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三部 反骨の国
56 メイ対妙齢な魔族 1
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「あら? 私の魔法を打ち消した?」
妙齢な魔族は不思議そうな顔をしながらメイを見つめる、
「もう、お母さんの言うことを」
「違う!! 貴女は私のお母さんじゃない!
!」
「そう、そしたらこんな夢はどうかしら?」
妙齢な魔族はそう言うとメイの目を合わせるた。
すると、メイは糸が切れたような人形のように四肢に力が入らなくなるも、
「違う!! ハックはそこに居る!!」
すぐに意識を取り戻す、
「ふぅん、そうなのね……でも、その彼はあぁなってるわよ」
と、妙齢な魔族はハックの事を人差し指を向ける、
「あっ……あ゛ぁぁ」
と、膝で立ちながら声を上げていた、
「ハック……彼にどんな夢を見せてるの!?」
メイは敵である妙齢な魔族にそう言うと、
「あらあら気になる? でも教えてあげないは!!」
妙齢な魔族は口角を上げる。
メイはそんな魔族を睨み付けながら、
「そう、だったら貴女を倒してハックを助けるだけよ!!」
メイはそう言うと共に左手に火の槍を一瞬で出現させると妙齢な魔族に対して投げつける、
「中々に威力のありそうなファイアランスじゃない」
妙齢な魔族はそう言うと、メイが投げつけた火の槍を右腕で振り払うと火の槍は一瞬で消し飛ばす、
「まだよ!!」
メイはそう言うと妙齢な魔族に接近して右手を火に纏わせる。
その軌道は弧を描くように妙齢な魔族の顎を目掛けて行った、
「速いはね」
妙齢な魔族は声を少し低くしながらメイを見ながら呟く。
だが、妙齢な魔族はメイの攻撃に臆することなくその右手を先程振り払った手で受け止める、
「何っ!?」
メイは驚きを隠せずたじろくと、
「この程度?」
妙齢な魔族は余裕そうな顔をすると、メイをそのまま投げ飛ばした。
「くっ……簡単にはいきそうにないは」
投げ飛ばされたメイは軽々とした身のこなしをしながら着地をする間に左手を空中に何かを描くとそこから火の槍が何本も現れる、
「行って!!」
三本の火の槍は妙齢な魔族に目掛けて飛んでいく、
「何度やっても同じこと」
妙齢な魔族は上から順に火の槍を消し飛ばすが、
「何っ!?」
三本の火の槍と思われていたがその中の一つにもう一本だけ隠れていた、
「消し飛ばせない!?」
妙齢な魔族はそれを防ぐことができず先程から振り払っていた手に当たる、
「やるわね……」
妙齢な魔族はメイを睨み付けながら言葉が漏れる、
「まだまだこれからよ!!」
メイは妙齢な魔族に対して強気な発言をするとまたもや同じように火の槍を出現させる。
妙齢な魔族は不思議そうな顔をしながらメイを見つめる、
「もう、お母さんの言うことを」
「違う!! 貴女は私のお母さんじゃない!
!」
「そう、そしたらこんな夢はどうかしら?」
妙齢な魔族はそう言うとメイの目を合わせるた。
すると、メイは糸が切れたような人形のように四肢に力が入らなくなるも、
「違う!! ハックはそこに居る!!」
すぐに意識を取り戻す、
「ふぅん、そうなのね……でも、その彼はあぁなってるわよ」
と、妙齢な魔族はハックの事を人差し指を向ける、
「あっ……あ゛ぁぁ」
と、膝で立ちながら声を上げていた、
「ハック……彼にどんな夢を見せてるの!?」
メイは敵である妙齢な魔族にそう言うと、
「あらあら気になる? でも教えてあげないは!!」
妙齢な魔族は口角を上げる。
メイはそんな魔族を睨み付けながら、
「そう、だったら貴女を倒してハックを助けるだけよ!!」
メイはそう言うと共に左手に火の槍を一瞬で出現させると妙齢な魔族に対して投げつける、
「中々に威力のありそうなファイアランスじゃない」
妙齢な魔族はそう言うと、メイが投げつけた火の槍を右腕で振り払うと火の槍は一瞬で消し飛ばす、
「まだよ!!」
メイはそう言うと妙齢な魔族に接近して右手を火に纏わせる。
その軌道は弧を描くように妙齢な魔族の顎を目掛けて行った、
「速いはね」
妙齢な魔族は声を少し低くしながらメイを見ながら呟く。
だが、妙齢な魔族はメイの攻撃に臆することなくその右手を先程振り払った手で受け止める、
「何っ!?」
メイは驚きを隠せずたじろくと、
「この程度?」
妙齢な魔族は余裕そうな顔をすると、メイをそのまま投げ飛ばした。
「くっ……簡単にはいきそうにないは」
投げ飛ばされたメイは軽々とした身のこなしをしながら着地をする間に左手を空中に何かを描くとそこから火の槍が何本も現れる、
「行って!!」
三本の火の槍は妙齢な魔族に目掛けて飛んでいく、
「何度やっても同じこと」
妙齢な魔族は上から順に火の槍を消し飛ばすが、
「何っ!?」
三本の火の槍と思われていたがその中の一つにもう一本だけ隠れていた、
「消し飛ばせない!?」
妙齢な魔族はそれを防ぐことができず先程から振り払っていた手に当たる、
「やるわね……」
妙齢な魔族はメイを睨み付けながら言葉が漏れる、
「まだまだこれからよ!!」
メイは妙齢な魔族に対して強気な発言をするとまたもや同じように火の槍を出現させる。
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