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第6部 男爵
第44話 旅立つ準備
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朝、目を覚ますと横にオルガさんの顔があった。
可愛くて思わずほっぺを手の平で包んだ。
「う、うう~ん」
「ごめん、起こしたかい」
2人で横になり見つめ合う。
昨夜のことを思い出すと恥ずかしくなる。
「起きようか?」
「えぇ、早く起きないとパメラ達に怒られそう」
俺達は着替え朝食を食べに食堂に行った。
朝食を頼み見渡すと、パメラさん達はすでに朝食を食べていた。
俺達は同じテーブルに座った。
「お早う2人共」
「「 お早う! 」」
『昨夜はどうだったのオルガ?』
『朝から、なにを言ってるのルイディナ』
『朝だから言っているのよ。今度は私の番だから気になってね』
『そ、それはゴニョ、ゴニョ、ゴニョ』
「なに2人でこそこそ、しているの?」
「パメラ、大人の話よ」
「大人ね~」
「はい、いいかいみんな聞いて」
俺は3人に言った。
「今日はまず洋服屋に礼服を取りに行こう」
「あぁ、そうね。そろそろ出来ている頃だよね」
朝食を食べ俺達は、洋服屋へ礼服を取りに行った。
服は仕上がっており、実際に着てサイズを確認し店を出た。
今度は武器屋だ。
「こんにちわ」
ドアを開けるとブルーノさんがいた。
「丁度、出来ているぞ。まずはミスリルのバスタード・ソードだな」
オルガさんにバスタード・ソードを渡した。
「次はクロスボウだな。これは調整に苦労したぜ」
おぉ、これはコンパクトで持ちやすそうだ。
「裏庭に出よう、そこで剣を振って調子を見てくれ。弓も試し打ちをしよう」
そう言われ俺達は、建物の中から裏庭に出た。
まずはオルガさんのバスタード・ソードからだ。
シュン、シュン!!シュン、シュン!!シュン、シュン!!
とても軽そうに剣を振るオルガさん。
「これはいい、バランスが丁度いいわ」
「そうだろう、わしの会心作だからな」
そして今度はルイディナさんのクロスボウだ。
シュゥ! ドスッ!! カシャッ!! シュゥ! ドスッ!! カシャッ!!
引き金を引き矢が放たれ、レバーを引きまた矢が装着される。
これは良い。
「凄く打ちやすいわ。持ちやすいし、威力もありそうだわ」
ルイディナさんが喜んでいる。
「このクロスボウは良いぞ。弓が短いから長距離は無理だが、中距離までなら威力もある。台座上の矢を入れるカートリッジは10本入る。10連射できるぞ」
「10連射!凄いわ。これなら大概の魔獣は倒せそうね」
そして最後はレッドキャップの魔石で作ったワンドだ。
「おい、ここで魔法は試してくれるなよ」
なにかを察知したのか、ブルーノさんはパメラさんに注意をした。
「とても魔力の流れが良いわ。きっと威力が上がっているはずよ。早く試したいわ」
威力が上がっていないと困ります。
ウインドカッターならぬ、ウインドブリーズでは。
そして俺はブルーノさんに男爵になり、この街を出ていくことを説明した。
「ほう、男爵になったのかい。良かったな」
そう言ってくれた。
そして旅立つまでに出来るだけでいいので、クロスボウの矢を作ってくれるようにお願いした。
可愛くて思わずほっぺを手の平で包んだ。
「う、うう~ん」
「ごめん、起こしたかい」
2人で横になり見つめ合う。
昨夜のことを思い出すと恥ずかしくなる。
「起きようか?」
「えぇ、早く起きないとパメラ達に怒られそう」
俺達は着替え朝食を食べに食堂に行った。
朝食を頼み見渡すと、パメラさん達はすでに朝食を食べていた。
俺達は同じテーブルに座った。
「お早う2人共」
「「 お早う! 」」
『昨夜はどうだったのオルガ?』
『朝から、なにを言ってるのルイディナ』
『朝だから言っているのよ。今度は私の番だから気になってね』
『そ、それはゴニョ、ゴニョ、ゴニョ』
「なに2人でこそこそ、しているの?」
「パメラ、大人の話よ」
「大人ね~」
「はい、いいかいみんな聞いて」
俺は3人に言った。
「今日はまず洋服屋に礼服を取りに行こう」
「あぁ、そうね。そろそろ出来ている頃だよね」
朝食を食べ俺達は、洋服屋へ礼服を取りに行った。
服は仕上がっており、実際に着てサイズを確認し店を出た。
今度は武器屋だ。
「こんにちわ」
ドアを開けるとブルーノさんがいた。
「丁度、出来ているぞ。まずはミスリルのバスタード・ソードだな」
オルガさんにバスタード・ソードを渡した。
「次はクロスボウだな。これは調整に苦労したぜ」
おぉ、これはコンパクトで持ちやすそうだ。
「裏庭に出よう、そこで剣を振って調子を見てくれ。弓も試し打ちをしよう」
そう言われ俺達は、建物の中から裏庭に出た。
まずはオルガさんのバスタード・ソードからだ。
シュン、シュン!!シュン、シュン!!シュン、シュン!!
とても軽そうに剣を振るオルガさん。
「これはいい、バランスが丁度いいわ」
「そうだろう、わしの会心作だからな」
そして今度はルイディナさんのクロスボウだ。
シュゥ! ドスッ!! カシャッ!! シュゥ! ドスッ!! カシャッ!!
引き金を引き矢が放たれ、レバーを引きまた矢が装着される。
これは良い。
「凄く打ちやすいわ。持ちやすいし、威力もありそうだわ」
ルイディナさんが喜んでいる。
「このクロスボウは良いぞ。弓が短いから長距離は無理だが、中距離までなら威力もある。台座上の矢を入れるカートリッジは10本入る。10連射できるぞ」
「10連射!凄いわ。これなら大概の魔獣は倒せそうね」
そして最後はレッドキャップの魔石で作ったワンドだ。
「おい、ここで魔法は試してくれるなよ」
なにかを察知したのか、ブルーノさんはパメラさんに注意をした。
「とても魔力の流れが良いわ。きっと威力が上がっているはずよ。早く試したいわ」
威力が上がっていないと困ります。
ウインドカッターならぬ、ウインドブリーズでは。
そして俺はブルーノさんに男爵になり、この街を出ていくことを説明した。
「ほう、男爵になったのかい。良かったな」
そう言ってくれた。
そして旅立つまでに出来るだけでいいので、クロスボウの矢を作ってくれるようにお願いした。
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