オバケに恋した花子さん

Hitori

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はじまり

はじまり

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あれからどれぐらいの時間が
経ったのだろうか

暗闇の中に

確かに私は居た

顔に手を当てると
涙が、出ていたのだけど
何で泣いていたのか分からなかった

見渡しても暗闇が広がる

私、何でここにいるんだろう....

でも、もうどうでもいいや

そう思っていた矢先だった

暗闇から足音が聞こえてきた
その足音は確かに
私の方へ近づいてくる
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