上 下
4 / 6
0章:はじまりはじまりの章

では!まずスターシードとはなんぞや?からぁぁぁッ!ぱちぱちぱちぱちぃッ!!

しおりを挟む
木蓮「大丈夫ヨ!あなたもワタシも頭おかしいからッ笑」

そらは目を白黒させながら眼鏡をかけなおし、辺りを見回してみる。
さっきいた店はカケラも見当たらず、一切が別の場所になっていた。
代わりに目の前にあるのは寺のような建物の入り口だった。


木蓮と名乗った女性は小柄ながらも、なんとも言えない風格のある人物だ。

そらは目の前の女性とコミュニケーションするしかない。
まずここはどこなのかということ。
保育園の時間が差し迫っていること。
なぜあの店主が自分をここに送ったのかということ。
意を決して恐る恐る口を開こうとするも、それを知っているかのように木蓮が先に言った。

木蓮「そらちゃん。今あなたは心配なことはぜーんぶ杞憂ヨ。
ここは由緒正しき亜空間の寺院。
ワタシはこの寺院の管理者ヨ。
ここは空間の少しズレた場所でね、時間の流れが違うのヨ。だから保育園の時間も問題なしヨッ笑笑」

木蓮はそう切り出すと、さらに話を続ける。

木蓮「あなたは魔法本舗店主が送ってくれた大切なスターシードの1人。
ワタシがあなたを開かせるワ💕💕
まずそらちゃんには座学とチャネリングを覚えてもらおうかしらんッ💫💕
大丈夫ヨッ!あなたもワタシ頭おかしいからッ笑笑」

そう繰り返す木蓮を茫然と見つめながら思った。

そら(わけがわからないよ!!
とりあえず、時間の流れが違うなら少し付き合ってみようかな。
そうでないと戻れなさそうだし………)

そう考えた瞬間、木蓮がこちらを振り返りニッコリと笑った。

木蓮「では!まずスターシードとはなんぞや?からぁぁぁッ!ぱちぱちぱちぱちぃッ!!」

そら(………ホントに大丈夫かな……?🥺🥺)






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

孕ませねばならん ~イケメン執事の監禁セックス~

あさとよる
恋愛
傷モノになれば、この婚約は無くなるはずだ。 最愛のお嬢様が嫁ぐのを阻止? 過保護イケメン執事の執着H♡

処理中です...