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三章 復讐の始まり

水着編 2

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俺は人がほとんどおらずき綺麗な海を想像しながら転移を使った。

目を開けると、一面綺麗な青色で、周りに人の姿はなくとても落ち着く場所だった。

「きれ~」
「ああ、そうだな」
「ねぇ。みんなも呼ばない?」
「みんな?……あー、別にいいぞ」

俺は転移で仲がいい奴らを呼び寄せた。

「これはすごいな」
「そうね、貴方」
「すごく綺麗」
「綺麗ですね」

最初に呼んだのは、上から国王、王妃、第ニ王女、第一王女だ。

「ヤベーなここ」
「スゲー」
「めっちゃ綺麗だな」
「ヤバいねここ」
「そうだね」

次に呼んだのは、上からカードル先生、盾のボックル、大剣のサリュー、弓のマカンナ、魔法のルーネだ。

「わーすごーい」
「これはすごいですね」

次に呼んだのはコロンと、コロンのお母さんだ。

「よし!。じゃあ今日はみんなではしゃぐぞー」
「「「「おーー」」」」

俺たちは二個のテントを設置して1つは男子がもう1つは女子が使うことになった。

~男テントside~

俺「全員ミリーナの水着ガン見したらぶっ殺す」
他全員「「「「ひでー」」」」

~女テントside~

コ「わ~、みんな大きい」
ル「うぅ~」
第二「大丈夫、みんなが規格外なだけ」

そこにはある物がある者とない者が分かれていた。

ミ「皆さん大きいですね」
王妃「ふふっ、そんなことないわよ」
第一「そうよ。ミリーナもしばらく見ないうちに女になったわね」
ミ「そんなことないですよお姉様。そういえば今日はグランお兄様はいないの?」
王妃「あの子は今日も鍛錬って言ってどっか行ったわ」
第一「ほんと、男ってどうしてそうなのかしら」
マ「そうそう。うちの男連中もそうなのよね」
コ母「私の夫もそうだったわ」
ミ「コロンのお父さんはどんなお仕事をしてたんですか?」
コ母「普通の冒険者だったわ。ランクもBほどね」


~男side~

「「「「「おせぇ」」」」」

その頃男共は女子が出てくるまで灼熱の太陽のもとで砂浜に立っていた。
海に行けばいいだろうと言うやつもいるだろうが、ここはレディファーストと言わらせてもらう。決して、女子の水着を想像して海のことを忘れていたわけではない。

そして、その時はきた。

「おまたせ~」

最初にコロンが出てきた。
水着は、ひまわりの柄が書かれていてコロンの風貌と相まって可愛らしかった。

「お待たせしました」

次は王妃様だった。
水着は、薄い紫色でエロい雰囲気が漂っていた。
あと、でかい。水着がはち切れそうなぐらい。

「おっ待たせ~」

次はマカンナだった。
水着は、赤色で活発なマカンナの性格に合ってる感じがした。
あと、意外とでかい。

「お待たせしました」

次はコロンのお母さんだった。
水着は、黒色で大人の雰囲気が漂っている。
うん。こちらもでかい。

「お待たせ」

次はルーネだった。

水着は、青色で冷静なルーネの性格に合ってる感じがした。
敢えて、こちらは言うまい。

「「お待たせしました」」

次は第一王女と第二王女がいっぺんに出てきた。

水着は、第二王女が桃色の水着で第一王女が空色でどちらも可愛かった。
姉妹でここまで変わるのかと驚いたが、ここも言うまでもない。

「お待たせアスト」

そして最後がミリーナだった。
水着は、雪のように真っ白でミリーナの風貌に合ってとても綺麗だった。

「綺麗だよ。ミリーナ」
「もうアストったら。その、アストもかっこいいよ」
「あ、ありがとな」

ヤベー、スゲー照れる。てかマジで可愛い。なんか後ろで女子共がニヤニヤしてる気がするが今はもうどうでもいいわ。

「アスト、日焼け止め塗ってくれる?」
「あ、ああ」

俺は平静を装ってミリーナと一緒に影に入って寝転んだミリーナの背中に日焼け止めクリームを塗ろうとした。

「ひゃっ」
「冷たいだろうが我慢してくれよ」

ミリーナが日焼け止めクリームの冷たさで驚くから俺の息子も反応してしまう。
そのあと前もやってほしいなんていうから俺の息子がヤバかった。いや俺の理性もやばかったけどさぁ。
ミリーナの日焼け止めクリームを塗り終わり俺はムラムラした気分のままミリーナと供に海を楽しんだ。

今年の大海の日は大成功で、みんなでBBQをしたりスイカ割りをしたりと楽しんだ。
俺たちは空が赤くなるまで遊び尽くし、そのあとは転移で各自の家に送ってあげた。

「アスト」
「ん?なんだ」

俺たちも家に帰って寛いでいた。

「来年も、また行こうね」
「……ああ」

俺とミリーナはそんな約束をして、一緒に風呂に入って今日ムラムラした分を二人で気持ちよくなって一緒に寝た。
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