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三章 復讐の始まり

15話 武魔闘技大会 2

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俺は次の試合用の控え室にやってきた。
部屋は予選通過者一人一人に当てられていて今の試合場での試合が見れるようになっている。
今は1-Bが予選をしていて、そこには園外学習の時に臨時パーティーを組んだことがあるのサリューとルーネがいた。
Bブロックは数十分ほどで決着がつき、予選通過者はサリューとよくわからんやつだった。なんとなくモブAと名付けておこう。
ルーネは中盤でMPを使い切ったのか気を失って強制退場になっていた。
まぁ他にもそんな奴いたし中には初っ端でかい魔法を使った後ぶっ倒れた奴もいた。その攻撃で死んでいった奴は10人ほどなんだが一体何がしたかったのだろうか?。
モブAは魔法使いで土魔法が得意みたいだった。
Cブロックにはボックルがいたがどうなるんだろうか。
結果はミリーナとよくわからん奴が残った。このよくわからん奴はモブBにしとこう。ボックルは敵の攻撃を受けている途中で後ろからザックリと斬られて死んでしまった。まぁ死に戻りができるから良かったが実戦だったらもっと周りに気をつけた方がいいだろうな。
ミリーナはもう圧倒的だった。
近づいてきた奴の首を的確に突いて一発で絶命させてそのあとの切り替えも早く遠くからの魔法も魔法で相殺して範囲系の魔法で周りを殲滅。
モブBの得物は槍で装備に重そうな鎧をつけていた。それ以外は特に見てなかったからよくわからん。
Dブロックにはコロンがいた。
コロンは火魔法で牽制しながら気配を消し短剣で後ろからざっくりといかにも暗殺者といった攻撃だった。
今まで見てこなかったが気になったからステータスを見てみた。
ーーーーーーーーーー
コロン・ニューパル
16歳           女
種族:人族
職業:Cランク冒険者
天職:暗殺者
==========
LV:27
MP:1,710
STR:1,500
DEF:1,300
AGI:2,100
MGA:1,240
MGD:1,210
適応属性:火、水
==========
ノーマルスキル
計算レベル4、料理レベル4、短剣術レベル6、気配察知レベル5、気配隠蔽レベル4、魔力察知レベル3、魔力隠蔽レベル4、

魔法スキル
火魔法レベル4、水魔法レベル4

固有能力
気配遮断、読心

加護
中級神・暗殺神の加護
==========
称号
看板娘
ーーーーーーーーーー

「…………………はっ?」

俺は鑑定結果を見て呆然としてしまった。

「は、ははっ。なんだこのスキル。完全に暗殺者用に出来上がってるじゃん。それから気配遮断と読心ってチートだろ」

その効果がこれだ。
ーーーーーーーーーー
気配遮断
・一定時間完全に自身の気配を消すことができる。
・どんな察知能力でも発動中は絶対に察知されない。
・気配遮断中はステータスが2割減少する。
・スキル所有者の実力に応じてスキルが強化される。
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
読心
・相手の考えを殆ど読み取ることができる。
・スキル所有者の実力に応じて読み取れる考えが増える。
・闇魔法の読心スキルより強力であり半径10メートルまでならどんな者の心でも読める。
ーーーーーーーーーー

チートだな。気配遮断なんか一般人が暗闇で使われたらどうすることもできないだろうな。
読心は相手の考えが分かるってことだから不意打ちなんかは効かないだろうな。
闇魔法の読心より普通につえーし。闇魔法の読心なんか直径で10メートルだから半径5メートルなんだけど。
Dブロックの予選を通過者はコロンとコードルだった。最初になんか見たことあるなぁと思いながら見たらコードルだった。

ーーーーーーーーーー
作者より。
お気に入り登録2500突破を記念して徹夜で頑張ったぜ。
今日はこの更新以外に頑張って深夜までにはもう一つ更新しようと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
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