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負傷者を除く、騎士と、もともとこのオアシスに滞在しいた兵士達の代表が、軍義を開くことになった。
オアシスの兵士達は、リュカを一目みると、おおっと誰もが歓喜の声を上げた。
「なんと、リュカ様がいらっしゃるなんて」
「リザードベアが来ると聞いたときは生きた心地がしなかったが、なんだ、良かった」
「リュカ様がいらっしゃるなら安心して戦える」
古参兵士達がざわざわと会話するのを、新人騎士達は頭に?マークを付けて様子を伺っている。
「なぁ、リュカって、あの怖い人だよな、いつもカリル医師にくっついてる」
「あ、ぁぁ、なんか、有名な人なのか?おまえ知ってる?」
「いや、そういや、あの人は元々この部隊には居なくて、カリル公爵令嬢が連れてきたとかきいたぞ」
「まじで、それって、銀の女豹だっけ」
「ばか、銀狐だよ、それ本人に聞かれたやつ、ボコボコにされたから気を付けろよ」
「だいたい、あの人は先生のなんなんだよ」
ゼクスが、ぼそっと、隣の負傷者に聞いた。
「守護を任されてるって、俺は聞いたけど」
「守護をねぇ、まぁ、医者は貴重だもんな、でもさ、あの人はそんな守護とか生ちょろい護衛とは訳が違うぞ、なんかこう、殺戮者みたいな」
「まぁ、カリル公爵家の護衛だし、普通とは違うさ、良いよな身分が高いって」
ゼクスは、隣の負傷者にどすっと蹴りをいれた。
「イテッ!!おい、何すんだよ」
「お前の手当てをしてくれたのは、先生だろ、身分とか言うなよ、あの人は、凄い人だったよ」
「ちぇ、そりゃまぁ、丁寧で優しかったけどさ」
足をさすさすと、さすりながら、新人騎士は、頬を膨らませた。
「身分とか、努力に関係ねぇよ、あの先生は、俺らの事全員の名前や経歴や、アレルギーやらまで覚えてるんだぜ、お前、全員の名前と顔解るのかよ」
「え?全員の?そんなの、無理だろ」
「お前の名前、先生は呼ばなかったのか?」
ゼクスが、そう、新人騎士に尋ねると、新人騎士は少し間を置いてから、ふるふると頭を振った。
「目が合った瞬間に呼ばれた、俺てっきり、誰かに聞いたんだと思ってた」
「覚えてるんだよあの人、それって、凄いことだろ?俺にはできないよ」
「そう……だな、あぁ、俺にもできない、精々が自分の部隊の奴らの名前くらいだ、しかもフルネームとか全然知らんし」
新人騎士は、ショボッと、下を向いた。偏見で、思ったことを直ぐ口に出したことを恥じた様だった。
「俺らは、今回戦いに参加出来ないけど、もしも、あの人……リズ·カリル医師が危険になった時は、護ろうぜ」
「あぁ、そうだな、で、お前の名前は?」
「バーカ、俺はゼクスだよ、お前は?」
「お前もバカじゃねーか、俺はライカだよ」
ライカはそう言うと、軽くゼクスの足を蹴った。
◇◇◇◇
軍義に参加したのは、団長であるモーガン、副団長ホフマン、オアシス駐在兵士長のガンダッド、オアシスの管理者ドリカ、商人代表バスラン、そしてリュカだった。
副団長のホフマンが疑問に思うのは、リュカが軍義室へはいってきて直ぐに、モーガンよりも上位の位置に着いた事だった。
「おぃ、おまえ……」
「良いんだ、ホフマン」
ホフマンが、リュカを注意して下がらせようとした時、モーガンは首を振った。
「リュカ将軍にこの軍義を仕切って頂く」
「将軍?え?」
リュカは、机の上に地図を広げ、オアシスを指した。
「昨日の部隊の経路から判断してリザードベアは、おそらく、オアシスの南ここら辺の岩場を巣にしているはずだ、商人のバスランなら知っていた情報だろう?」
名指しされ、商人代表のバスランが答える。
「はい、勿論です、我らはここら辺の岩場には近付きません、リザードベアの巣があることは共有されております、ただ、この岩場の近くに生える苔が良い薬草でして、中には無理をして近付く者もなきにしもあらずということで」
「では、昨晩、誰かがベアを刺激した情報でもあるのか?」
バスランがおお汗をかきながら、滅相もないと首を振る。
そこで、オアシスの管理者ドリカが重い口を開く。
「実は、その苔を欲しがる子供がいまして、我々は誰もが取り合わずにいたのですが、自分の母の病を治すために岩場に向かったのを見たと申す者がおりまして」
「そうか、その子は帰ってきたのか」
「いいえ、帰っておりません」
恐らくは、その子はもうリザードベアに命を奪われたのだろうと、沈痛な表情でドリカは下を向いた。
リュカは、しばらく考えていたが、ドリカを鋭く見つめた。
「生け贄を出していたのか」
「あっ……そ、それは、生け贄というわけでは、くっ、しかし、オアシスを守るにはやもえない事でございました」
ドリカが、ずざっと、土下座をした。リュカは冷たい瞳でドリカを見据える。つまりは、オアシスを守るために苔の情報をわざと流したのかもしれない。
「リザードベアが岩場を巣にしたのはいつからだ、なぜ報告をしない」
「ここ、二年程の事です、何処からか流れてきたリザードベアがいつのまにか、増えて」
「オアシスへ来るようになったのは何時からだ」
「ここ、2ヶ月でございます、やつらどんどん数が増えてもはや」
「兵士長は知っていたか?」
急に話を振られ、兵士長ガンダッドは、ブンブンと頭をふった。
「私はここへ赴任してまだ1ヶ月です、前の兵士長は亡くなって……まさか」
兵士長達はリザードベアを自分達だけで何とかしようとしたのかもしれない。もしくは、リザードベアの肉は高く売れるし、心臓や爪の全てが高価な薬剤にもなる。
サァッと、皆の顔色が青ざめていくなか、リュカは、バンッと、机を叩いた。
ビクッとそこに居たもの全てが、震える。
「これは、必然に起きた事故だ、解るな」
「はぃ」
「では、これより、リザードベア殲滅の作戦を立てる、モーガン、騎馬に乗れる者は何名いる」
「は、私とホフマン含め40名程は」
「では、騎馬に乗りながら戦える者は?」
「乗りながら……お、おそらく14名程かと」
馬の名手として、新人の中でも数名は片手で操れる者がいた。だが、果たして戦えるとなると、モーガンやホフマンでも怪しい、しかもここは足場の悪い砂漠だ。
「そうか、なら、今すぐにその14名を連れてこい」
「はっ」
モーガンと、ホフマンが、慌てて部屋から飛び出し、騎士に召集をかけた。
オアシスの兵士達は、リュカを一目みると、おおっと誰もが歓喜の声を上げた。
「なんと、リュカ様がいらっしゃるなんて」
「リザードベアが来ると聞いたときは生きた心地がしなかったが、なんだ、良かった」
「リュカ様がいらっしゃるなら安心して戦える」
古参兵士達がざわざわと会話するのを、新人騎士達は頭に?マークを付けて様子を伺っている。
「なぁ、リュカって、あの怖い人だよな、いつもカリル医師にくっついてる」
「あ、ぁぁ、なんか、有名な人なのか?おまえ知ってる?」
「いや、そういや、あの人は元々この部隊には居なくて、カリル公爵令嬢が連れてきたとかきいたぞ」
「まじで、それって、銀の女豹だっけ」
「ばか、銀狐だよ、それ本人に聞かれたやつ、ボコボコにされたから気を付けろよ」
「だいたい、あの人は先生のなんなんだよ」
ゼクスが、ぼそっと、隣の負傷者に聞いた。
「守護を任されてるって、俺は聞いたけど」
「守護をねぇ、まぁ、医者は貴重だもんな、でもさ、あの人はそんな守護とか生ちょろい護衛とは訳が違うぞ、なんかこう、殺戮者みたいな」
「まぁ、カリル公爵家の護衛だし、普通とは違うさ、良いよな身分が高いって」
ゼクスは、隣の負傷者にどすっと蹴りをいれた。
「イテッ!!おい、何すんだよ」
「お前の手当てをしてくれたのは、先生だろ、身分とか言うなよ、あの人は、凄い人だったよ」
「ちぇ、そりゃまぁ、丁寧で優しかったけどさ」
足をさすさすと、さすりながら、新人騎士は、頬を膨らませた。
「身分とか、努力に関係ねぇよ、あの先生は、俺らの事全員の名前や経歴や、アレルギーやらまで覚えてるんだぜ、お前、全員の名前と顔解るのかよ」
「え?全員の?そんなの、無理だろ」
「お前の名前、先生は呼ばなかったのか?」
ゼクスが、そう、新人騎士に尋ねると、新人騎士は少し間を置いてから、ふるふると頭を振った。
「目が合った瞬間に呼ばれた、俺てっきり、誰かに聞いたんだと思ってた」
「覚えてるんだよあの人、それって、凄いことだろ?俺にはできないよ」
「そう……だな、あぁ、俺にもできない、精々が自分の部隊の奴らの名前くらいだ、しかもフルネームとか全然知らんし」
新人騎士は、ショボッと、下を向いた。偏見で、思ったことを直ぐ口に出したことを恥じた様だった。
「俺らは、今回戦いに参加出来ないけど、もしも、あの人……リズ·カリル医師が危険になった時は、護ろうぜ」
「あぁ、そうだな、で、お前の名前は?」
「バーカ、俺はゼクスだよ、お前は?」
「お前もバカじゃねーか、俺はライカだよ」
ライカはそう言うと、軽くゼクスの足を蹴った。
◇◇◇◇
軍義に参加したのは、団長であるモーガン、副団長ホフマン、オアシス駐在兵士長のガンダッド、オアシスの管理者ドリカ、商人代表バスラン、そしてリュカだった。
副団長のホフマンが疑問に思うのは、リュカが軍義室へはいってきて直ぐに、モーガンよりも上位の位置に着いた事だった。
「おぃ、おまえ……」
「良いんだ、ホフマン」
ホフマンが、リュカを注意して下がらせようとした時、モーガンは首を振った。
「リュカ将軍にこの軍義を仕切って頂く」
「将軍?え?」
リュカは、机の上に地図を広げ、オアシスを指した。
「昨日の部隊の経路から判断してリザードベアは、おそらく、オアシスの南ここら辺の岩場を巣にしているはずだ、商人のバスランなら知っていた情報だろう?」
名指しされ、商人代表のバスランが答える。
「はい、勿論です、我らはここら辺の岩場には近付きません、リザードベアの巣があることは共有されております、ただ、この岩場の近くに生える苔が良い薬草でして、中には無理をして近付く者もなきにしもあらずということで」
「では、昨晩、誰かがベアを刺激した情報でもあるのか?」
バスランがおお汗をかきながら、滅相もないと首を振る。
そこで、オアシスの管理者ドリカが重い口を開く。
「実は、その苔を欲しがる子供がいまして、我々は誰もが取り合わずにいたのですが、自分の母の病を治すために岩場に向かったのを見たと申す者がおりまして」
「そうか、その子は帰ってきたのか」
「いいえ、帰っておりません」
恐らくは、その子はもうリザードベアに命を奪われたのだろうと、沈痛な表情でドリカは下を向いた。
リュカは、しばらく考えていたが、ドリカを鋭く見つめた。
「生け贄を出していたのか」
「あっ……そ、それは、生け贄というわけでは、くっ、しかし、オアシスを守るにはやもえない事でございました」
ドリカが、ずざっと、土下座をした。リュカは冷たい瞳でドリカを見据える。つまりは、オアシスを守るために苔の情報をわざと流したのかもしれない。
「リザードベアが岩場を巣にしたのはいつからだ、なぜ報告をしない」
「ここ、二年程の事です、何処からか流れてきたリザードベアがいつのまにか、増えて」
「オアシスへ来るようになったのは何時からだ」
「ここ、2ヶ月でございます、やつらどんどん数が増えてもはや」
「兵士長は知っていたか?」
急に話を振られ、兵士長ガンダッドは、ブンブンと頭をふった。
「私はここへ赴任してまだ1ヶ月です、前の兵士長は亡くなって……まさか」
兵士長達はリザードベアを自分達だけで何とかしようとしたのかもしれない。もしくは、リザードベアの肉は高く売れるし、心臓や爪の全てが高価な薬剤にもなる。
サァッと、皆の顔色が青ざめていくなか、リュカは、バンッと、机を叩いた。
ビクッとそこに居たもの全てが、震える。
「これは、必然に起きた事故だ、解るな」
「はぃ」
「では、これより、リザードベア殲滅の作戦を立てる、モーガン、騎馬に乗れる者は何名いる」
「は、私とホフマン含め40名程は」
「では、騎馬に乗りながら戦える者は?」
「乗りながら……お、おそらく14名程かと」
馬の名手として、新人の中でも数名は片手で操れる者がいた。だが、果たして戦えるとなると、モーガンやホフマンでも怪しい、しかもここは足場の悪い砂漠だ。
「そうか、なら、今すぐにその14名を連れてこい」
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モーガンと、ホフマンが、慌てて部屋から飛び出し、騎士に召集をかけた。
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