転生したら捕らえられてました。

新しい世界の生活に慣れようぜ！

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ま、そんなことはほっといて、今は魔法が使えたということでギルトまで魔力測定に来ています!!

あ、ちゃんと新しい服もらったよ！スカートがふんわりした可愛いワンピースなんだ。

話が戻るんだけどみんな5歳くらいで魔力が発動するらしくて、

平民で魔力のある人はほぼいないけど一応測定に来るらしい。

「おいおいリーフィアあんまキョロキョロして迷子になるなよ」

「大丈夫だよ！ユリウスさんデカいから見失うわけないじゃん」

「まあそうなんだけどよ…用心するに越したことはねえぞ」

「む～」

むくれながらもしっかりユリウスさんについて行く。

こんなファンタジーみたいな光景わくわくするしかないじゃないか！

ここにいて落ち着いていられる人の気持ちが理解できないね！

しばらく歩いていると冒険者ギルトに着いた。

少し中を覗いてみると、デカい男がたくさんいたなんてことはなく、中は清潔感溢れる広い空間になっていた。

奥の方にはカウンターがあって、上に用途が書かれた看板がぶら下がっていた。

魔力測定という看板を見つけてそこに行こうとすると、いきなり首がしまった。

「ぐえっ」

「おいリーフィア。こっちだぞ」

「え？なんで？あっちに魔力測定って書いてあるのに…」

「リーフィアはもう10歳でしかも監禁されてた。そんな特別な事情があるやつ普通のカウンターに連れてけるか
　よ！」

「はっそうだった！私捕まってたんだった」

「忘れんなよ…」

呆れながらも歩くユリウスさんについて行くといかにも偉い人がいそうな部屋の前に連れていかれた。