34 / 66
満喫
しおりを挟む
「二人とも、準備はできた?」
「うん、兄様!」
「バッチリです」
「じゃあ、行こうか」
今日はマミに水着を持って来させた。
三人揃って服の下に水着を着て、着替えも装備していざ出発。
タクシーを使って向かったのは、そう。
海だ!!!
夏を満喫するといえばここだろう。
「ビーチパラソルを広げて、シートも広げて…三人分のお弁当も持ってきたし、あとは…さあ二人とも、日焼け止めを塗って」
「はーい。マミちゃん、塗ってあげるね!」
「ありがとう、コトハちゃん」
マミがコトハに日焼け止めを塗ってもらう。
僕は自分で日焼け止めを塗る。
その後コトハもマミに日焼け止めを塗ってもらっていた。
その後ちょこっとストレッチして、準備万端。
「さあ、海に入ろうか」
「うん!」
「行こう、コトハちゃん」
手を繋いで二人が砂浜を駆け出して海にダイブ。
僕も、置き引きを防止するための呪いを荷物とビーチパラソルとシートに掛けてから遅れて後を追った。
「二人とも、あんまり深いところにはいかないようにね」
「はーい!」
「気をつけます」
一応二人に波に流されないお呪いと溺れないお呪い、迷子にならないお呪いをかけて三人で遊ぶ。
水を掛け合ったり、泳いだり、潜ったり。
三人で楽しんだ。
ちなみにマミの祖父母は僕を信じてマミを託してくれているので、コトハだけでなくマミもしっかり見守る。
「さて。体も冷え切ったし遊びまくったし、一旦上がって日焼け止めを塗り直そうか。ついでにお昼も食べよう」
「わーい!お弁当ー!」
「ナギさんのお弁当…ちょこっと楽しみ」
「ちょこっとは余計だよ」
三人で上がる。
タオルで濡れた体を拭いて、日焼け止めを塗り直す。
その後冷え切った体を日光で温めたら、お弁当を取り出した。
「さあ、食べよう食べよう」
「わあ、美味しそう!」
「いただきます」
「いただきます!」
「いただきます」
三人で手を合わせてから食べる。
「わあ、卵焼き甘くて美味しい!」
「ミニハンバーグ美味しいです」
「ふふ、力作だからね」
「ミニ海苔巻きも美味しい!」
「ポテトもなかなか…」
もきゅもきゅ食べる二人。
「二人とも、今日は楽しいかい?」
「うん!海なんて初めて!兄様、ありがとう!」
「私も初めてです。初めてが、コトハちゃんと一緒でよかった。最高の思い出です」
「マミちゃん…えへへ」
「ふふ、二人に喜んでもらえてよかったよ」
その後また海に入ったり、せっかくなので海の家でかき氷もおやつの時間に食べたりして楽しく過ごした。
帰るのが惜しいと思うほど楽しんでから、タクシーで帰った。
タクシー代はまあまあしたんだけど、貯金もまだまだあるし占いで稼いでるから全然余裕。
貯金があるって大事だよね。
「うん、兄様!」
「バッチリです」
「じゃあ、行こうか」
今日はマミに水着を持って来させた。
三人揃って服の下に水着を着て、着替えも装備していざ出発。
タクシーを使って向かったのは、そう。
海だ!!!
夏を満喫するといえばここだろう。
「ビーチパラソルを広げて、シートも広げて…三人分のお弁当も持ってきたし、あとは…さあ二人とも、日焼け止めを塗って」
「はーい。マミちゃん、塗ってあげるね!」
「ありがとう、コトハちゃん」
マミがコトハに日焼け止めを塗ってもらう。
僕は自分で日焼け止めを塗る。
その後コトハもマミに日焼け止めを塗ってもらっていた。
その後ちょこっとストレッチして、準備万端。
「さあ、海に入ろうか」
「うん!」
「行こう、コトハちゃん」
手を繋いで二人が砂浜を駆け出して海にダイブ。
僕も、置き引きを防止するための呪いを荷物とビーチパラソルとシートに掛けてから遅れて後を追った。
「二人とも、あんまり深いところにはいかないようにね」
「はーい!」
「気をつけます」
一応二人に波に流されないお呪いと溺れないお呪い、迷子にならないお呪いをかけて三人で遊ぶ。
水を掛け合ったり、泳いだり、潜ったり。
三人で楽しんだ。
ちなみにマミの祖父母は僕を信じてマミを託してくれているので、コトハだけでなくマミもしっかり見守る。
「さて。体も冷え切ったし遊びまくったし、一旦上がって日焼け止めを塗り直そうか。ついでにお昼も食べよう」
「わーい!お弁当ー!」
「ナギさんのお弁当…ちょこっと楽しみ」
「ちょこっとは余計だよ」
三人で上がる。
タオルで濡れた体を拭いて、日焼け止めを塗り直す。
その後冷え切った体を日光で温めたら、お弁当を取り出した。
「さあ、食べよう食べよう」
「わあ、美味しそう!」
「いただきます」
「いただきます!」
「いただきます」
三人で手を合わせてから食べる。
「わあ、卵焼き甘くて美味しい!」
「ミニハンバーグ美味しいです」
「ふふ、力作だからね」
「ミニ海苔巻きも美味しい!」
「ポテトもなかなか…」
もきゅもきゅ食べる二人。
「二人とも、今日は楽しいかい?」
「うん!海なんて初めて!兄様、ありがとう!」
「私も初めてです。初めてが、コトハちゃんと一緒でよかった。最高の思い出です」
「マミちゃん…えへへ」
「ふふ、二人に喜んでもらえてよかったよ」
その後また海に入ったり、せっかくなので海の家でかき氷もおやつの時間に食べたりして楽しく過ごした。
帰るのが惜しいと思うほど楽しんでから、タクシーで帰った。
タクシー代はまあまあしたんだけど、貯金もまだまだあるし占いで稼いでるから全然余裕。
貯金があるって大事だよね。
58
お気に入りに追加
272
あなたにおすすめの小説
前世軍医だった傷物令嬢は、幸せな花嫁を夢見る
花雨宮琵
恋愛
侯爵令嬢のローズは、10歳のある日、背中に刀傷を負い生死の境をさまよう。
その時に見た夢で、軍医として生き、結婚式の直前に婚約者を亡くした前世が蘇る。
何とか一命を取り留めたものの、ローズの背中には大きな傷が残った。
“傷物令嬢”として揶揄される中、ローズは早々に貴族女性として生きることを諦め、隣国の帝国医学校へ入学する。
背中の傷を理由に六回も婚約を破棄されるも、18歳で隣国の医師資格を取得。自立しようとした矢先に王命による7回目の婚約が結ばれ、帰国を余儀なくされる。
7人目となる婚約者は、弱冠25歳で東の将軍となった、ヴァンドゥール公爵家次男のフェルディナンだった。
長年行方不明の想い人がいるフェルディナンと、義務ではなく愛ある結婚を夢見るローズ。そんな二人は、期間限定の条件付き婚約関係を結ぶことに同意する。
守られるだけの存在でいたくない! と思うローズは、一人の医師として自立し、同時に、今世こそは愛する人と結ばれて幸せな家庭を築きたいと願うのであったが――。
この小説は、人生の理不尽さ・不条理さに傷つき悩みながらも、幸せを求めて奮闘する女性の物語です。
※この作品は2年前に掲載していたものを大幅に改稿したものです。
(C)Elegance 2025 All Rights Reserved.無断転載・無断翻訳を固く禁じます。
王妃さまは断罪劇に異議を唱える
土岐ゆうば(金湯叶)
恋愛
パーティー会場の中心で王太子クロードが婚約者のセリーヌに婚約破棄を突きつける。彼の側には愛らしい娘のアンナがいた。
そんな茶番劇のような場面を見て、王妃クラウディアは待ったをかける。
彼女が反対するのは、セリーヌとの婚約破棄ではなく、アンナとの再婚約だったーー。
王族の結婚とは。
王妃と国王の思いや、国王の愛妾や婚外子など。
王宮をとりまく複雑な関係が繰り広げられる。
ある者にとってはゲームの世界、ある者にとっては現実のお話。
初耳なのですが…、本当ですか?
あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
[完結]本当にバカね
シマ
恋愛
私には幼い頃から婚約者がいる。
この国の子供は貴族、平民問わず試験に合格すれば通えるサラタル学園がある。
貴族は落ちたら恥とまで言われる学園で出会った平民と恋に落ちた婚約者。
入婿の貴方が私を見下すとは良い度胸ね。
私を敵に回したら、どうなるか分からせてあげる。
【完結】あなたのいない世界、うふふ。
やまぐちこはる
恋愛
17歳のヨヌク子爵家令嬢アニエラは栗毛に栗色の瞳の穏やかな令嬢だった。近衛騎士で伯爵家三男、かつ騎士爵を賜るトーソルド・ロイリーと幼少から婚約しており、成人とともに政略的な結婚をした。
しかしトーソルドには恋人がおり、結婚式のあと、初夜を迎える前に出たまま戻ることもなく、一人ロイリー騎士爵家を切り盛りするはめになる。
とはいえ、アニエラにはさほどの不満はない。結婚前だって殆ど会うこともなかったのだから。
===========
感想は一件づつ個別のお返事ができなくなっておりますが、有り難く拝読しております。
4万文字ほどの作品で、最終話まで予約投稿済です。お楽しみいただけましたら幸いでございます。
愛しの婚約者に「学園では距離を置こう」と言われたので、婚約破棄を画策してみた
迦陵 れん
恋愛
「学園にいる間は、君と距離をおこうと思う」
待ちに待った定例茶会のその席で、私の大好きな婚約者は唐突にその言葉を口にした。
「え……あの、どうし……て?」
あまりの衝撃に、上手く言葉が紡げない。
彼にそんなことを言われるなんて、夢にも思っていなかったから。
ーーーーーーーーーーーーー
侯爵令嬢ユリアの婚約は、仲の良い親同士によって、幼い頃に結ばれたものだった。
吊り目でキツい雰囲気を持つユリアと、女性からの憧れの的である婚約者。
自分たちが不似合いであることなど、とうに分かっていることだった。
だから──学園にいる間と言わず、彼を自分から解放してあげようと思ったのだ。
婚約者への淡い恋心は、心の奥底へとしまいこんで……。
※基本的にゆるふわ設定です。
※プロット苦手派なので、話が右往左往するかもしれません。→故に、タグは徐々に追加していきます
※感想に返信してると執筆が進まないという鈍足仕様のため、返事は期待しないで貰えるとありがたいです。
※仕事が休みの日のみの執筆になるため、毎日は更新できません……(書きだめできた時だけします)ご了承くださいませ。
※※しれっと短編から長編に変更しました。(だって絶対終わらないと思ったから!)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる