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第二章・・・・神界

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第ニ章・・・神界


「こんなに綺麗な魂は神に相応しいね、私の子として生まれ変わって来なさい」

スーッと魂が浮遊しキラキラと輝きながら、周りを飛び静かに水晶玉のようなモノの中に入る。

「きゅっきゅっ」
「あーダメだよぉ、お父さまに怒られちゃう」

水晶玉のようなモノがコロコロと転がり穴に落ちる、穴の先は雲がふよふよと漂っている。

「ああぁー、ど、どどうしょーっ」
「どうかしましたか、ご子息様」
「あーあぁあーっ、たた魂魂、魂玉がぁーっ」

水晶玉はこの神界では魂玉と呼ばれており、玉魂から次代の神の子供が生まれる。
魂玉は大切な唯一無二の神の揺りかごなのだ。

「ーっこれは、下界に堕ちましたね」
「あーあぁ、うそっ嘘だよねっ」
「謝って許される範囲を越えていますよ、私も失態です・・・・とにかく私少し下界に行きます」

シュッと穴に入り、下界に降りる。
神殿の中でも分かる微かな弱々しいが反応がありその場所に転移する。

「ーっ反応が途絶えた」


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