オバケに恋した花子さん

Hitori

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はじまり

隠れて

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音がだんだん近づいてくる

怖くて足が震えてるのが分かった

ふと、私はユウキの顔を見た

ユウキはじっとトイレの奥にある窓を
見つめている

外に、、、出るの?あの窓から


そう思った瞬間

外の光がこんなにも眩しかった事を
思い出したかの様に

窓から光が一斉に降り注いだ


「わぁ...綺麗.....」

「だろ?」

その光の線が私たちが立っている横の壁の鏡に当たって反射した

「俺について来て」

「うん」

「俺の手を離さないで」

ユウキはそう言って
光る鏡に触れると、

勢いよく光と一緒に私たちは吸い込まれた

そう、鏡の中に
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