129 / 272
第九章 束の間の休息(海賊の末裔の地キエラにおいて)
2-4
しおりを挟む
本館に入ったところで、ソランはようやく下ろされた。憤ってみせるには殿下に邪気がなさすぎて、未だ速い鼓動を刻む心臓に手を当て、ただただ恨みがましく見上げる。それさえ殿下にとっては楽しいようで、くすくすと笑いながらソランの腕をとり、自分の腕に絡めさせた。
「おまえたちは、ここまででよい」
彼はアロナたちに下がるように言い、イアルとディーだけを伴い、館の奥へと進んだ。真っ直ぐ裏口へと向かい、そこから外に出る。
塔へと続く道の途中で左に行き、城壁に沿って歩いていく。そして何の変哲もない場所で立ち止まった。
どことも変わりなく見えるそこに空いた小さな穴に、殿下は取り出した鍵を入れた。微かな金属音とともに、こちら側に城壁の一部が滑り出してくる。その隙間に指を入れ開け放つと、人が一人通れるくらいの細い階段が現れた。
先にディーが下りていく。次に殿下が行き、ソラン、イアルと続いた。
「海賊と姫君の言い伝えは聞いたか?」
岩が両側からごつごつとせり出し、閉じ込められてしまいそうな感じのする急なそこを、誰もが下を向いて確認しながら慎重に下っていく。
「はい。収穫祭に劇をやるそうですね」
「ああ。新婦になる女性の憧れの的らしいが、たいていの新郎にとっては、とんでもない苦行らしいな」
殿下の声に多量の笑いが含まれている。どうやら思い出しているらしい。
「イドリック殿もウォルター殿もハリー殿もやったと聞きしました」
「うん。さすがにハリーのは見ていないが、二人のは見たぞ。面白かった」
「特にイドリック殿は語り草だったとか」
殿下は喉の奥でひとしきり笑ってから、教えてくれる。
「ファティエラは腰くだけになっていた。あれはやりすぎだ。だが、それであいつは株を上げたんだ。この地の者に受け入れられる切っ掛けになった。結果的には良かったのだろうな。あいつの許には、あれ以来、あの技術を伝授してほしいと、歳若い者が毎年何人も教えを請いにやってくるんだ。妻はあのファティエラだし、夫婦喧嘩の仲裁を頼みに来る者も多いぞ」
「あのファティエラ、ですか?」
ソランはそのニュアンスに疑問を覚えて聞き返した。
「ああ。エランサの女性は、戦にこそ出ないが、それ以外は男と同等の働きをするのだ。男が放牧で定住地を離れれば、女が家を守らねばならん。それこそ、力仕事も狼を追い払うのもな。あのスーシャでさえ、力仕事を厭わないし、弓も扱える。乗馬にも長けている。その上、女性は家の中も仕切るだろう? 口では男は勝てないしな。エランサは伝統的に恐妻家が多いのだ」
「とてもそうは見えませんが」
「そこが不思議なのだ。明らかに尻に敷いているのに、どういうわけか、ファティエラはイドリックに夢中だろう。なんだかんだ言って、イドリックの意見が通るしな。それを見て、結婚してから妻が恐ろしい女になって、こんなはずではなかったという男どもが、秘訣を聞きに来るわけだ」
どこでもよく聞く話だ。ソランは呆れ混じりに感想を述べた。
「その男たちは、都合のいい夢を見ていたのでしょう。結婚をして生活が始まれば、お互いだけを見ているわけにはいきません。女たちは、愛しているからこそ生活を守ろうとしているというのに」
「なるほど、女には女の言い分があるわけだ」
「ございますよ」
それはもう、あふれんばかりに。領地で、結婚した姉さんたちの惚気半分の愚痴を、どれほど聞いたことか。
「そうか。では私は、おとなしく尻に敷かれておくとしよう」
「何を仰っているんですか。そんなことになるわけがありません。今だって私は殿下に振り回されっぱなしです」
ソランは先程のことを思い出し、憤りを込めて言った。
「本当か? それは嬉しいことを聞いた。私ばかりが振り回されているのかと思っていたが」
冗談なのか、本気なのか判断がつかなかい。時々、殿下とはどうにも話が通じなくて、もどかしくなることがある。
それはもしかして、殿下が男で、ソランが女であるせいなのかもしれないと気付いた。受け止める感覚自体が違うとしか思えないのだ。
「話が逸れたが、この階段は、件の海賊が姫に会いたい一心で、一段一段刻んだのだと言われているのだ」
「それにしてはよくできた造りですね。外側からは見えないようになっているようですが」
外からやってくる者が、外に見えないように造る必要はない気がするのだ。胸壁の上からは丸見えなのだし。むしろ、こんな造りにするとすれば、内側の者ではないのか。
殿下は足を止めてソランを振り返った。複雑な顔をしている。当てが外れたというか、当たったというのか。
「おまえはできすぎだ。そうではないかと思いはしたのだが」
ぼやく口調であった。ソランは首を傾げた。
「この話は、この辺りでは女性を口説く定番なのだ。こういうのを、女性はロマンティックだと喜ぶのではないのか?」
「はあ。そうかもしれませんね」
ソランはとりあえずそう答えた。
「なんだ、何か言いたそうだな」
「え? はあ、まあ、杜撰すぎる話だと」
ディーがいきなりしゃがみこんだ。壁に手を付き、肩を震わせ、声を殺して笑っている。おかしな気配に後ろを振り返っても、イアルが背を向けてやはり笑っていた。
「どうして笑う!? だって、どう考えたっておかしな話だろう。城側からは丸見えなんだぞ? しかも、こんな大工事に気付かないわけがあるかっ」
イアルに憤懣をぶつける。
「そのとおりだ。怒るな。もっと古い時代に、脱出口として造られたのだ。だが、ここから登って姫に会いに行っていたのは本当らしい。どんな警備だったのだと言いたい気もするのだが」
「だ、駄目です! もーう、我慢できません! あなたたちはどっちもどっちですよ!」
ディーが叫んで、大きな声で笑いだしたのだった。
「おまえたちは、ここまででよい」
彼はアロナたちに下がるように言い、イアルとディーだけを伴い、館の奥へと進んだ。真っ直ぐ裏口へと向かい、そこから外に出る。
塔へと続く道の途中で左に行き、城壁に沿って歩いていく。そして何の変哲もない場所で立ち止まった。
どことも変わりなく見えるそこに空いた小さな穴に、殿下は取り出した鍵を入れた。微かな金属音とともに、こちら側に城壁の一部が滑り出してくる。その隙間に指を入れ開け放つと、人が一人通れるくらいの細い階段が現れた。
先にディーが下りていく。次に殿下が行き、ソラン、イアルと続いた。
「海賊と姫君の言い伝えは聞いたか?」
岩が両側からごつごつとせり出し、閉じ込められてしまいそうな感じのする急なそこを、誰もが下を向いて確認しながら慎重に下っていく。
「はい。収穫祭に劇をやるそうですね」
「ああ。新婦になる女性の憧れの的らしいが、たいていの新郎にとっては、とんでもない苦行らしいな」
殿下の声に多量の笑いが含まれている。どうやら思い出しているらしい。
「イドリック殿もウォルター殿もハリー殿もやったと聞きしました」
「うん。さすがにハリーのは見ていないが、二人のは見たぞ。面白かった」
「特にイドリック殿は語り草だったとか」
殿下は喉の奥でひとしきり笑ってから、教えてくれる。
「ファティエラは腰くだけになっていた。あれはやりすぎだ。だが、それであいつは株を上げたんだ。この地の者に受け入れられる切っ掛けになった。結果的には良かったのだろうな。あいつの許には、あれ以来、あの技術を伝授してほしいと、歳若い者が毎年何人も教えを請いにやってくるんだ。妻はあのファティエラだし、夫婦喧嘩の仲裁を頼みに来る者も多いぞ」
「あのファティエラ、ですか?」
ソランはそのニュアンスに疑問を覚えて聞き返した。
「ああ。エランサの女性は、戦にこそ出ないが、それ以外は男と同等の働きをするのだ。男が放牧で定住地を離れれば、女が家を守らねばならん。それこそ、力仕事も狼を追い払うのもな。あのスーシャでさえ、力仕事を厭わないし、弓も扱える。乗馬にも長けている。その上、女性は家の中も仕切るだろう? 口では男は勝てないしな。エランサは伝統的に恐妻家が多いのだ」
「とてもそうは見えませんが」
「そこが不思議なのだ。明らかに尻に敷いているのに、どういうわけか、ファティエラはイドリックに夢中だろう。なんだかんだ言って、イドリックの意見が通るしな。それを見て、結婚してから妻が恐ろしい女になって、こんなはずではなかったという男どもが、秘訣を聞きに来るわけだ」
どこでもよく聞く話だ。ソランは呆れ混じりに感想を述べた。
「その男たちは、都合のいい夢を見ていたのでしょう。結婚をして生活が始まれば、お互いだけを見ているわけにはいきません。女たちは、愛しているからこそ生活を守ろうとしているというのに」
「なるほど、女には女の言い分があるわけだ」
「ございますよ」
それはもう、あふれんばかりに。領地で、結婚した姉さんたちの惚気半分の愚痴を、どれほど聞いたことか。
「そうか。では私は、おとなしく尻に敷かれておくとしよう」
「何を仰っているんですか。そんなことになるわけがありません。今だって私は殿下に振り回されっぱなしです」
ソランは先程のことを思い出し、憤りを込めて言った。
「本当か? それは嬉しいことを聞いた。私ばかりが振り回されているのかと思っていたが」
冗談なのか、本気なのか判断がつかなかい。時々、殿下とはどうにも話が通じなくて、もどかしくなることがある。
それはもしかして、殿下が男で、ソランが女であるせいなのかもしれないと気付いた。受け止める感覚自体が違うとしか思えないのだ。
「話が逸れたが、この階段は、件の海賊が姫に会いたい一心で、一段一段刻んだのだと言われているのだ」
「それにしてはよくできた造りですね。外側からは見えないようになっているようですが」
外からやってくる者が、外に見えないように造る必要はない気がするのだ。胸壁の上からは丸見えなのだし。むしろ、こんな造りにするとすれば、内側の者ではないのか。
殿下は足を止めてソランを振り返った。複雑な顔をしている。当てが外れたというか、当たったというのか。
「おまえはできすぎだ。そうではないかと思いはしたのだが」
ぼやく口調であった。ソランは首を傾げた。
「この話は、この辺りでは女性を口説く定番なのだ。こういうのを、女性はロマンティックだと喜ぶのではないのか?」
「はあ。そうかもしれませんね」
ソランはとりあえずそう答えた。
「なんだ、何か言いたそうだな」
「え? はあ、まあ、杜撰すぎる話だと」
ディーがいきなりしゃがみこんだ。壁に手を付き、肩を震わせ、声を殺して笑っている。おかしな気配に後ろを振り返っても、イアルが背を向けてやはり笑っていた。
「どうして笑う!? だって、どう考えたっておかしな話だろう。城側からは丸見えなんだぞ? しかも、こんな大工事に気付かないわけがあるかっ」
イアルに憤懣をぶつける。
「そのとおりだ。怒るな。もっと古い時代に、脱出口として造られたのだ。だが、ここから登って姫に会いに行っていたのは本当らしい。どんな警備だったのだと言いたい気もするのだが」
「だ、駄目です! もーう、我慢できません! あなたたちはどっちもどっちですよ!」
ディーが叫んで、大きな声で笑いだしたのだった。
0
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
【完結】殿下、自由にさせていただきます。
なか
恋愛
「出て行ってくれリルレット。王宮に君が住む必要はなくなった」
その言葉と同時に私の五年間に及ぶ初恋は終わりを告げた。
アルフレッド殿下の妃候補として選ばれ、心の底から喜んでいた私はもういない。
髪を綺麗だと言ってくれた口からは、私を貶める言葉しか出てこない。
見惚れてしまう程の笑みは、もう見せてもくれない。
私………貴方に嫌われた理由が分からないよ。
初夜を私一人だけにしたあの日から、貴方はどうして変わってしまったの?
恋心は砕かれた私は死さえ考えたが、過去に見知らぬ男性から渡された本をきっかけに騎士を目指す。
しかし、正騎士団は女人禁制。
故に私は男性と性別を偽って生きていく事を決めたのに……。
晴れて騎士となった私を待っていたのは、全てを見抜いて笑う副団長であった。
身分を明かせない私は、全てを知っている彼と秘密の恋をする事になる。
そして、騎士として王宮内で起きた変死事件やアルフレッドの奇行に大きく関わり、やがて王宮に蔓延る謎と対峙する。
これは、私の初恋が終わり。
僕として新たな人生を歩みだした話。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
【完結】実家に捨てられた私は侯爵邸に拾われ、使用人としてのんびりとスローライフを満喫しています〜なお、実家はどんどん崩壊しているようです〜
よどら文鳥
恋愛
フィアラの父は、再婚してから新たな妻と子供だけの生活を望んでいたため、フィアラは邪魔者だった。
フィアラは毎日毎日、家事だけではなく父の仕事までも強制的にやらされる毎日である。
だがフィアラが十四歳になったとある日、長く奴隷生活を続けていたデジョレーン子爵邸から抹消される運命になる。
侯爵がフィアラを除名したうえで専属使用人として雇いたいという申し出があったからだ。
金銭面で余裕のないデジョレーン子爵にとってはこのうえない案件であったため、フィアラはゴミのように捨てられた。
父の発言では『侯爵一家は非常に悪名高く、さらに過酷な日々になるだろう』と宣言していたため、フィアラは不安なまま侯爵邸へ向かう。
だが侯爵邸で待っていたのは過酷な毎日ではなくむしろ……。
いっぽう、フィアラのいなくなった子爵邸では大金が入ってきて全員が大喜び。
さっそくこの大金を手にして新たな使用人を雇う。
お金にも困らずのびのびとした生活ができるかと思っていたのだが、現実は……。
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる