51 / 182
三章 一部 雪国の防衛
7 絶対零度・壁槍
しおりを挟む
「タクヤさん、ハックさん方よろしくお願いします」
魔物が見えたからなのか、後ろの方から大きな声でショウテイの声が聞こえた、
「お願いしますっていわれてもこの数は……ははは」
女神様は橋の向こうに無数の狼型の魔物を見て呆れるように言う、
「まぁ、女神様手伝うと言ってしまいましたからやるしかないですよ、僕もこの数は少し驚いたけど」
「マスターとメイが居れば抑えれます」
ユウキも女神様を励ますように言っていると。
「そろそろ来ます、私の魔法で大群は抑えます、そこから抜けてきたやつを倒してください」
タクヤはそう言うと僕達の前に立つ。
すると、左手をつきだし右手を引くと同時に足を開いて構えた、
「ふぅーーはぁーー」
と、深く息を吸いそして吐いていると右手に白い霧が漂い始める、
「アブソリュートゼロ」
その間にも魔物達はこちらに向かって走ってきていた、
「タクヤさん!!」
僕の呼ぶ声と同時に、
「ウォールランス!!」
タクヤさんの右手を前に出すとそこに込められた霧が放出された。
その瞬間、狼達は串刺しにされていた。
「こ、これは……」
それは、現在、立てられている柵と同じものが透明な氷によって存在し、幅は橋の端から端までの大きな壁として現れた、
「ハック殿、全てを覆っていません、橋の少しした隙間から来ます」
タクヤはそう叫ぶと既に狼が侵入し始めているのが見えた瞬間、
「ファイアランス!!」
と、女神様の声が聞こえると同時に隙間から現れた狼を貫いた、
「さ、流石です女神様……」
「もっと褒めてハック♡」
さすがは女神様、橋の中央から端まで50メートル先に居る狼を当てるとは。
そう感心していると今度は反対側から、
ドン
何やら重いものが歩いているような音が聞こえ後ろを振り向くと、
「し、白い魔物それにユウキ!?」
あの塔に居た白い魔物をユウキが命令しながら狼が潰されていた、
「あれハック、ユウキちゃんが白い魔物を使役してるって知らなかったの?」
と、女神様は僕にそう言う、
「えっ、ハック知らなかったの?」
どうやら、僕が寝ていた3日間本当に二人は親密になっていたようだ。
魔物が見えたからなのか、後ろの方から大きな声でショウテイの声が聞こえた、
「お願いしますっていわれてもこの数は……ははは」
女神様は橋の向こうに無数の狼型の魔物を見て呆れるように言う、
「まぁ、女神様手伝うと言ってしまいましたからやるしかないですよ、僕もこの数は少し驚いたけど」
「マスターとメイが居れば抑えれます」
ユウキも女神様を励ますように言っていると。
「そろそろ来ます、私の魔法で大群は抑えます、そこから抜けてきたやつを倒してください」
タクヤはそう言うと僕達の前に立つ。
すると、左手をつきだし右手を引くと同時に足を開いて構えた、
「ふぅーーはぁーー」
と、深く息を吸いそして吐いていると右手に白い霧が漂い始める、
「アブソリュートゼロ」
その間にも魔物達はこちらに向かって走ってきていた、
「タクヤさん!!」
僕の呼ぶ声と同時に、
「ウォールランス!!」
タクヤさんの右手を前に出すとそこに込められた霧が放出された。
その瞬間、狼達は串刺しにされていた。
「こ、これは……」
それは、現在、立てられている柵と同じものが透明な氷によって存在し、幅は橋の端から端までの大きな壁として現れた、
「ハック殿、全てを覆っていません、橋の少しした隙間から来ます」
タクヤはそう叫ぶと既に狼が侵入し始めているのが見えた瞬間、
「ファイアランス!!」
と、女神様の声が聞こえると同時に隙間から現れた狼を貫いた、
「さ、流石です女神様……」
「もっと褒めてハック♡」
さすがは女神様、橋の中央から端まで50メートル先に居る狼を当てるとは。
そう感心していると今度は反対側から、
ドン
何やら重いものが歩いているような音が聞こえ後ろを振り向くと、
「し、白い魔物それにユウキ!?」
あの塔に居た白い魔物をユウキが命令しながら狼が潰されていた、
「あれハック、ユウキちゃんが白い魔物を使役してるって知らなかったの?」
と、女神様は僕にそう言う、
「えっ、ハック知らなかったの?」
どうやら、僕が寝ていた3日間本当に二人は親密になっていたようだ。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
【完結】彼女以外、みんな思い出す。
❄️冬は つとめて
ファンタジー
R15をつける事にしました。
幼い頃からの婚約者、この国の第二王子に婚約破棄を告げられ。あらぬ冤罪を突きつけられたリフィル。この場所に誰も助けてくれるものはいない。
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
平凡すぎる、と追放された俺。実は大量スキル獲得可のチート能力『無限変化』の使い手でした。俺が抜けてパーティが瓦解したから今更戻れ?お断りです
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
★ファンタジーカップ参加作品です。
応援していただけたら執筆の励みになります。
《俺、貸します!》
これはパーティーを追放された男が、その実力で上り詰め、唯一無二の『レンタル冒険者』として無双を極める話である。(新形式のざまぁもあるよ)
ここから、直接ざまぁに入ります。スカッとしたい方は是非!
「君みたいな平均的な冒険者は不要だ」
この一言で、パーティーリーダーに追放を言い渡されたヨシュア。
しかしその実、彼は平均を装っていただけだった。
レベル35と見せかけているが、本当は350。
水属性魔法しか使えないと見せかけ、全属性魔法使い。
あまりに圧倒的な実力があったため、パーティーの中での力量バランスを考え、あえて影からのサポートに徹していたのだ。
それどころか攻撃力・防御力、メンバー関係の調整まで全て、彼が一手に担っていた。
リーダーのあまりに不足している実力を、ヨシュアのサポートにより埋めてきたのである。
その事実を伝えるも、リーダーには取り合ってもらえず。
あえなく、追放されてしまう。
しかし、それにより制限の消えたヨシュア。
一人で無双をしていたところ、その実力を美少女魔導士に見抜かれ、『レンタル冒険者』としてスカウトされる。
その内容は、パーティーや個人などに借りられていき、場面に応じた役割を果たすというものだった。
まさに、ヨシュアにとっての天職であった。
自分を正当に認めてくれ、力を発揮できる環境だ。
生まれつき与えられていたギフト【無限変化】による全武器、全スキルへの適性を活かして、様々な場所や状況に完璧な適応を見せるヨシュア。
目立ちたくないという思いとは裏腹に、引っ張りだこ。
元パーティーメンバーも彼のもとに帰ってきたいと言うなど、美少女たちに溺愛される。
そうしつつ、かつて前例のない、『レンタル』無双を開始するのであった。
一方、ヨシュアを追放したパーティーリーダーはと言えば、クエストの失敗、メンバーの離脱など、どんどん破滅へと追い込まれていく。
ヨシュアのスーパーサポートに頼りきっていたこと、その真の強さに気づき、戻ってこいと声をかけるが……。
そのときには、もう遅いのであった。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる