勇者パーティーに追放されたけど、僕は女神様と魔王を倒しに行きます。

三部 反骨の国

38 一つの戦いの終わりそして……

　ユウキを背にメイの手を引くようにハックは村長の元へと向かっている間にハックはメイに話しかける、

「どうして女神様はユウキの入った卵のような物の前で座っていたんですか？」

　ハックは聞くとメイは少し顔を俯かせ思い出したく無いが彼に話さないといけないと思い頭から嫌な思いを払拭するため顔を振り口を開く、

「あのねハック……私があそこに座っていたのは怖かったからなの」

「怖かった？」

　ハックはメイに近づいた時に震えていたのを思い出す、

「何か物凄い攻撃を見てしまったとか？」

　ハックは優しく返すもメイは首を振る、

「違うのハック、攻撃は受けてないの。ただ一瞬だったの足が震えて体が震え始めると全身が震えだしてまるで蛇に睨まれた蛙のように怖かったの生物として相手が上だってわからされるように」

「生物として……」

「うん、その男を見て発せられた言葉に恐怖を感じたんだよ」

　メイは刻々と自分の身体に起きたことを思い出しながら話す、

「それは魔法の類いだったのか女神様？」

　ハックはメイの話したことをまとめるように宙を見ながらその質問をすると、

「わからない──一回聞いただけでうずくまってしまったからそれが魔法だったのか……でも、確かに言えることは最初は普通にそいつと喋ってたからもしかしたらその魔法の一つだっかもしれない」

「だとすると、こちらに明確に敵意を持っているかもしれないのかその男は」

　ハックはメイの話を納得していると、

「後ね……あっハック着いたよ村長の家に」

　と、目の前には村長の家に到着していた、

「話しは中でしようハック、説明しないといけない気がするから私があったそいつの事も恐らくこれからの戦いにも影響するかもだから」

「女神様──」

　二人は村長の家に入っていくと。
　そこでメイが話したことは一つ、赤い模様の魔族は王都に居る事。
　そして、赤い模様の魔族を助けた男の事を話しこれからの行動をどうするのかどう動くのかを一頻り話し合いをし現状のまとめそして指針を村長が話し出すそれは、

「我々は王都を奪還する。現状の所、我らは魔族達に目を付けられた可能性がある、もう一度くるかもしれない、それが明日なのか明後日なのかはわからない、赤い模様の魔族が現在、再生できない程の傷を負っているのなら再生が止まっている今の間に叩くべきだその為の奪還作戦をここに宣言する」

　キセル村の村長がここで話した事をまとめこれからの指針が小さい村の村長の家と数人の話し合いに寄って決まったのであった。