何でも欲しがる妹は婚約者は奪えても聖女の地位は奪えなかったようです。
妹のメリー・キャロルは私のものを何でも欲しがった。
お菓子から誕生日に貰った大切なぬいぐるみまで。
私があげないと、メリーは泣き叫び嘘をついて私に仕返しをする。
そのため私はメリーが欲しがる物をあげざるを得なかった。
そして今度メリーの強欲は婚約者だけではなく聖女の地位にまで向いた。
メリーは私から聖女を奪うために嘘をついて冤罪を着せようと計画するが……。
お菓子から誕生日に貰った大切なぬいぐるみまで。
私があげないと、メリーは泣き叫び嘘をついて私に仕返しをする。
そのため私はメリーが欲しがる物をあげざるを得なかった。
そして今度メリーの強欲は婚約者だけではなく聖女の地位にまで向いた。
メリーは私から聖女を奪うために嘘をついて冤罪を着せようと計画するが……。
あなたにおすすめの小説
なぜ今まで頑張ってきた私が真実の愛を邪魔する悪者になるのですか?
水垣するめ
恋愛
それは突然だった。
「アメリア・イングランド。お前との婚約は破棄する。もう決めたことなんだ」
アメリアの婚約者であるサイモン・エヴァンスはパーティー会場にて、いきなりアメリアへ婚約破棄を申し付けてきた。
隣に見知らぬ女性を連れて。
当然、アメリアは拒否した。
しかしサイモンはアメリアに許しを乞うために土下座までし始めた。
しかし、王妃の準備に今までの人生をかけていたアメリアは婚約破棄を受け入れられなかった。
全てを捧げてきた物を何の努力もしていない人間に盗まれるのは、我慢ならないのは当然だ。
だが、それを見ていた周囲の人物はアメリアへと物を投げ、罵声を浴びせ始めた。
「なぜそんな事が言えるんだ!」
「このクズが!」
それを利用し、サイモンはアメリアを悪者へと無自覚に仕立て上げる。
誹謗中傷。
肉体的な暴力。
全ての悪意がアメリアへ向いていく。
サイモンは悪気もなく一緒になってアメリアを責め立てる。
なぜ今まで頑張ってきた私が真実の愛を邪魔する悪者になるのですか?
白い結婚の王妃は離縁後に愉快そうに笑う。
三月べに
恋愛
事実ではない噂に惑わされた新国王と、二年だけの白い結婚が決まってしまい、王妃を務めた令嬢。
離縁を署名する神殿にて、別れられた瞬間。
「やったぁー!!!」
儚げな美しき元王妃は、喜びを爆発させて、両手を上げてクルクルと回った。
元夫となった国王と、嘲笑いに来た貴族達は唖然。
耐え忍んできた元王妃は、全てはただの噂だと、ネタバラシをした。
迎えに来たのは、隣国の魔法使い様。小さなダイアモンドが散りばめられた紺色のバラの花束を差し出して、彼は傅く。
(なろうにも、投稿)
退屈令嬢のフィクサーな日々
ユウキ
恋愛
完璧と評される公爵令嬢のエレノアは、順風満帆な学園生活を送っていたのだが、自身の婚約者がどこぞの女生徒に夢中で有るなどと、宜しくない噂話を耳にする。
直接関わりがなければと放置していたのだが、ある日件の女生徒と遭遇することになる。
[完結]婚約破棄したいので愛など今更、結構です
シマ
恋愛
私はリリーナ・アインシュタインは、皇太子の婚約者ですが、皇太子アイザック様は他にもお好きな方がいるようです。
人前でキスするくらいお好きな様ですし、婚約破棄して頂けますか?
え?勘違い?私の事を愛してる?そんなの今更、結構です。
どうせ結末は変わらないのだと開き直ってみましたら
風見ゆうみ
恋愛
「もう、無理です!」
伯爵令嬢である私、アンナ・ディストリーは屋根裏部屋で叫びました。
男の子がほしかったのに生まれたのが私だったという理由で家族から嫌われていた私は、密かに好きな人だった伯爵令息であるエイン様の元に嫁いだその日に、エイン様と実の姉のミルーナに殺されてしまいます。
それからはなぜか、殺されては子どもの頃に巻き戻るを繰り返し、今回で11回目の人生です。
何をやっても同じ結末なら抗うことはやめて、開き直って生きていきましょう。
そう考えた私は、姉の機嫌を損ねないように目立たずに生きていくことをやめ、学園生活を楽しむことに。
学期末のテストで1位になったことで、姉の怒りを買ってしまい、なんと婚約を解消させられることに!
これで死なずにすむのでは!?
ウキウキしていた私の前に元婚約者のエイン様が現れ――
あなたへの愛情なんてとっくに消え去っているんですが?
欲情しないと仰いましたので白い結婚でお願いします
ユユ
恋愛
他国の王太子の第三妃として望まれたはずが、
王太子からは拒絶されてしまった。
欲情しない?
ならば白い結婚で。
同伴公務も拒否します。
だけど王太子が何故か付き纏い出す。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
いいですよ、離婚しましょう。だって、あなたはその女性が好きなのでしょう?
水垣するめ
恋愛
アリシアとロバートが結婚したのは一年前。
貴族にありがちな親と親との政略結婚だった。
二人は婚約した後、何事も無く結婚して、ロバートは婿養子としてこの家に来た。
しかし結婚してから一ヶ月経った頃、「出かけてくる」と言って週に一度、朝から晩まで出かけるようになった。
アリシアはすぐに、ロバートは幼馴染のサラに会いに行っているのだと分かった。
彼が昔から幼馴染を好意を寄せていたのは分かっていたからだ。
しかし、アリシアは私以外の女性と一切関わるな、と言うつもりもなかったし、幼馴染とも関係を切れ、なんて狭量なことを言うつもりも無かった。
だから、毎週一度会うぐらいなら、それくらいは情けとして良いだろう、と思っていた。
ずっと愛していたのだからしょうがない、とも思っていた。
一日中家を空けることは無かったし、結婚している以上ある程度の節度は守っていると思っていた。
しかし、ロバートはアリシアの信頼を裏切っていた。
そしてアリシアは家からロバートを追放しようと決意する。