転生異世界、もふもふツルツルスベスベ

少し大人に*

「んっ」
「龍人の魔力に身体が成れてきたね」

龍人の魔力はかなり多いんです、普通の人間なら死んでしまうくらいにはだから慣らす作業は慎重になるみたい。
そして慣らす作業をしている期間は部屋や家に監禁拘束されるのが龍人に取っては当たり前みたい。
僕の場合は友好関係の王族であり、愛し子だから周りが龍我を説得させて押さえて居てくれているみたいだけれど、龍人の魔力に慣れた身体になり、龍人の運命の番に贈る龍心を入れる準備が終わり次第周りは押さえられなくなるから監禁は覚悟してくれと最近切羽っまった状態でいい出す人達が増えた。

龍人以外なら龍心が馴染む期間を経て龍心を入れたら寿命が長い方に寿命が伸びる。
龍人同士ならお互いの龍心を交換し合う、運命の番は同じ龍心を持っているから一人が死ぬ事があれば二人で死んでしまう。
寿命が同じになり、二人は次の生も出会える様に成りやすいと僕は最近習ったのだけれど。

「龍我様」

僕と龍我様は死んだら一生には居られない、僕は神界に行く事が決まっているから。
前の生は教会には行けなかったから神界に繋がりが持てなかったみたい、だけれど現世は5歳の時に神殿に行き神界と繋がった。
龍我様と出会う前に数時間前に僕は泣きながら二人の神様に謝られた。

「くくくっ、朝食に遅れるな行こう」
「はいっ」

神様には今から神界に連れて行かれそうに成ったけれど妥協して貰った、今の家族と寿命まで生きたいと。条件付きだけれど許可された、その条件は神獣や聖獣が僕の護衛になる事そして週に一回は最低でも神殿に来ること。