プレゼント・タイム

床田とこ

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【7+7−7】

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 のれんに腕押し。
 泥に灸。
 糠に釘。
 そして、蓮太にまろやかな反論。

 ならば。



「……ふう。蓮太は私のこと何でも知ってる?」

「どうだろうな。天才だったことも今日知ったくらいだから……。でも、何でも知りたいとは思ってるよ」

「私は、蓮太が思ってくれるような『いい子』ではないの」

「別にアイの全てが良いなんて思ってない。ダメなとこも含めて全部で、アイだよ」

「本当のこと言っても、友達でいてくれる?」

「ああ。約束する。全部受け入れて、アイと友達でいる」
 


 相葉アイが一閃する。

 もう後戻りできない。

 検証が、牙をむく。



 「あの日、私がお母さんを殺したとしても?」


 
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