上 下
1 / 3

1

しおりを挟む
「お゛ァ゛っっっっ゛゛゛♡♡♡♡♡♡♡♡それ゛゛ッッ♡♡♡♡やだやだやだ゛゛゛゛ッッッッッああぁ゛♡♡♡♡」
「はぁ、本当に可愛い…そんなこと言われたらもっと虐めたくなる……っ」
「あ゛~~~~~~ッッッ♡♡♡♡♡イぐの゙とまんに゙゙ゃッッ ♡♡♡♡♡う゛゛あ゛♡♡♡」
びくびくと腰を跳ねさせながら絶頂を迎える。もう何度目かわからないほど絶頂を迎えているのに快感が収まることはなくて、ずっとイきっぱなしの状態が続いていた。
何度も達しているうちに身体からは力が抜けていき、いつの間にかベッドの上でうつ伏せになっていた。枕に押し付けられていた胸も重力に従いシーツへと沈み込んでいく。
それでもまだ足りないと言うように彼は俺の中を突き続ける。その度に意識を失いそうになるほどの快楽に襲われ、再び覚醒させられるのだけれど。
あぁ、また意識が遠のく……なんでこんなことになったんだっけ…
☆☆☆
あの日僕は死のうとした。
高架下のフェンスに縄をかけ首を吊ろうとした。
そこに彼が声をかけて来たところから始まった。
「君、自殺ですか?」
後ろからそう声を掛けられ振り返るとそこにはスーツ姿の男性が立っていた。身長は高く顔立ちはとても整っている。髪色は黒で瞳の色は赤茶色をしている。
一目見た瞬間にこの人は自分とは住む世界が違う人なのだと感じた。所謂イケメンという部類の人間だろう。
しかし何故だろうか見覚えがある。
いやいや、僕には友達どころか親さえいないんだからそんな訳ないか…?
「な、なんですか……」
そう答えるとその男は微笑みを浮かべながらこちらに向かって歩いてくる。
そして僕の隣に立つと先程と同じ質問を投げかけてきた。
まぁ、答えなんて決まってるけど…
「そう、です……生きてても、いいこと…ないから……来世に期待しようかな…と……」
別に死にたい理由があったわけじゃないし、ただ生きる意味がなくなっただけ。だからこうして死のうとしている。
すると男はその笑みを深め口を開いた。
「それなら、あなたの残りの人生私に下さいませんか?」
「は……?」
言っていることが理解出来ず困惑する。
この人は何を言っているんだろうか。
そんなことを考えていると男は更に言葉を続ける。
しかしその表情は真剣そのもので冗談などではないことは明白だった。
僕の人生なんか貰ってどうするつもりなんだ……?
悶々としていると、彼はニヤリと笑った。
「ま、どんな回答であろうと結果は変わりませんがね。」
そう言うと同時に首元に強い衝撃を感じそのまま気を失ってしまった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

とろとろ【R18短編集】

ちまこ。
BL
ねっとり、じっくりと。 とろとろにされてます。 喘ぎ声は可愛いめ。 乳首責め多めの作品集です。

嫌がる繊細くんを連続絶頂させる話

てけてとん
BL
同じクラスの人気者な繊細くんの弱みにつけこんで何度も絶頂させる話です。結構鬼畜です。長すぎたので2話に分割しています。

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?

こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。 自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。 ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

僕が玩具になった理由

Me-ya
BL
🈲R指定🈯 「俺のペットにしてやるよ」 眞司は僕を見下ろしながらそう言った。 🈲R指定🔞 ※この作品はフィクションです。 実在の人物、団体等とは一切関係ありません。 ※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨 ので、ここで新しく書き直します…。 (他の場所でも、1カ所書いていますが…)

処理中です...