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5:ギルドねぇ〜

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女の子が出した料理は美味しそうな物ばかりだった。
「こっ、これは…! 全人類の夢、骨つき肉!?」
俺は骨つき肉にかじりついた。
「うわっ 見た目通りめっちゃ美味しい」
「美味しそうに食べるね。」
「ところでさ、」
肉にかじりつく俺に女の子は言った。
「これからずっとここで養っていけるわけじゃないし、そろそろお別れしないと」
「そうだなぁ」
肉にかじりつきながら、俺はマジに考える。
冬月は今までの経験から、生きていく方法を考えていた。
そして出した答えは…
「うん。 無理だわ」
「えっ、、、、、」
女の子は驚いた様子で俺をみている
「どうすりゃいいかわかんねぇよ」
「この世界の仕組みとかわかんねえし、」
「金の稼ぎ方だってわからない。」
「じゃあ、ギルドに入りなよ」
女の子はそう言った。
「ギルドってなんですか?」
「まあ依頼受けたりする場所だね」
「冒険者はそれでお金を稼いで生活してる。」
「へー行ってみようかな」
「明日朝に行こうよ」
「わかった」
  


 ーーーーーーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






王都にて…
俺は女の子と一緒に『ギルド』というところに来た。
そして俺はギルドの受付に話しかけた。
「……あのー すみませんお客様、ボロボロすぎですよ?」
(そうだった。)
冬月は三日間風呂にも入っていないし、着替えてもいない
だから、身なりはめちゃくちゃ酷かった。
「身なりはひどいけど許してくれ。 冒険者になるにはどうしたらいい?」
受付嬢はものすごく驚いているけれど、構わない。
「わ、わかりました。 では、お名前をお聞かせください」

「冬月だ。 新井冬月だ」
「珍しいお名前ですね」
「めずらしいか? それより冒険者の登録を頼む」

「わかりました。 新井冬月様の冒険者登録をいたします。」

そう言って受付嬢は奥の方に入って行った。
そのあと数秒経ったあと、奥の方から出てきた。
そして、ネームプレートみたいなのを出してきた。
そのネームプレートみたいなのにはこう書いてあった
        「8293712」と。
「これはなんの番号ですか?」
俺は受付嬢になんの番号か聞いた。
「これは、あなたが何番目に冒険者になったかを表していて、」
「イベントなどの参加に必須なコードとなります。」
「へぇー」
そうだったのか。
ってゆうか、この世界に冒険者って8293712人もいるの!?
多すぎない????

「なので…     このコードは絶対になくさないでください。」
「わかりました。」

「では、これで冒険者登録終了です。」

「これでお金が稼げるようになったよ。」
と、女の子が言った
「色々とありがとう。 君がいなかったら死んでたよ。」
「頑張ってね。」

こうして、俺は女の子と別れた。
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