86 / 103
お兄様と皇太子殿下が心配してくれました
しおりを挟む
目が覚めると自室のベッドの上でした。お兄様とクリス様がベッドの横に椅子を置いて見守ってくれていたようです。エルもお兄様の膝の上にいます。
「エレナ、目が覚めた?おはよう」
「おはようございます、クリス様」
「おはよう、エレナ」
「おはようございます、お兄様」
「みゅう!」
「おはよう、エル」
お兄様に頭を撫でられます。お兄様もクリス様もどこかほっとした表情です。
「まあおはようといっても夜なのだけど…あ、今日はもう遅いから、僕もセヴラン邸に泊まっていくね」
「そうなのですね。クリス様と夜も一緒に居られるなんて嬉しいです」
「…可愛すぎる」
クリス様が顔を真っ赤にして、それを隠すように片手で覆います。
「エレナ、どこか痛いとかつらいとかないか?」
「大丈夫です、お兄様」
「ご飯は食べられそう?食欲はある?」
「んー…あんまりお腹は空いてないです」
「そっか…じゃあ、お腹が空くまでもう少しゆっくりしようか」
クリス様が優しく頭を撫でてくださいます。ほっとします。
「エレナ。改めて、今回のことは本当にごめん」
「え、クリス様は何も悪くありません!」
「いや、僕が悪いんだよ。エレナは僕の婚約者になったから狙われたのだろうに、守ってあげられなかった。ごめんね」
「そんなことありません!助けに来てくださったじゃないですか!」
上半身を乗り出してクリス様にぎゅっと抱きつきます。
「エレナ?」
「どうかご自分を責めないでください。私はクリス様が大好きなんです。クリス様には笑顔でいて欲しいです」
「…ありがとう、エレナ。愛してる」
「私もクリス様を愛しています」
クリス様に強く抱きしめ返されます。
「エレナ、もう一つ謝らないといけないことがあるんだ」
「…何でしょうか?」
「エレナに皇室の影をつける」
「…皇室の影。えっと、精鋭の方ばかりの」
「そう、それ」
何故それで謝られるのでしょうか?
「ごめんね、婚約者になる時にちょっとこっちでエレナのことを調べて。エレナが前にどんな生活を強いられていたのか知って」
「そうなのですね」
お兄様をちらりと見ます。お兄様は頷いてくれたので問題ないのでしょう。
「それで、エレナはやっと自由になれたのに…影をつけたらプライベートも何もないだろう?エレナに窮屈な思いをさせたくなくて、父上と母上にエレナに影をつけないようにお願いしていたんだ。僕がエレナを守るからって。でも、守れなかった。本当にごめんね」
「いえ、そんな!」
「だから、これからは迅速に対応できるように影をエレナにつける。窮屈な思いをさせるかもしれない。本当にごめん」
謝ってばかりのクリス様の頬にキスをします。
「言ったじゃないですか。私はクリス様が大好きなんです。クリス様には笑顔でいて欲しい。だから、謝らないでください。クリス様と一緒に居られれば、私は幸せですから。影の方が四六時中ついていたとしても、大丈夫です!」
にっこり笑えば、クリス様もようやく笑ってくださいました。
「ふふ、敵わないなぁ…好きだよ、エレナ」
「私もクリス様が大好きです!」
クリス様はもう大丈夫そうです。よかった。
「それで、エレナ」
「はい、お兄様」
「犯人が誰かわかっているのか?」
「…えっと」
わかってます。けど、言っていいものか…。
「エレナ、隠したいならそれでもいいけどそれは相手のためにはならないと思うよ」
「…クリス様。そうですよね」
言わなくてもいずれバレることでしょうし…。
「実行犯はポーラ様とリゼット様とサラ様の三人です。命令したのはオデット様だそうです」
「…なるほどね。わかった。エレナは気にせずゆっくりお休み」
「…ポーラ様とリゼット様とサラ様はオデット様に命じられて仕方がなかったんだと思います。情状酌量を求めます」
「うーん…優しさは美徳だとは思うけど。彼女達を助けるのはちょっと難しいかなぁ…まあ、エレナが望むなら減刑は求めてみるけど」
困った表情のクリス様。それでもお願いを聞いてくださいます。
「ただ、私オデット様は許せません。私に直接文句を言うなり危害を加えるなりすれば良いのに、ポーラ様達を巻き込んだのは卑劣だと思います。オデット様にこそ重い処罰を求めます」
「それはそうだね。僕の方からもこれでもかってくらい重い処罰を望むよ。だってこれ普通に殺人未遂だし。なあなあでは逃がさないよ」
殺人未遂、と聞いてぞっとします。改めて殺されかけたのだなと実感します。
「ああごめん、怖がらせたね。大丈夫。もう二度とこんなことが起きないようにオデット嬢には厳罰を求めるから。見せしめにもなるでしょ。もう誰もエレナに手を出そうと思わないようにするよ。だから大丈夫」
頭を撫でてもらいなんとか気力が回復します。うん、クリス様が大丈夫と言ってくださるのです。きっと大丈夫です!
「はい、クリス様」
「うん、素直ないい子だね。偉い偉い」
「ふふ。はい」
そんな私達の横で、お兄様は難しい顔をしていました。
「…お兄様?」
「どうしたの、マックス」
「いえ…オデット嬢はアダラール家の一人娘でしたよね。アダラール家も全力で抵抗して来そうだなと」
「あー。まあ厄介な相手だけど、頑張ってみるよ」
「お願いします」
私もクリス様もお兄様も、犯人に正しい処罰を望みます。
「みゅう?」
よくわかっていなさそうなエルは私が目覚めたことにご機嫌で飛び回っていましたが、重い空気に気付いたのか気付いていないのか私の頭の上に乗っかってきました。ちょっと重いけど可愛いです。
「エレナ、目が覚めた?おはよう」
「おはようございます、クリス様」
「おはよう、エレナ」
「おはようございます、お兄様」
「みゅう!」
「おはよう、エル」
お兄様に頭を撫でられます。お兄様もクリス様もどこかほっとした表情です。
「まあおはようといっても夜なのだけど…あ、今日はもう遅いから、僕もセヴラン邸に泊まっていくね」
「そうなのですね。クリス様と夜も一緒に居られるなんて嬉しいです」
「…可愛すぎる」
クリス様が顔を真っ赤にして、それを隠すように片手で覆います。
「エレナ、どこか痛いとかつらいとかないか?」
「大丈夫です、お兄様」
「ご飯は食べられそう?食欲はある?」
「んー…あんまりお腹は空いてないです」
「そっか…じゃあ、お腹が空くまでもう少しゆっくりしようか」
クリス様が優しく頭を撫でてくださいます。ほっとします。
「エレナ。改めて、今回のことは本当にごめん」
「え、クリス様は何も悪くありません!」
「いや、僕が悪いんだよ。エレナは僕の婚約者になったから狙われたのだろうに、守ってあげられなかった。ごめんね」
「そんなことありません!助けに来てくださったじゃないですか!」
上半身を乗り出してクリス様にぎゅっと抱きつきます。
「エレナ?」
「どうかご自分を責めないでください。私はクリス様が大好きなんです。クリス様には笑顔でいて欲しいです」
「…ありがとう、エレナ。愛してる」
「私もクリス様を愛しています」
クリス様に強く抱きしめ返されます。
「エレナ、もう一つ謝らないといけないことがあるんだ」
「…何でしょうか?」
「エレナに皇室の影をつける」
「…皇室の影。えっと、精鋭の方ばかりの」
「そう、それ」
何故それで謝られるのでしょうか?
「ごめんね、婚約者になる時にちょっとこっちでエレナのことを調べて。エレナが前にどんな生活を強いられていたのか知って」
「そうなのですね」
お兄様をちらりと見ます。お兄様は頷いてくれたので問題ないのでしょう。
「それで、エレナはやっと自由になれたのに…影をつけたらプライベートも何もないだろう?エレナに窮屈な思いをさせたくなくて、父上と母上にエレナに影をつけないようにお願いしていたんだ。僕がエレナを守るからって。でも、守れなかった。本当にごめんね」
「いえ、そんな!」
「だから、これからは迅速に対応できるように影をエレナにつける。窮屈な思いをさせるかもしれない。本当にごめん」
謝ってばかりのクリス様の頬にキスをします。
「言ったじゃないですか。私はクリス様が大好きなんです。クリス様には笑顔でいて欲しい。だから、謝らないでください。クリス様と一緒に居られれば、私は幸せですから。影の方が四六時中ついていたとしても、大丈夫です!」
にっこり笑えば、クリス様もようやく笑ってくださいました。
「ふふ、敵わないなぁ…好きだよ、エレナ」
「私もクリス様が大好きです!」
クリス様はもう大丈夫そうです。よかった。
「それで、エレナ」
「はい、お兄様」
「犯人が誰かわかっているのか?」
「…えっと」
わかってます。けど、言っていいものか…。
「エレナ、隠したいならそれでもいいけどそれは相手のためにはならないと思うよ」
「…クリス様。そうですよね」
言わなくてもいずれバレることでしょうし…。
「実行犯はポーラ様とリゼット様とサラ様の三人です。命令したのはオデット様だそうです」
「…なるほどね。わかった。エレナは気にせずゆっくりお休み」
「…ポーラ様とリゼット様とサラ様はオデット様に命じられて仕方がなかったんだと思います。情状酌量を求めます」
「うーん…優しさは美徳だとは思うけど。彼女達を助けるのはちょっと難しいかなぁ…まあ、エレナが望むなら減刑は求めてみるけど」
困った表情のクリス様。それでもお願いを聞いてくださいます。
「ただ、私オデット様は許せません。私に直接文句を言うなり危害を加えるなりすれば良いのに、ポーラ様達を巻き込んだのは卑劣だと思います。オデット様にこそ重い処罰を求めます」
「それはそうだね。僕の方からもこれでもかってくらい重い処罰を望むよ。だってこれ普通に殺人未遂だし。なあなあでは逃がさないよ」
殺人未遂、と聞いてぞっとします。改めて殺されかけたのだなと実感します。
「ああごめん、怖がらせたね。大丈夫。もう二度とこんなことが起きないようにオデット嬢には厳罰を求めるから。見せしめにもなるでしょ。もう誰もエレナに手を出そうと思わないようにするよ。だから大丈夫」
頭を撫でてもらいなんとか気力が回復します。うん、クリス様が大丈夫と言ってくださるのです。きっと大丈夫です!
「はい、クリス様」
「うん、素直ないい子だね。偉い偉い」
「ふふ。はい」
そんな私達の横で、お兄様は難しい顔をしていました。
「…お兄様?」
「どうしたの、マックス」
「いえ…オデット嬢はアダラール家の一人娘でしたよね。アダラール家も全力で抵抗して来そうだなと」
「あー。まあ厄介な相手だけど、頑張ってみるよ」
「お願いします」
私もクリス様もお兄様も、犯人に正しい処罰を望みます。
「みゅう?」
よくわかっていなさそうなエルは私が目覚めたことにご機嫌で飛び回っていましたが、重い空気に気付いたのか気付いていないのか私の頭の上に乗っかってきました。ちょっと重いけど可愛いです。
22
お気に入りに追加
3,308
あなたにおすすめの小説
この度、呪われてしまった騎士団長との婚約を我儘な姉から押し付けられまして
アルト
恋愛
ルシア・アルヴァルトには秘密にしている事があった。それは、己が前世『魔女』と呼ばれていた過去。国と民に尽くした偉大な魔法師は、膨れ上がる名声から謀反を危惧した王族と貴族諸侯によって『魔女』という忌むべき存在に仕立て上げられ、国を追われた。
そんなルシアはある日、姉から婚約話を押し付けられる事になる。
相手の名前はイグナーツ・ロドリゲス。
民を守る騎士団の長として、国に尽くしてきた傑物であったが、魔族との戦闘により、彼は呪いを受けてしまう。
そのせいでこれまでの貢献はなかったかのように誰もが手のひら返し。
呪いによって変貌した見た目のせいで、誰もが彼の存在を忌避するようになる。
だが、そんな彼の婚約者立場を姉から押し付けられたルシアは、かつての己と重なって見えたイグナーツを助けようと決めた。
【コミカライズ決定】無敵のシスコン三兄弟は、断罪を力技で回避する。
櫻野くるみ
恋愛
地味な侯爵令嬢のエミリーには、「麗しのシスコン三兄弟」と呼ばれる兄たちと弟がいる。
才能溢れる彼らがエミリーを溺愛していることは有名なのにも関わらず、エミリーのポンコツ婚約者は夜会で婚約破棄と断罪を目論む……。
敵にもならないポンコツな婚約者相手に、力技であっという間に断罪を回避した上、断罪返しまで行い、重すぎる溺愛を見せつける三兄弟のお話。
新たな婚約者候補も…。
ざまぁは少しだけです。
短編
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
嫌われ王女はパン屋の娘
りう
恋愛
緑に囲まれ、肥沃な泉と精霊に守られる国があった。
その国の名をトリムルトと言う。
小国には、王子が三人、王女が二人いた。王子のそれぞれ賢明で民の誇りであったが、それとは別に王女は美しさで特に世間に知られていた。
それはそれは美しい王女が二人。
しかし、その二人それぞれの評判は異なる。
一人は「我儘王女」、もう一人は「聖なる王女」といわれていた。
我儘王女はある日、止むに止まれぬ事情で大国に嫁ぐ。
嫁ぎ先の王子は妹を愛していて、姉である彼女を嫌っていた。
「だからなんだって言うんですの? 私もおことわりよ」
王女の目的はただひとつ
「この婚姻が破棄された暁には、私正式にパン屋になれますの!」
利用されるだけの人生に、さよならを。
ふまさ
恋愛
公爵令嬢のアラーナは、婚約者である第一王子のエイベルと、実妹のアヴリルの不貞行為を目撃してしまう。けれど二人は悪びれるどころか、平然としている。どころか二人の仲は、アラーナの両親も承知していた。
アラーナの努力は、全てアヴリルのためだった。それを理解してしまったアラーナは、糸が切れたように、頑張れなくなってしまう。でも、頑張れないアラーナに、居場所はない。
アラーナは自害を決意し、実行する。だが、それを知った家族の反応は、残酷なものだった。
──しかし。
運命の歯車は確実に、ゆっくりと、狂っていく。
不要なモノを全て切り捨てた節約令嬢は、冷徹宰相に溺愛される~NTRもモラハラいりません~
美杉。節約令嬢、書籍化進行中
恋愛
皆様のお陰で、ホットランク一位を獲得しましたーーーーー。御礼申し上げます。
我が家はいつでも妹が中心に回っていた。ふわふわブロンドの髪に、青い瞳。まるでお人形さんのような妹シーラを溺愛する両親。
ブラウンの髪に緑の瞳で、特に平凡で地味な私。両親はいつでも妹優先であり、そして妹はなぜか私のものばかりを欲しがった。
大好きだった人形。誕生日に買ってもらったアクセサリー。そして今度は私の婚約者。
幼い頃より家との繋がりで婚約していたアレン様を妹が寝取り、私との結婚を次の秋に控えていたのにも関わらず、アレン様の子を身ごもった。
勝ち誇ったようなシーラは、いつものように婚約者を譲るように迫る。
事態が事態だけに、アレン様の両親も婚約者の差し替えにすぐ同意。
ただ妹たちは知らない。アレン様がご自身の領地運営管理を全て私に任せていたことを。
そしてその領地が私が運営し、ギリギリもっていただけで破綻寸前だったことも。
そう。彼の持つ資産も、その性格も全てにおいて不良債権でしかなかった。
今更いらないと言われても、モラハラ不良債権なんてお断りいたします♡
さぁ、自由自適な生活を領地でこっそり行うぞーと思っていたのに、なぜか冷徹と呼ばれる幼馴染の宰相に婚約を申し込まれて? あれ、私の計画はどうなるの……
※この物語はフィクションであり、ご都合主義な部分もあるかもしれません。
ぽっちゃりな私は妹に婚約者を取られましたが、嫁ぎ先での溺愛がとまりません~冷酷な伯爵様とは誰のこと?~
柊木 ひなき
恋愛
「メリーナ、お前との婚約を破棄する!」夜会の最中に婚約者の第一王子から婚約破棄を告げられ、妹からは馬鹿にされ、貴族達の笑い者になった。
その時、思い出したのだ。(私の前世、美容部員だった!)この体型、ドレス、確かにやばい!
この世界の美の基準は、スリム体型が前提。まずはダイエットを……え、もう次の結婚? お相手は、超絶美形の伯爵様!? からの溺愛!? なんで!?
※シリアス展開もわりとあります。
虐げられ令嬢、辺境の色ボケ老人の後妻になるはずが、美貌の辺境伯さまに溺愛されるなんて聞いていません!
葵 すみれ
恋愛
成り上がりの男爵家に生まれた姉妹、ヘスティアとデボラ。
美しく貴族らしい金髪の妹デボラは愛されたが、姉のヘスティアはみっともない赤毛の上に火傷の痕があり、使用人のような扱いを受けていた。
デボラは自己中心的で傲慢な性格であり、ヘスティアに対して嫌味や攻撃を繰り返す。
火傷も、デボラが負わせたものだった。
ある日、父親と元婚約者が、ヘスティアに結婚の話を持ちかける。
辺境伯家の老人が、おぼつかないくせに色ボケで、後妻を探しているのだという。
こうしてヘスティアは本人の意思など関係なく、辺境の老人の慰み者として差し出されることになった。
ところが、出荷先でヘスティアを迎えた若き美貌の辺境伯レイモンドは、後妻など必要ないと言い出す。
そう言われても、ヘスティアにもう帰る場所などない。
泣きつくと、レイモンドの叔母の提案で、侍女として働かせてもらえることになる。
いじめられるのには慣れている。
それでもしっかり働けば追い出されないだろうと、役に立とうと決意するヘスティア。
しかし、辺境伯家の人たちは親切で優しく、ヘスティアを大切にしてくれた。
戸惑うヘスティアに、さらに辺境伯レイモンドまでが、甘い言葉をかけてくる。
信じられない思いながらも、ヘスティアは少しずつレイモンドに惹かれていく。
そして、元家族には、破滅の足音が近づいていた――。
※小説家になろうにも掲載しています
【完結】身を引いたつもりが逆効果でした
風見ゆうみ
恋愛
6年前に別れの言葉もなく、あたしの前から姿を消した彼と再会したのは、王子の婚約パレードの時だった。
一緒に遊んでいた頃には知らなかったけれど、彼は実は王子だったらしい。しかもあたしの親友と彼の弟も幼い頃に将来の約束をしていたようで・・・・・。
平民と王族ではつりあわない、そう思い、身を引こうとしたのだけど、なぜか逃してくれません!
というか、婚約者にされそうです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる