無実の罪で投獄されました。が、そこで王子に見初められました。

＊あとがき＊

　この度は本作『無実の罪で投獄されました。が、そこで王子に見初められました。』をお読み下さり、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

　愛と哀しみに包まれた父の失態によって苦境に陥ったヒロインが、ヒロインの生まれる前に母が愛した一家族（王家）に助けられ、ひたすらに愛でられていく明るい溺愛ストーリーでしたが、少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。そして楽しく笑って頂けましたら、とても嬉しいです。

　個人的に気になるのは、アドラシオンが結婚した事より、フェリシダードは結婚する気があるのだろうかという事ですが、深入りしないに越した事はなさそうなので、そっとしておこうと思います。
　
　ルシンダもたぶん、可愛い御庭係の侍女として誰かしらには見初められる気がします。そしてマリサは、義務感で政略結婚しヌシのような感じで宮廷に鎮座するか、コロッと恋をしてハッピーになるか、ちょっと計り兼ねるところがあります。

　ヴェロニカは他国に嫁いだとしても持ち前のバイタリティでただライジングするだけなので、なにも心配はありません。

　今後もヒロインが幸せになる物語を書いていきますので、もしよかったらまた覗いて頂けますと幸いです。

　ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました！！


　　百谷シカ　拝