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10 初クエスト その2
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農業ギルドからの帰りに地図がない道を歩くどうなるか試してみたら、地図は埋まらなかった。きっと街全体の地図か地図スキルが必要なんだろうなー。
そのせいで路地に入り込んでしまい、細い道を行ったり来たりして行き止まったり同じところをぐるぐるしたり……結果、迷子になって行きの3倍の時間がかかってしまった。迷子……こわい。
「ただいまー」
「おかえり、リリーちゃん……遅かったわね?」
「はい、ちょっと迷子になっちゃって……」
「……ん?地図があるのに迷子だと?」
「いやぁ、地図に載ってない場所を歩いてみたら戻れなくなっちゃって……」
「そ、そうか……地図は冒険者ギルドでいろいろと売ってるはずじゃ。そうじゃ、リリーさっきの地図をちょいと貸してみろ」
グランツさんにアイテムボックスから地図を出して渡す……おっ、これも色がついてる。ふしぎ……
「ふむ……冒険者ギルドに印をつけておくから、今度行ってみるといい」
「ありがとうございます」
農業ギルドのもう少し奥……あと少しで地図に乗らないギリギリの場所に冒険者ギルドがあるようだ。地図上にあってよかったー。今度行ってみよう。
「本当は雑貨屋さんにも地図は売っているのよ?でも……その地図に載ってない場所なのよね……」
「あ、それ無理です。もう迷子になりたくないですよー……」
「ふふ、そう?色々と歩けば道は自然と覚えられるものよ?」
「へえ……そうなんだー」
やっぱ、地図スキルとかが関係してるのかな?
「まあいい。リリー、農業ギルドのカードを見せてくれるか」
「はい!これです」
登録したカードをグランツさんに見せる。じゃじゃーん!
ピコン!
〈クエスト:農業ギルドへ行って登録しよう!を達成しました〉
「ふむ。では畑をひと区画分けてやろう。何か植えるものがいるな……キュウリ、ミニトマト、ナス、ピーマンから好きなものを選ぶといい」
「えっと、じゃあミニトマトの苗をください!」
実際に育てたことのあるミニトマトの苗にした。
「道具はひとまず貸してやろう……」
「あら、だったらこの麦わら帽子わたしのお古だけどあげるわ……あとは軍手もいるかしら」
「ありがとうございますっ」
もらった麦わら帽子と軍手を鑑定すると……
*****
名称:麦わら帽子
レア度:N 品質:★3
説明:HPの減りが軽減される。稀に火傷を回避できる。
名称:軍手
レア度:N 品質:★2
説明:特に効果はない。
*****
おおー……日差しが遮られれば疲れにくくなるし、日焼けもしにくいってことだね?軍手は農作業にあったら便利だし、普通に嬉しいな。ふんふん、身につけると装備品扱いになるみたい。
「そうじゃな……少し荒れてるがそこの畑を使うといい」
「えっ、こんなに近いところの畑を使っていいんですか?」
「うむ、リリーに迷子になられては困るからの……」
「もうっ、グランツさんたら!流石に畑では迷子にならない……はず?ですよー」
「ふむ……道具はそこの倉庫にあるのを使え。使ったら必ず倉庫に戻しておくならば自由に使っていいぞ?」
「わぁ、ありがとうございますっ」
「畑を耕す前にまずは案山子のところへ行くぞ」
「はい」
案山子さんの元へ歩く……グランツさんとバーバラさん歩くのめっちゃ早いんだけど……息を切らしながらついて行く。
「リリー、平気か?」
「はい、なんとか……」
「じゃあ案山子に触れてくれるか?」
「……はい」
あれ?そういえば……案山子さんのところへ何しにきたんだろー?
「リリーちゃん、この案山子鑑定したのよね?」
「はい……確か勝手に敷地に侵入したものはぐるぐると迷わされた挙句追い出される。魔物避けとしても有効だったかな?」
「実はね、それだけじゃないのよ……許可を得ていない者が作物に手を出すと案山子が飛んで来て攻撃するのよ。運が良ければ逃げてるうちに脱出できるけど……」
ん?なんか不穏な言葉が聞こえたような……
「じゃあ、わたしも誘惑に負けて野菜に手を出してたら……」
「ええ、吹っ飛ばされたでしょうねー」
バーバラさん、それ笑顔でいうことじゃないよ!すごい罠が待ち受けてたんだね。どうやって吹っ飛ばすんだろうと思っていたらぴょんぴょん飛んでぐるぐる回転してくるらしい。
「とりあえずリリーを侵入者じゃないと認識させねばいくらわしの手伝いだと言っても、畑の作物に触れた瞬間吹き飛ばしにくるからの……」
「え、なんか怖いこと聞いた気がするんですけどー……」
「登録さえ済ませば平気よ」
「……あ、はい」
ちなみに案山子さん1体じゃなかった。わたしが確認できたのは3体。
最初に会ったのが1号さんで、後の2体には鑑定するとそれぞれ迷いの案山子2号、迷いの案山子3号ってなってた。
わたしがうろうろしそうな場所にいる案山子さん登録を済ませた。この案山子さんはただ触れるだけじゃダメで所有者のグランツさんの許可の元、手順どおりにしないとダメなんだって。結構めんどくさいらしい……
迷いの案山子さんはグランツさんの知り合いに頼んで作ってもらった特製品でここにしかいないんだって……つまり、農業ギルドでは買えないってことだねー。
◆ ◆ ◆
名前:リリー
種族:人間
性別:女性
状態:正常
種族レベル:Lv1
HP:36/40
MP:40/40
STR:5(+2)
VIT:5
INT:5
AGI:5
DEX:80
LUC:777(固定)
ステータスポイント:0ポイント
職業:農家見習い Lv1
スキル:鑑定Lv1、裁縫Lv1、採取Lv1、栽培Lv1、投擲Lv1
スキルポイント:45ポイント
称号:遅咲きのラッキースター
所持金:7777G
装備:麦わら帽子、軍手、見習いのシャツ、見習いのズボン、見習いのブーツ、初心者用投擲ナイフ×3
持ち物:初級ハイポーション×5、初級マナポーション×5、初心者用裁縫セット、ロープ、水袋、火打ち石、ギルドカード(F)
◆ ◆ ◆
そのせいで路地に入り込んでしまい、細い道を行ったり来たりして行き止まったり同じところをぐるぐるしたり……結果、迷子になって行きの3倍の時間がかかってしまった。迷子……こわい。
「ただいまー」
「おかえり、リリーちゃん……遅かったわね?」
「はい、ちょっと迷子になっちゃって……」
「……ん?地図があるのに迷子だと?」
「いやぁ、地図に載ってない場所を歩いてみたら戻れなくなっちゃって……」
「そ、そうか……地図は冒険者ギルドでいろいろと売ってるはずじゃ。そうじゃ、リリーさっきの地図をちょいと貸してみろ」
グランツさんにアイテムボックスから地図を出して渡す……おっ、これも色がついてる。ふしぎ……
「ふむ……冒険者ギルドに印をつけておくから、今度行ってみるといい」
「ありがとうございます」
農業ギルドのもう少し奥……あと少しで地図に乗らないギリギリの場所に冒険者ギルドがあるようだ。地図上にあってよかったー。今度行ってみよう。
「本当は雑貨屋さんにも地図は売っているのよ?でも……その地図に載ってない場所なのよね……」
「あ、それ無理です。もう迷子になりたくないですよー……」
「ふふ、そう?色々と歩けば道は自然と覚えられるものよ?」
「へえ……そうなんだー」
やっぱ、地図スキルとかが関係してるのかな?
「まあいい。リリー、農業ギルドのカードを見せてくれるか」
「はい!これです」
登録したカードをグランツさんに見せる。じゃじゃーん!
ピコン!
〈クエスト:農業ギルドへ行って登録しよう!を達成しました〉
「ふむ。では畑をひと区画分けてやろう。何か植えるものがいるな……キュウリ、ミニトマト、ナス、ピーマンから好きなものを選ぶといい」
「えっと、じゃあミニトマトの苗をください!」
実際に育てたことのあるミニトマトの苗にした。
「道具はひとまず貸してやろう……」
「あら、だったらこの麦わら帽子わたしのお古だけどあげるわ……あとは軍手もいるかしら」
「ありがとうございますっ」
もらった麦わら帽子と軍手を鑑定すると……
*****
名称:麦わら帽子
レア度:N 品質:★3
説明:HPの減りが軽減される。稀に火傷を回避できる。
名称:軍手
レア度:N 品質:★2
説明:特に効果はない。
*****
おおー……日差しが遮られれば疲れにくくなるし、日焼けもしにくいってことだね?軍手は農作業にあったら便利だし、普通に嬉しいな。ふんふん、身につけると装備品扱いになるみたい。
「そうじゃな……少し荒れてるがそこの畑を使うといい」
「えっ、こんなに近いところの畑を使っていいんですか?」
「うむ、リリーに迷子になられては困るからの……」
「もうっ、グランツさんたら!流石に畑では迷子にならない……はず?ですよー」
「ふむ……道具はそこの倉庫にあるのを使え。使ったら必ず倉庫に戻しておくならば自由に使っていいぞ?」
「わぁ、ありがとうございますっ」
「畑を耕す前にまずは案山子のところへ行くぞ」
「はい」
案山子さんの元へ歩く……グランツさんとバーバラさん歩くのめっちゃ早いんだけど……息を切らしながらついて行く。
「リリー、平気か?」
「はい、なんとか……」
「じゃあ案山子に触れてくれるか?」
「……はい」
あれ?そういえば……案山子さんのところへ何しにきたんだろー?
「リリーちゃん、この案山子鑑定したのよね?」
「はい……確か勝手に敷地に侵入したものはぐるぐると迷わされた挙句追い出される。魔物避けとしても有効だったかな?」
「実はね、それだけじゃないのよ……許可を得ていない者が作物に手を出すと案山子が飛んで来て攻撃するのよ。運が良ければ逃げてるうちに脱出できるけど……」
ん?なんか不穏な言葉が聞こえたような……
「じゃあ、わたしも誘惑に負けて野菜に手を出してたら……」
「ええ、吹っ飛ばされたでしょうねー」
バーバラさん、それ笑顔でいうことじゃないよ!すごい罠が待ち受けてたんだね。どうやって吹っ飛ばすんだろうと思っていたらぴょんぴょん飛んでぐるぐる回転してくるらしい。
「とりあえずリリーを侵入者じゃないと認識させねばいくらわしの手伝いだと言っても、畑の作物に触れた瞬間吹き飛ばしにくるからの……」
「え、なんか怖いこと聞いた気がするんですけどー……」
「登録さえ済ませば平気よ」
「……あ、はい」
ちなみに案山子さん1体じゃなかった。わたしが確認できたのは3体。
最初に会ったのが1号さんで、後の2体には鑑定するとそれぞれ迷いの案山子2号、迷いの案山子3号ってなってた。
わたしがうろうろしそうな場所にいる案山子さん登録を済ませた。この案山子さんはただ触れるだけじゃダメで所有者のグランツさんの許可の元、手順どおりにしないとダメなんだって。結構めんどくさいらしい……
迷いの案山子さんはグランツさんの知り合いに頼んで作ってもらった特製品でここにしかいないんだって……つまり、農業ギルドでは買えないってことだねー。
◆ ◆ ◆
名前:リリー
種族:人間
性別:女性
状態:正常
種族レベル:Lv1
HP:36/40
MP:40/40
STR:5(+2)
VIT:5
INT:5
AGI:5
DEX:80
LUC:777(固定)
ステータスポイント:0ポイント
職業:農家見習い Lv1
スキル:鑑定Lv1、裁縫Lv1、採取Lv1、栽培Lv1、投擲Lv1
スキルポイント:45ポイント
称号:遅咲きのラッキースター
所持金:7777G
装備:麦わら帽子、軍手、見習いのシャツ、見習いのズボン、見習いのブーツ、初心者用投擲ナイフ×3
持ち物:初級ハイポーション×5、初級マナポーション×5、初心者用裁縫セット、ロープ、水袋、火打ち石、ギルドカード(F)
◆ ◆ ◆
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