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イベント
しおりを挟む「今日はこの8人のメンバーでお送りします、はーいと言うことで司会のフジアナウンサー平斗真です、宜しくお願いします、そしてベーザ役の唯稀さんも司会に挑戦します、唯稀さん」
「はいっ唯稀です、えっと初めての司会なので、精一杯頑張るにゃん」
ううっ恥ずかしい、そんな僕の耳にはパチバチと拍手の音が響く。
「はいっ、可愛いですね、おいくつでしたけ」
「13歳です」
「13歳か、若いなぁ」
「13の時何していたっけ」
「んーっなんも考えてなかったな、吉野さんは」
ハッとしたように吉野さんが質問に答える、が当ててマイクを落としてしまう。
「……俺は養成所通っていたな、ここには居ないけれどデジータ役の小西学くんも養成所で一緒だったよ」
「デジータもベーザと同じなんですよね」
そうデジータもベーザと同じで獣人にはなれない猫役なんだよね、獣人にはなれないけれど人の言葉は喋れる発音しにくから脳内に直接的に話せるんだよね、魔法が使えるから。
「はい、獣人にはなれない獣化だけの人種がいるんです、それが僕と小西さん達が演じる獣化です」
「獣人も興奮したりすると獣化するんだよ」
「お疲れ様」
「お疲れ様です、あのっ上手くできたでしょうか」
臨時マネージャーの林田さんは45歳だ、林田さんは幹さんとの連絡も兼ねている。
出版社側からは今回限りにしたいらしいが、まぁこれは僕もいえているが。
あくまで本業は作家、副業に声優。
監督側つまり監督が経営している芸能事務所的には声優をこれからも続けてほしいという事になり、監督(社長)が林田さんを早々にマネージャーにしてしまった。
林田さんと幹さんがスケジュールを制作してしまったので、僕としてはもう拒否権はなさそうだ。
そもそもが、作家とバレたくない一心でお試しに僕が妄想していた声を出しただけなのに、まさかこんな大事になるなんて誰も思わないだろう、思わないよね。
「まだまだですが、演技もトークも慣れていないので、今後も沢山いれますから」
……僕の体持つでしょうか。
この後はボイストレーナーと二人きりでレッスンそして、ダンスレッスンに体力作りに演技レッスン………僕は文科系です。
ふーっ全てのレッスンを終えて時計を見る、19時28分になる未成年の為にもう帰らなければならないからだ、まだ引っ越して間もない為まだ慣れない。
だって、かなり怖いんだよ佑美の家の車みたい。
「…ふーっ」
駅のアナウンサーが流れる騒音の中足を早める、最近毎日学校に行った後にレッスンそして小説を書くを繰り返しているため、行動パターンが運転手に伝わり、迎えを駅につけるのがパターン化している、賢太さんと雄太さんは時間が惜しいからと車はマネージャーさんが全員を送るらしいが、時たましか運転手は二人は使わないらしい、まぁ雄太さんは朝だけ車で賢那くんと莉那ちゃんと柚那ちゃんも送るので次いでに俺もと乗っていく、勿論僕は家を出る時間をずらして先に行っている。
「お待ちしておりました、莉音様」
「……ありがとうございます、木村さん」
うっう、運転手さんの木村さんは45歳に見えないくらいイケメンだ、普段運転手以外に執事も兼用らしい、でも執事って感じだよね。
執事って本当にいたんだよ、執事だよ執事ーっ。
ここ日本だよ、日本。
「木村さん歩いて帰れますし敬語は止めてください、後様なんて付けないで下さい」
「いけません、私は使用人ですから、莉音様は青那家の者ですから」
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