さっさと仕事行けよ」
「まだ大丈夫」
立花の穏やかな声に油断していた。いきなりつままれた乳首を強く潰され、立花の腕の中で太吾はびくりと強張る。
「これだけでガチガチじゃん」
乳首を抓られたまま、ぐりぐりと鈴口を擦られる。
「朝だからだろ」
「朝だもんな」
だから自分のもこうなんだと言わんばかりに太吾の尻のあわいに硬いそれを押しつけて来る。抵抗が無いのをいい事に太吾の足の間に立花は足を割り込ませた。
「いる?」
俺はどっちでもいいけど、そんな言い方をしながら肩を噛んでくる男に苛立つ。こっちは休日の朝なのにどうしてこの男はこんなにも人を苛立たせるのか。
「お前だってつれぇんだろうが。意地張らずに挿れさせてくださいって言ってみろよ」
「んー、そか。じゃ俺シャワーでついでに抜くわ」
そのまま体を起こそうとする立花に、太吾は怪訝さを隠さない表情で思わず振り返った。
見上げた先のその下衆な笑みに太吾は自己嫌悪を覚えざるを得ない。ハメられた。
「舐めてくれたら入れてやるけど?」
勝ち誇った態で立花はそう笑う。
昨夜はシャワーを浴びて寝た。といっても太吾はまさかの姫抱きで連れて行かれて全部してもらったのだけれど。多様な衝撃と疲労でもはや抵抗する気にもなれなかった。
「シャワー浴びてなかったら絶対しないからな。おら出せ」
舐められる方が当然好きだが太吾はバイだ。それをする事に対し抵抗感はさほどない。
えらそうに言って、快楽に弱すぎる男はそこに舌を伸ばした。
理性よりも快楽を優先させる太吾の事だ。病みつきになるだろう事は火を見るよりも明らかだった。
太吾もその自覚はある。否、この男に自覚させられた。
だから強すぎる快感に怖くなる。しかし同時にやはり興味を持ってしまうのが太吾という男だった。
そして立花はやはり巧みだった。
「お? 奥が降りてきてんぞ」
乳首を扱かれ、おかしそうに笑われながらゴツゴツと最奥を責められる。
「んなワケあるか、馬鹿が」そう虚勢を張って悪態をついたつもりだったが━━
「そんな゛ワケぇ゛ぇぇ、ない゛ぃ゛ぃぃ! ばかぁぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁん!」
絶頂とともに発した声は実に情けないものだった。
「ハッっ、いいイキっぷりだな。絶対こっちの方が向いてるって」
うしろへの刺激だけで射精を果たした衝撃に、立花の言葉に反応を返す事もままならない。
そんな太吾に実に満足そうに笑みを浮かべた立花は、その後も手を緩めることはなかった。
白いもちもちとした肩と二の腕。うっすらとしたふくらみを持つ胸と緩んだ腹。立花は脱力した太吾の腕を引っ張って上半身を上げさせるとやすやすと対面座位に持って行く。
「うあっ、」
絶頂の余韻の残る胎内の剛芯の角度が変わった刺激に太吾は呻き、立花は目の前にある肩に歯を立てた。
「っああぁっ!」
甘噛みではあったが太吾の内壁が立花を締め付ける。果てたはずの太吾の雄芯はまた芯を持ち始めていた。
「噛まれておっ立てるわ、締まるわ。ガチかよ」
笑いながら立花は重量感があるはずの太吾をいともたやすく揺らす。前立腺を重点的に責めてやれば太吾の声はもはや意味をなさず、咥内を蹂躙され口角からこぼれた涎もそのままだった。
それをべろりと舐めた立花はたまらないように呟く。
「あーもう、ホントうまそう」
立花のそれを聞いて太吾は急激に思考を取り戻し、愕然とした。
だって、もうすでに食っているのに。
まさか━━
「おま、カニ……っ」
ナントカか、と太吾は言いかけたが立花はそこで喉で笑った。
「蟹食わせろって? 安いんだか高いんだか」
人肉嗜食ではない立花は笑ってまた奥を狙って腰を突き上げ、最早立花にしがみつくようにそれを受け入れる太吾もまた、その動きに合わせるようになっていた。
「あ、あ・あ・あ・い、すげ、なんだこれ、ヤベ」
腰を引くのも、突き出すのも両者タイミングがぴったりと合う事でより深い挿入を果たす。乱暴に奥を殴るように強く突かれ、その度に意識が飛びそうになるのにやめられない。
「まじかよ」
立花が驚いたように言って苦笑した。この男はずっと楽しそうだ。実に楽しそうに太吾を弄り犯す。
「お前のなかすげぇな。うねって絡みついてくる。名器かよ」
蔑みにも、心からの感嘆にも聞こえたそれに反論する気も起きず、もっともっとと貪欲に求める身体を太吾は止める事が出来ない。
立花は頃合いかと唇を舐め、強く腰を遣いより奥へと先端をねじ込ませた。
「あッ、あああッっ! イヤだ! そこ! やめろ! 奥やめッ! いや・イヤだぁぁ!」
奥を嵌め込むように捏ねられた時、あまりに強すぎる未知の刺激に恐怖を覚えた太吾は突如暴れ出した。逃れようとする太吾に立花は笑みを深くする。
「いやじゃないだろ、太吾」
ある意味素直になった太吾をやすやすと抑え込んだ立花はその体を乱暴にベッドに押し倒す。
指を埋め込ませるように太吾の肉付きの良い腰をつかむと、ここかとばかりに立花は猛然と腰を振った。
「ほらっ、奥にぶち込んでやるからしっかり締めとけよ」
「あああ! つよ! あう゛! あ゛ぁ! 待って! ムリムリムリぃッ」
危機感さえ感じた太吾が悲鳴を上げたが立花は聞く耳を持たなかった。体重以上の圧をもってシーツに押しつけ、毒物に近い依存性を叩きこむように奥を容赦なく犯す。
立花の逞しい体からも、快楽からも逃れられないと思い知らされ追い詰められるやり方。それは俗に言う種付けプレスであったが太吾にそれを認識する余裕などない。
「あ、ア、ぁ゛ぐ、んンンンンンンンン━━ッ!!」
強烈な絶頂に最後は射精したか否か、それさえも太吾には分からなかった。
※※
受け入れる側は初心者だというのに散々な抱かれ方をした。
これまで立花はいつも帰宅するのでそれまではと耐えたのに、昨夜は帰宅する事はなかった。
翌朝九時近くになって同じベッドで目覚め、隣に眠る筋肉男の寝顔にイラッとする。腰と後孔は当然痛い。それどころかその他全身も筋肉痛らしい痛みがある。
それでも体に鞭打って起きようとすると逞しい腕がそれを邪魔した。
抱き寄せて寝直そうとする立花に抵抗するが、体格差にあっさりと背後から抱きこまれてしまう。
「離せよ」
太吾は不機嫌を隠さなかった。
立花はそんな太吾の後ろ首の下に鼻をうずめぐりぐりと堪能し、柔らかくてふわふわな胸や腹の肉を撫でたり軽く揉んだりと堪能している。
「機嫌悪いな。悪くなかったと思うけど」
そうは言うが言外に「良かっただろう」と決めつけているのが分かって本当に腹が立つ。
しかし否定できなかった。「空イキまでしてたのに」とぼそりと言われればなおさらだ。
立花の言う通り内側に叩きこまれる快楽はこれまでで一番すごかった。
考えただけで昨日責めたおされ、快感を拾うように仕込まれた最奥が疼く。そこはそんな器官ではなかったはずなのに。
昨夜の余韻の残る胎内の奥壁を意識してしまうとすでに朝の生理現象を起こしている自身にさらに血が集まった。
ペットを愛でるような手付きがねっとりといやらしいものに変わり、肩甲骨の上の肉に吸い跡をつけられる。
そこなら服を着れば他人に見られる事はないだろう、そう思った自分が嫌だった。
そして何度も噛まれた昨夜の感覚がよみがえる。激痛を伴うようなものはなく、甘噛みから少しの痛みを感じるものまで何回も繰り返され、その度に体は本人の意志とは裏腹に甘いく鋭い刺激に震えたのだ。
なじられて噛まれないと興奮しなくなったらどうするんだ。あれナシではいられない体になったのではないかと正直怖い。
「期待してるな」
「うっせーよ、んなワケあるか。さっさと仕事行けよ」
「まだ大丈夫」
立花の穏やかな声に油断していた。いきなりつままれた乳首を強く潰され、立花の腕の中で太吾はびくりと強張る。
「これだけでガチガチじゃん」
乳首を抓られたまま、ぐりぐりと鈴口を擦られる。
「朝だからだろ」
「朝だもんな」
だから自分のもこうなんだと言わんばかりに太吾の尻のあわいに硬いそれを押しつけて来る。抵抗が無いのをいい事に太吾の足の間に立花は足を割り込ませた。
「いる?」
俺はどっちでもいいけど、そんな言い方をしながら肩を噛んでくる男に苛立つ。こっちは休日の朝なのにどうしてこの男はこんなにも人を苛立たせるのか。
「お前だってつれぇんだろうが。意地張らずに挿れさせてくださいって言ってみろよ」
「んー、そか。じゃ俺シャワーでついでに抜くわ」
そのまま体を起こそうとする立花に、太吾は怪訝さを隠さない表情で思わず振り返った。
見上げた先のその下衆な笑みに太吾は自己嫌悪を覚えざるを得ない。ハメられた。
「舐めてくれたら入れてやるけど?」
勝ち誇った態で立花はそう笑う。
昨夜はシャワーを浴びて寝た。といっても太吾はまさかの姫抱きで連れて行かれて全部してもらったのだけれど。多様な衝撃と疲労でもはや抵抗する気にもなれなかった。
「シャワー浴びてなかったら絶対しないからな。おら出せ」
舐められる方が当然好きだが太吾はバイだ。それをする事に対し抵抗感はさほどない。
えらそうに言って、快楽に弱すぎる男はそこに舌を伸ばした。
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