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四章 武魔闘技全国大会

5話 準々決勝の選手達

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ミリーナの後にいくつか試合をした後第二試合が終わった。
最初は32人もいたが今では8人しかいなくなっている。
ちなみに、今日開催されている武魔闘技大会に出場しているくには、獣国 ライザン、聖国 マルフェナーズ、教国 アクランシア、商国 オルワーユ、森精国 ユグバルエム、 武国 ドルバンバエ、魔法国 マージクミリ、土精国 シャグナ、帝国 グラエンド、王国 グラント、工国 ナリュバー、賭国 ティマザー、砂漠国  デザーディム、雪国 マールンスノア、海国 オスバル、大和国ジャーポンだ。最後の大和国は初代勇者が作った国らしいがここは自重してくれたらしい。流石に異世界でジャパンとか日本っていう国があったらダメだと思うからな。ちょっと名前がジャポンに似ているがここは見逃しておこう。
この中で準々決勝に進出してきた選手は、

聖国 マルフェナーズのジャックス
武器も戦い方もリュンとほぼ一緒。
鎧と武器の色が薄い群青色。

森精国 ユグバルエムのシャミュ  18歳  第三学年
武器は背丈ほどある杖。主に魔法で戦闘をこなし近接戦になると杖を使った攻防を行う。
その全てが一流であり冒険者ランクでいうCの上位ほどの実力がある。

武国 ドルバンバエのディーガ  18歳  第三学年
武器は背丈ほどの巨大な戦斧を担ぎ自身の速度はそこまで早くないが斧を振り下ろす速度が早く、その一撃一撃が強力。魔法は風魔法を使いその力を使って斧の振り下ろし速度を上げている。
冒険者ランクでいうCの中盤あたり。

魔法国 マージクミリのリニ  17歳  第ニ学年
武器は背丈ほどある杖。主に魔法で戦闘をこなし近接戦になると杖を使った攻防を行う。
魔法に大きく適性があり、魔法適性の数はシャミュが多いが精度はリニに軍配が上がる。
冒険者ランクでいうBの下位ほど。

大和国 ジャーポンのタケチ  18歳  第三学年
武器は薄い赤色の刀身である刀。魔法は炎魔法が使えるが今までの試合は全て刀だけで勝ってきている。
本当の実力は未知数だが刀だけ見ても冒険者ランクはCの上位ほどある。

海国 オスバルのカイザール  18歳  第三学年
武器は背丈より1.5倍ほど大きい柄の部分が青色で穂先は海を彷彿させるような綺麗な色をしている槍を持っていた。
魔法は水と光魔法が使えるみたいだった。
実力はBの下位ほどで若いのに筋肉がすごかった。

あとは分かると思うが俺とミリーナだ。ほかの国のやつは一回戦、又は二回戦目で敗北している。まぁ帝国は俺が潰したんだけどこれだけじゃもちろん気は済ま無いからね。

順々決勝からはトーナメントじゃなくてランダムで相手が決まり、俺の相手は森精国のシャミュになった。
ちなみに、ミリーナは聖国となって武国のやつが大和国となって魔法国のやつが海国とすることになった。
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