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「ちょっと、トイレ・・・。」
と席を立ちバーのトイレへ向かう。
バーにしては大きめのトイレに行き、誰もいないことを確認し洗面所でざぶざぶ顔を洗う。
「なんだよ・・・なに慌ててるんだよ。」
独り言をいいながらハンカチで顔を拭っていると、ガチャっとドアが開き朝陽が入ってきた。え!と目を見開いて驚く。
「大丈夫?もしかして、具合悪い?」
酔っ払って吐いてでもいるのかと心配したらしい。
「いえ、大丈夫です」
「そっか、慌てて行っちゃったから心配しちゃった・・・。・・・それとも俺の口説きにドキドキしたのかな?」
そう言って少し屈んで俺の目線をとらえる。ヤバ・・・
「ドキドキなんて・・・ないです。男同士で・・・びっくりしただけで・・・」
目を逸らして洗面所から出ようとした。
「・・・うーん、心は後にして、まずは体から口説こうかな」
そう言って朝陽は蒼の手を取り、三つあるうちの一番奥の個室に蒼と入り後ろ手で鍵をしめる。
「ちょっと・・・!」
と声を荒げた蒼の両頬をぎゅむっと捉えてキュッと上を向かせる。じっと目を見て
「うーん、ヤバい・・・綺麗・・・」
と呟いて蒼の唇に、唇を重ねた。・・・! 舌で蒼の上唇、下唇をそっと舐め、くちゅくちゅと吸い上げる。
「ん・・・ね、舌出して」
ふわ?と声を上げかけた蒼の口に力強く舌を差し込んでくる。
乱暴に口内を弄り、蒼の舌をとらえてじゅーっと吸い込む。その強引さに翻弄され、なすがままになっていると、今度はゆっくりと舌と舌をからませ、口内を蹂躙されているようだ。
「ふっ・・・、ん、ん・・・。」
蒼は涙目になりながらこの状況が理解できない。こんな・・・キスしたこともされたこともない。朝陽の口が蒼の口を全て征服し、激しくも優しく包み込む。
なんだこれ・・・逆らうこともできず朝陽の分厚い舌に誘われ少しずつ舌を動かしていると、下腹部の辺りが熱くなっていくのを感じた。ハァ、と息を荒くし、蒼の口回りの唾液を舐め取りながら、朝陽が
「蒼くん、感じやすいよね・・・もうここ、硬くなってきたでしょ?俺も・・・こんな・・・」
蒼の足の間に太腿を差し入れ、自分の大きくなった股間を押しつけながら、蒼の熱くなっている場所を摩る。
「あ・・・!」
そこは硬く張り詰めていた。
「場所が場所だしね。今日は俺が蒼くんをもっと気持ち良くしてあげる」
そう言って朝陽はしゃがみこむと、蒼のベルトを外しズボンとパンツを一度におろす。
「ちょ、ちょっと!やめ・・・あ・・・。」
蒼の硬くなったものをそっと包み込み、擦り上げていく。
「蒼くんはここもピンクで綺麗だね。毛も薄くて・・・たまらないな」
蒼のものを擦り、左手でその下の袋を優しく揉みしだく。
「あ、いや・・・」
「凄い先走り。濡れてる。興奮してるんだね。可愛い・・・」
蒼の恥ずかしいところに朝陽の舌が近づいてくる。
「い・・・や・・・」
裏筋を舐め上げられる。
「あっ・・・」
そのまますっぽりと温かい口内に蒼のものを含んでいく。
「あぁっ」
びくんと腰が跳ねる。気持ち良さに嗚咽が止まらない。
そこへ、男子トイレのドアが開き誰かが入ってきた。自分の声が聞こえてしまう・・・!と蒼は慌てて自分で口を塞ぎ、声が漏れるのを必死で我慢する。
そんな蒼の様子を満足気に見ながら、トイレの水洗レバーを下げ、流す音で隠して、じゅっぽじゅっぽと蒼のものを吸い上げていく。
フェラチオ自体ほぼほぼ経験がないが、彼女にさせようとも思わなかったし、したいと言われても恥ずかしさとそこまでの感覚も得られなくて、その良さも分からなかった。なのに、精悍な容貌の自分より大きい男が自分のものを頬張っている。その視覚からの刺激も相まって、蒼は気持ちよさに体を捩りながら頂点が近づくのを感じる。
用を足した客が出るのを気にしながら、小声で
「いや・・・も・・・出るっ」
朝陽の口から逃れようとする。朝陽はそんな蒼の尻をぐっと掴み、
「いいよ。蒼くんの・・・飲みたい」
鈴口にちろちろと舌を這わせた。その瞬間、頭の中が白く点滅するような感覚のなか、蒼は達した。白濁を吹き出してからもビクビクと腰が動くのを止められない。
「あっああっっ・・・」
イッたにもかかわらず朝陽は吸い上げをやめず、蒼の吐き出したものを全部吸い上げ、舐めとり、嚥下した。ぜ、全部飲んだ!味は知らないが絶対不味いのに・・・信じられない。
そして、こんな快感も初めてで、蒼はボゥっと立ち上がった朝陽を見上げた。朝陽はそっと蒼を抱き締め、
「気持ち良かった?そんな顔して・・・、あー可愛い。ますます俺のここ、大きくなっちゃった。ね、これから、ホテル行かない・・・?そこでめちゃめちゃ愛してあげる」
そういって彼のものに蒼の手を導く。蒼のものよりも巨大な存在感に驚きを隠せない。先ほど味わった快感から麻痺していた思考が、少しずつはっきりしてきた。ダメだ、ダメ、ダメ、このままじゃ・・・
「ダメだー!」
そういって蒼を抱きしめていた朝陽の腹を思い切り蹴り上げる。
と席を立ちバーのトイレへ向かう。
バーにしては大きめのトイレに行き、誰もいないことを確認し洗面所でざぶざぶ顔を洗う。
「なんだよ・・・なに慌ててるんだよ。」
独り言をいいながらハンカチで顔を拭っていると、ガチャっとドアが開き朝陽が入ってきた。え!と目を見開いて驚く。
「大丈夫?もしかして、具合悪い?」
酔っ払って吐いてでもいるのかと心配したらしい。
「いえ、大丈夫です」
「そっか、慌てて行っちゃったから心配しちゃった・・・。・・・それとも俺の口説きにドキドキしたのかな?」
そう言って少し屈んで俺の目線をとらえる。ヤバ・・・
「ドキドキなんて・・・ないです。男同士で・・・びっくりしただけで・・・」
目を逸らして洗面所から出ようとした。
「・・・うーん、心は後にして、まずは体から口説こうかな」
そう言って朝陽は蒼の手を取り、三つあるうちの一番奥の個室に蒼と入り後ろ手で鍵をしめる。
「ちょっと・・・!」
と声を荒げた蒼の両頬をぎゅむっと捉えてキュッと上を向かせる。じっと目を見て
「うーん、ヤバい・・・綺麗・・・」
と呟いて蒼の唇に、唇を重ねた。・・・! 舌で蒼の上唇、下唇をそっと舐め、くちゅくちゅと吸い上げる。
「ん・・・ね、舌出して」
ふわ?と声を上げかけた蒼の口に力強く舌を差し込んでくる。
乱暴に口内を弄り、蒼の舌をとらえてじゅーっと吸い込む。その強引さに翻弄され、なすがままになっていると、今度はゆっくりと舌と舌をからませ、口内を蹂躙されているようだ。
「ふっ・・・、ん、ん・・・。」
蒼は涙目になりながらこの状況が理解できない。こんな・・・キスしたこともされたこともない。朝陽の口が蒼の口を全て征服し、激しくも優しく包み込む。
なんだこれ・・・逆らうこともできず朝陽の分厚い舌に誘われ少しずつ舌を動かしていると、下腹部の辺りが熱くなっていくのを感じた。ハァ、と息を荒くし、蒼の口回りの唾液を舐め取りながら、朝陽が
「蒼くん、感じやすいよね・・・もうここ、硬くなってきたでしょ?俺も・・・こんな・・・」
蒼の足の間に太腿を差し入れ、自分の大きくなった股間を押しつけながら、蒼の熱くなっている場所を摩る。
「あ・・・!」
そこは硬く張り詰めていた。
「場所が場所だしね。今日は俺が蒼くんをもっと気持ち良くしてあげる」
そう言って朝陽はしゃがみこむと、蒼のベルトを外しズボンとパンツを一度におろす。
「ちょ、ちょっと!やめ・・・あ・・・。」
蒼の硬くなったものをそっと包み込み、擦り上げていく。
「蒼くんはここもピンクで綺麗だね。毛も薄くて・・・たまらないな」
蒼のものを擦り、左手でその下の袋を優しく揉みしだく。
「あ、いや・・・」
「凄い先走り。濡れてる。興奮してるんだね。可愛い・・・」
蒼の恥ずかしいところに朝陽の舌が近づいてくる。
「い・・・や・・・」
裏筋を舐め上げられる。
「あっ・・・」
そのまますっぽりと温かい口内に蒼のものを含んでいく。
「あぁっ」
びくんと腰が跳ねる。気持ち良さに嗚咽が止まらない。
そこへ、男子トイレのドアが開き誰かが入ってきた。自分の声が聞こえてしまう・・・!と蒼は慌てて自分で口を塞ぎ、声が漏れるのを必死で我慢する。
そんな蒼の様子を満足気に見ながら、トイレの水洗レバーを下げ、流す音で隠して、じゅっぽじゅっぽと蒼のものを吸い上げていく。
フェラチオ自体ほぼほぼ経験がないが、彼女にさせようとも思わなかったし、したいと言われても恥ずかしさとそこまでの感覚も得られなくて、その良さも分からなかった。なのに、精悍な容貌の自分より大きい男が自分のものを頬張っている。その視覚からの刺激も相まって、蒼は気持ちよさに体を捩りながら頂点が近づくのを感じる。
用を足した客が出るのを気にしながら、小声で
「いや・・・も・・・出るっ」
朝陽の口から逃れようとする。朝陽はそんな蒼の尻をぐっと掴み、
「いいよ。蒼くんの・・・飲みたい」
鈴口にちろちろと舌を這わせた。その瞬間、頭の中が白く点滅するような感覚のなか、蒼は達した。白濁を吹き出してからもビクビクと腰が動くのを止められない。
「あっああっっ・・・」
イッたにもかかわらず朝陽は吸い上げをやめず、蒼の吐き出したものを全部吸い上げ、舐めとり、嚥下した。ぜ、全部飲んだ!味は知らないが絶対不味いのに・・・信じられない。
そして、こんな快感も初めてで、蒼はボゥっと立ち上がった朝陽を見上げた。朝陽はそっと蒼を抱き締め、
「気持ち良かった?そんな顔して・・・、あー可愛い。ますます俺のここ、大きくなっちゃった。ね、これから、ホテル行かない・・・?そこでめちゃめちゃ愛してあげる」
そういって彼のものに蒼の手を導く。蒼のものよりも巨大な存在感に驚きを隠せない。先ほど味わった快感から麻痺していた思考が、少しずつはっきりしてきた。ダメだ、ダメ、ダメ、このままじゃ・・・
「ダメだー!」
そういって蒼を抱きしめていた朝陽の腹を思い切り蹴り上げる。
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