7 / 15
愛してるゲームをします。
しおりを挟む
ご機嫌よう。ブーゼ・ターフェルルンデです。
「ねえ、ブーゼ愛してるゲームって知ってる?」
ハイトの別荘から帰る馬車の中で私にキスの雨を降らせていたハイトからいきなり話を振られる。
「なあにそれ?」
「あのね、愛してるって言って、相手に照れさせたら勝ちってゲーム!」
「へえ、面白そうだけどちょっと恥ずかしいわね」
「僕もブーゼとやりたいな!」
「えっ!?」
多分私すぐに照れるからゲームにならないんだけど…。
「えーっと…やる?」
「うん!やろう!先攻はブーゼね!」
「わ、わかった…あ、愛してるわ…(真っ赤)」
「ブーゼ!照れちゃうところも可愛い!」
「ありがとう、でもゲームにならないねこれ…」
「そんなことないよ!すごく楽しい!」
「なら良かったけど…」
「じゃあ次は僕の番ね!」
「えっ」
「僕はブーゼを愛してる!味方が居なくても一人で立てる所も、凛とした佇まいも、努力家なところも、誰にでも優しい所も、ぜーんぶ大好き!愛してる!僕はそんなブーゼを生涯支えて守っていきたいんだ!」
「ストップ!ストップ!もう十分です!すでに照れてます!負けました!(真っ赤)」
「えー、まだ語り足りないのに」
そう言うとまた私にキスの雨を降らせるハイト。
ちょっと恥ずかしいけどこんなに愛されてるなんて、幸せだなぁと思うのでした。
「ねえ、ブーゼ愛してるゲームって知ってる?」
ハイトの別荘から帰る馬車の中で私にキスの雨を降らせていたハイトからいきなり話を振られる。
「なあにそれ?」
「あのね、愛してるって言って、相手に照れさせたら勝ちってゲーム!」
「へえ、面白そうだけどちょっと恥ずかしいわね」
「僕もブーゼとやりたいな!」
「えっ!?」
多分私すぐに照れるからゲームにならないんだけど…。
「えーっと…やる?」
「うん!やろう!先攻はブーゼね!」
「わ、わかった…あ、愛してるわ…(真っ赤)」
「ブーゼ!照れちゃうところも可愛い!」
「ありがとう、でもゲームにならないねこれ…」
「そんなことないよ!すごく楽しい!」
「なら良かったけど…」
「じゃあ次は僕の番ね!」
「えっ」
「僕はブーゼを愛してる!味方が居なくても一人で立てる所も、凛とした佇まいも、努力家なところも、誰にでも優しい所も、ぜーんぶ大好き!愛してる!僕はそんなブーゼを生涯支えて守っていきたいんだ!」
「ストップ!ストップ!もう十分です!すでに照れてます!負けました!(真っ赤)」
「えー、まだ語り足りないのに」
そう言うとまた私にキスの雨を降らせるハイト。
ちょっと恥ずかしいけどこんなに愛されてるなんて、幸せだなぁと思うのでした。
12
お気に入りに追加
343
あなたにおすすめの小説
彼氏に別れを告げたらヤンデレ化した
Fio
恋愛
彼女が彼氏に別れを切り出すことでヤンデレ・メンヘラ化する短編ストーリー。様々な組み合わせで書いていく予定です。良ければ感想、お気に入り登録お願いします。
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
5年経っても軽率に故郷に戻っては駄目!
158
恋愛
伯爵令嬢であるオリビアは、この世界が前世でやった乙女ゲームの世界であることに気づく。このまま学園に入学してしまうと、死亡エンドの可能性があるため学園に入学する前に家出することにした。婚約者もさらっとスルーして、早や5年。結局誰ルートを主人公は選んだのかしらと軽率にも故郷に舞い戻ってしまい・・・
2話完結を目指してます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる