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五章 一時の帰還
5話 更なる最悪
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さて、種明かしをしよう。
なぜ会社が終わったのか。まぁ分かっている通りやったのは俺だ。
やり方は簡単。まず精神魔法で精神を操り眠ってもらいおっさんの姿に変身してから銀行に行き。会社を売った。そんで株主になる俺は大金が手に入り前もって作っておいた通帳じゃ足りなかったため新しい通帳を何個も作りその中にあの会社の全財産をしまった。
さて、ざっくり説明したがこんなもんだ。
社長には俺と出会ってからの記憶は全部消させてもらった。社長室には監視カメラがなかったのでめんどくさいこともせずに早く終わらせることができた。
あとは、あの男だが……どうなっているのかわからないため今はどうすることもできない。
まぁどうせ後でスキルを使えばわかることなので後にしているだけだが。
俺はすでに日が沈みかけているので家に戻った。
「あ、にいちゃんだ!」
「お、にいちゃんお帰り!」
家に入り最初に出迎えてくれたのは弟の橙里と妹の朱里だった。この2人も2人でおんなじ親から生まれた兄弟で俺と雫とおんなじようなものだ。
「なぁにいちゃん。愛華と翔也がいないんだがなんかしらねぇか?」
「うん。なんか昼間に変な人が来てね、おかぁさんとどっか行った切りなの」
「……ふぅーん、なんかあったのかね」
俺はなんか嫌な予感がしながらも自分の部屋に向かった。
「愛華と翔也が母さんと変な男と一緒に出て行っただと……まさか……いや、あんまり考えたくないがそういうことになるんだろうな」
俺はもう一度冷静に考えて2つの答えにたどり着いた。
「翔也と愛華を連れてアイツらは俺たちを置いて行った……それか、愛華と翔也を売りに行きそのお金でどこかへ行き俺たちを置いていこうとした……と、こんな感じか」
俺はそう考察した後ため息を吐いた。
「飛んだクソ野郎だったな。騙されてた俺が馬鹿みたいだ」
俺は嘲笑しながら膝から崩れた。
「なんでだよ……なんで母さんまで……俺たちは……あんた達の道具でしかないのかよ」
俺は涙を流しながらそう呟いた。
しばらく泣いて落ち着いた後決心を決めた。
「愛華と翔也を取り戻しに行く!」
俺はそう決心したが今日はもう夜で今ここにいる橙里と朱里のこともあるため今は我慢をして俺は料理を作り始めた。
幸い、冷蔵庫には少量だが素材があったので簡素なチャーハンを作ることができそれを橙里たちに食わせてやった。
材料が少なく俺の分は作れなかったが1日や2日食わなくとも俺は何も変わりなく行動ができるため特に問題はなかった。
橙里たちに心配されたがもう食ってると嘘をついておいた。
俺は橙里たちを眺めながらもう一度決心をする。
必ず、助けてやるからな。そんで……みんなで一緒に暮らそう。
ーーーーーーーーー
ミリーナより。
ヤッホー!なんかアスト凄いことになってるね~。私のところはどんどん木を切って家を建ててるよ!1時間経ったけど大体200分の1は終わったね。もう1、2時間もしたらここにいる全員分の家が出来上がりそうだよ!
神(作者)こらー!勝手に僕のコーナーを乗っ取らないでー!
あちゃー、もう来ちゃったか。
こっちにも都合(バイト)があって遅れてたんだよ!
それじゃあバイバイ!
あ、待て!……はぁもういいや。
遅くなってすいません。
明日も学校があるのでなるべく早く更新しますが遅くなるかもしれません。中国地方の方は雨が凄いので通勤通学の際は気をつけてくださいね。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
なぜ会社が終わったのか。まぁ分かっている通りやったのは俺だ。
やり方は簡単。まず精神魔法で精神を操り眠ってもらいおっさんの姿に変身してから銀行に行き。会社を売った。そんで株主になる俺は大金が手に入り前もって作っておいた通帳じゃ足りなかったため新しい通帳を何個も作りその中にあの会社の全財産をしまった。
さて、ざっくり説明したがこんなもんだ。
社長には俺と出会ってからの記憶は全部消させてもらった。社長室には監視カメラがなかったのでめんどくさいこともせずに早く終わらせることができた。
あとは、あの男だが……どうなっているのかわからないため今はどうすることもできない。
まぁどうせ後でスキルを使えばわかることなので後にしているだけだが。
俺はすでに日が沈みかけているので家に戻った。
「あ、にいちゃんだ!」
「お、にいちゃんお帰り!」
家に入り最初に出迎えてくれたのは弟の橙里と妹の朱里だった。この2人も2人でおんなじ親から生まれた兄弟で俺と雫とおんなじようなものだ。
「なぁにいちゃん。愛華と翔也がいないんだがなんかしらねぇか?」
「うん。なんか昼間に変な人が来てね、おかぁさんとどっか行った切りなの」
「……ふぅーん、なんかあったのかね」
俺はなんか嫌な予感がしながらも自分の部屋に向かった。
「愛華と翔也が母さんと変な男と一緒に出て行っただと……まさか……いや、あんまり考えたくないがそういうことになるんだろうな」
俺はもう一度冷静に考えて2つの答えにたどり着いた。
「翔也と愛華を連れてアイツらは俺たちを置いて行った……それか、愛華と翔也を売りに行きそのお金でどこかへ行き俺たちを置いていこうとした……と、こんな感じか」
俺はそう考察した後ため息を吐いた。
「飛んだクソ野郎だったな。騙されてた俺が馬鹿みたいだ」
俺は嘲笑しながら膝から崩れた。
「なんでだよ……なんで母さんまで……俺たちは……あんた達の道具でしかないのかよ」
俺は涙を流しながらそう呟いた。
しばらく泣いて落ち着いた後決心を決めた。
「愛華と翔也を取り戻しに行く!」
俺はそう決心したが今日はもう夜で今ここにいる橙里と朱里のこともあるため今は我慢をして俺は料理を作り始めた。
幸い、冷蔵庫には少量だが素材があったので簡素なチャーハンを作ることができそれを橙里たちに食わせてやった。
材料が少なく俺の分は作れなかったが1日や2日食わなくとも俺は何も変わりなく行動ができるため特に問題はなかった。
橙里たちに心配されたがもう食ってると嘘をついておいた。
俺は橙里たちを眺めながらもう一度決心をする。
必ず、助けてやるからな。そんで……みんなで一緒に暮らそう。
ーーーーーーーーー
ミリーナより。
ヤッホー!なんかアスト凄いことになってるね~。私のところはどんどん木を切って家を建ててるよ!1時間経ったけど大体200分の1は終わったね。もう1、2時間もしたらここにいる全員分の家が出来上がりそうだよ!
神(作者)こらー!勝手に僕のコーナーを乗っ取らないでー!
あちゃー、もう来ちゃったか。
こっちにも都合(バイト)があって遅れてたんだよ!
それじゃあバイバイ!
あ、待て!……はぁもういいや。
遅くなってすいません。
明日も学校があるのでなるべく早く更新しますが遅くなるかもしれません。中国地方の方は雨が凄いので通勤通学の際は気をつけてくださいね。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
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