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第15話
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トランクに真希の遺体
真一と紗栄子はこの状況の糸口を探るために
岬へ向かおうとする。
偶然にも真一の勤めるコンビニの店長が通りすがり3人で岬に向かうのであった。
現場には非常線が張られていて、海に落ちた
車の引き上げ作業が進められていた。
テレビ局の中継などもあり、静かなはずの町が大騒ぎになっていた。
「警察に聞いても無駄そうだ、レポーターに聞いてみるか」
真一と紗栄子は中継車の近くにいるテレビ局のスタッフに声をかける。
「あの崖から落ちた車友人のに似ていて状況教えてもらえないですか?」
「君たち?彼らを知ってるの?」
レポーターらしき男性が反応する。
「警察からの情報によると、男女の遺体が引き上げられたようで名前が、大沢大輝さんと平岡凛さんといっていたよ」
俺と紗栄子は意味がわからなく呆然と立ち尽くした。大輝と凛?
彼方はどうした、しかも凛の遺体は祠に置いて来たはず。
「真ちゃん、大輝くんと一緒にいたの彼方さんだよね?凛さんて誰?」
「俺もてっきり、彼方かと思ったが。。。」
流石に遺体を見て確認するわけにはいかないし、どうしたらいいんだ。
「人違いかもしれないです」
俺はそう言ってその場から離れた。
電話帳から彼方の番号を見つけ出し
電話をかける。
「おかけになった電話番号は電源がはいってないか。。」
「くそ、彼方の奴どこにいるんだ」
「彼方さんなら、何か知ってるかもしれないよね」
何がどうなってるんだ、意味がわかんねぇ。
とにかくバケトン近くの祠にいって凛の遺体を確認するしかない。
「紗栄子、ホテルに戻るぞ」
俺は紗栄子の腕を引き海岸線のきた道を戻り始める。店長は野次馬の中に紛れ込み見つけるのが困難だ。
「真ちゃん私たちどうなるの?」
「どうなるもこうなるも、真希さんの件だってあるんだから戻らなきゃならねぇだろ」
俺はイラつきを隠せず、紗栄子に当たってしまった。
紗栄子はイラついてる俺に気を使ったのか5キロの道のりを無言でついて来た。
真一と紗栄子はこの状況の糸口を探るために
岬へ向かおうとする。
偶然にも真一の勤めるコンビニの店長が通りすがり3人で岬に向かうのであった。
現場には非常線が張られていて、海に落ちた
車の引き上げ作業が進められていた。
テレビ局の中継などもあり、静かなはずの町が大騒ぎになっていた。
「警察に聞いても無駄そうだ、レポーターに聞いてみるか」
真一と紗栄子は中継車の近くにいるテレビ局のスタッフに声をかける。
「あの崖から落ちた車友人のに似ていて状況教えてもらえないですか?」
「君たち?彼らを知ってるの?」
レポーターらしき男性が反応する。
「警察からの情報によると、男女の遺体が引き上げられたようで名前が、大沢大輝さんと平岡凛さんといっていたよ」
俺と紗栄子は意味がわからなく呆然と立ち尽くした。大輝と凛?
彼方はどうした、しかも凛の遺体は祠に置いて来たはず。
「真ちゃん、大輝くんと一緒にいたの彼方さんだよね?凛さんて誰?」
「俺もてっきり、彼方かと思ったが。。。」
流石に遺体を見て確認するわけにはいかないし、どうしたらいいんだ。
「人違いかもしれないです」
俺はそう言ってその場から離れた。
電話帳から彼方の番号を見つけ出し
電話をかける。
「おかけになった電話番号は電源がはいってないか。。」
「くそ、彼方の奴どこにいるんだ」
「彼方さんなら、何か知ってるかもしれないよね」
何がどうなってるんだ、意味がわかんねぇ。
とにかくバケトン近くの祠にいって凛の遺体を確認するしかない。
「紗栄子、ホテルに戻るぞ」
俺は紗栄子の腕を引き海岸線のきた道を戻り始める。店長は野次馬の中に紛れ込み見つけるのが困難だ。
「真ちゃん私たちどうなるの?」
「どうなるもこうなるも、真希さんの件だってあるんだから戻らなきゃならねぇだろ」
俺はイラつきを隠せず、紗栄子に当たってしまった。
紗栄子はイラついてる俺に気を使ったのか5キロの道のりを無言でついて来た。
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