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アツモリ、パーティに新メンバーを加える
第47話 疾風(イル ヴェント)
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「・・・この中で選べ、とか言われてもさあ」
「私たちには『選択の自由』は無いの?」
「仕方ないだろ?クラスが見合って無いというのが知れ渡っているから、早く実績を上げて金あたりにならないとボクたちに『選択の自由』は戻って来ないぞ」
「これでも、形の上では『選択の自由』だと思うけど」
「あのさあアツモリ、以前のようにギルドの掲示板の中から好きな仕事を選べる事が、どれほど幸せなのか身をもって体験したばかりだろ?」
「たしかにそうだけど、『贅沢は敵だ』という言葉もあるぞ」
「それ、アツモリの爺さんが若い頃の話だろ?アツモリ自身が『今となっては時代錯誤も甚だしい』って笑ってた言葉を使うなよー」
「わりーわりー」
「アツモリさあ、キャミさんがボクたちをわざわざ呼び寄せたのは、早く選んでくれって意味だぞ」
「どういう事?」
「残った6つの仕事を他のパーティに斡旋するからだよ。元々この依頼書、無記名の依頼として出すつもりでいた所をストップしてボクたちの所へ持って来たんだろ?という事は、ボクたちが1つを選んだ直後に今日の依頼書を掲示するはずだ」
「つまり、キャミさんは『この中から早く1つを選べ!』って催促したのかあ?」
「見方を変えればそうなる・・・けど・・・この前のスープラ男爵の件があるから『狼男退治』は正直断りたいぞ」
「「「 はあああーーー・・・ 」
敦盛たち3人は長ーいため息をついたけど、他のパーティが敦盛たちをジロジロみて「早くきめろ!」と言わんばかりの視線を浴びせているから、姿勢を正して依頼書を手に取った。
「・・・この7件について、アツモリ、何か聞きたい事はある?」
エミーナは「はーー」とため息をつきながら敦盛に尋ねたけど、敦盛は文字が読めない依頼書を指差しながら
「紙の色が違う理由は何だ?」
そう言って敦盛は依頼書を2種類に分けたが、4枚は赤っぽい紙、3枚は青っぽい紙だ。エミーナはそれを見て
「・・・赤っぽい紙は複数のパーティでやる仕事だよ」
「複数?」
「特に発掘調査の護衛は、守護者がどれだけいるか分からないから、3、4パーティで挑むのが普通なんだ。それに物理的な罠の解除は『盗賊』のスキルを持った人がいないと危険を伴う。魔法の罠はボクのような魔術師がいれば検知できるけど、魔力を発しない罠は検知できないから、遺跡調査に盗賊を複数入れるのが基本なんだけど『ニャンニャンクラブ』に盗賊はいないよ」
そう言うとエミーナはニコッとしたけど、敦盛も「あー、ナルホド」と納得したような顔になった。
「・・・で、アツモリならどれを選ぶの?」
「エルフに決まってるだろ!!」
敦盛はテーブルを『バン!』と叩きながら即答したけど、それを聞いたエミーナとルシーダは苦笑した。
「やっぱりアツモリは男だね」
「そうそう、エルフのお嬢さんは妖精と見間違えるかと思うくらいに美しいから、男なら誰でも憧れるでしょうからねー」
エミーナもルシーダもそう言って軽蔑の眼で敦盛を見てるけど、敦盛は頬を『プー』とばかりに膨らませた。
「悪かったな!どうせ俺は本物のエルフは見た事がないから、エルフに憧れてどこが悪い!」
「「はいはい、わかりました」」
それを最後に3人は立ち上がったけど、その時「おーい、アツモリ!」と叫ぶ声がしたから、3人は声の方を向いた。
そこに立っていたのは漆黒の樫の木の杖を持って漆黒の法衣を着た男、海を思わせるような青色の法衣を着た男、新緑のような薄緑色の胸当てに細剣を装備した細身の女、変わった形の皮鎧に短剣と洋弓を持った男、雪を思わせる白い金属鎧に同じく白の鞘の片手剣を両方の腰に吊るした女剣士の5人組のパーティだった。そのうちの女剣士が右手を高々と上げながら、敦盛のところへスタスタと歩み寄ってきたのだ。
「シエナさーん、お久しぶりですー」
敦盛はニコッとしながら右手軽く上げた。そう、その女剣士はシエナだったのだ。他の4人はシエナが所属するパーティ『疾風』のメンバーで、当たり前だが全員が白金だ!
「よお!噂で聞いたけど、結構派手に名を売ってるなあ」
シエナはそう言ってガハハハと笑ってるけど、敦盛は明らかにルキナやマイヤーの事だと直感したが、悪気はなさそうだ。
「・・・それはそうとシエナさん、最近は全然ギルドに来ないって噂になってたけど、一体、どこで何をしてたんですかあ?」
敦盛は素朴な疑問をストレートにシエナにぶつけたけど、そのシエナはニヤリとしながら両方の腰から片手剣を一気に抜いた!
「フン!誰かさんが世界に2つとない貴重な魔剣を折っちまったせいで、あたしは霜の巨人を捕まえるところからやり直しをさせられたからなあ」
そう言いながら2本の剣をクルクルと曲芸のように回している。それを見て敦盛は『ハッ!』となった。
「という事は、今までギルドに来なかったのは・・・」
「そのまさかだ。うちのパーティの連中に手伝ってもらって、ネメシス氷河で霜の巨人狩りをやってた。頑張った甲斐があって、イキのいい奴が2体も手に入ったぜ」
「マジ!?」
「お陰で霜の巨人を出しながらも2本の剣を維持できるようになったから、いわば三刀流だ。アツモリには感謝の言葉しか無いぜ!」
「・・・・・」
シエナはそう言いながら、ニヤリとして右手の剣を敦盛の頬にピタピタと叩き付けている!明らかに頬にあたる剣は氷のように冷たい・・・まさに『氷』の属性を帯びた魔剣に相応しい冷たさだ。
敦盛は背中から冷たい物が流れてくるのを実感せざるを得なかったし、他の冒険者たちもシエナが何をしたいのか全然分からなかったから、全員が沈黙してしまったほどだ。
そのシエナが2本の片手剣を一気に鞘に戻した!
「アツモリ!あたしは貴様に再戦を要求する!」
「へっ?」
「前回の時のあたしは最初はふざけていたのは認める!次は最初から全力で勝負だあ!」
そう言ってシエナは右手の人差し指を敦盛に突き出したから、敦盛はゴクリと唾を飲み込む事しか出来なかった。明らかにシエナに気合負けしている!というより、さっきまで半ばふざけていたから、今から試合をしたら本当に1分もしないうちに負けるというのが自分でも分かったくらいだ。
「・・・と言いたいところだが、お前はこれから依頼を受けるんだろ?だから、それが終わった後で構わない。もちろん、イヤとは言わないよな」
敦盛はシエナの気合に押され、黙って首を『ウンウン』と振る事しか出来なかったし、エミーナとルシーダもシエナに完全に飲まれてしまって、反論する事が出来なかった。
「じゃあ、あたしは久しぶりに仕事をやる事にするぜ。まあ、お前が戻ってくるまでは銀や青銅の依頼料で構わないから日帰りの仕事をして待ってるから」
そういうとシエナはスタスタとカウンターの方へ歩いて行ったし、他の4人もシエナの後に続く形で歩いて行ったが、男3人は少し気合の入った顔で軽く右手を上げて敦盛に挨拶したが、女だけは敦盛にニコッと微笑みながら右手を振っていた。
「・・・相変わらずだけど、全員、貫禄あるわね」
「ああ。生粋の前衛タイプはシエナさん一人だけど、導師エスクードさん、大海原の覇者フェンディの司祭プリメーラさん、精霊使いのアクアさんと3種類の魔法使いが揃ってるからバリエーションが豊富で隙がない。それに何と言ってもリーダーの盗賊リベロさんの統率力は半端ない。あれだけの曲者揃いを手足の如く使いこなすのだから」
エミーナもルシーダも『疾風』が目の前を歩いていくのを見ている事しか出来なかった。全てにおいて『ニャンニャンクラブ』に勝っているのを認めるしかなかったからだ。
「私たちには『選択の自由』は無いの?」
「仕方ないだろ?クラスが見合って無いというのが知れ渡っているから、早く実績を上げて金あたりにならないとボクたちに『選択の自由』は戻って来ないぞ」
「これでも、形の上では『選択の自由』だと思うけど」
「あのさあアツモリ、以前のようにギルドの掲示板の中から好きな仕事を選べる事が、どれほど幸せなのか身をもって体験したばかりだろ?」
「たしかにそうだけど、『贅沢は敵だ』という言葉もあるぞ」
「それ、アツモリの爺さんが若い頃の話だろ?アツモリ自身が『今となっては時代錯誤も甚だしい』って笑ってた言葉を使うなよー」
「わりーわりー」
「アツモリさあ、キャミさんがボクたちをわざわざ呼び寄せたのは、早く選んでくれって意味だぞ」
「どういう事?」
「残った6つの仕事を他のパーティに斡旋するからだよ。元々この依頼書、無記名の依頼として出すつもりでいた所をストップしてボクたちの所へ持って来たんだろ?という事は、ボクたちが1つを選んだ直後に今日の依頼書を掲示するはずだ」
「つまり、キャミさんは『この中から早く1つを選べ!』って催促したのかあ?」
「見方を変えればそうなる・・・けど・・・この前のスープラ男爵の件があるから『狼男退治』は正直断りたいぞ」
「「「 はあああーーー・・・ 」
敦盛たち3人は長ーいため息をついたけど、他のパーティが敦盛たちをジロジロみて「早くきめろ!」と言わんばかりの視線を浴びせているから、姿勢を正して依頼書を手に取った。
「・・・この7件について、アツモリ、何か聞きたい事はある?」
エミーナは「はーー」とため息をつきながら敦盛に尋ねたけど、敦盛は文字が読めない依頼書を指差しながら
「紙の色が違う理由は何だ?」
そう言って敦盛は依頼書を2種類に分けたが、4枚は赤っぽい紙、3枚は青っぽい紙だ。エミーナはそれを見て
「・・・赤っぽい紙は複数のパーティでやる仕事だよ」
「複数?」
「特に発掘調査の護衛は、守護者がどれだけいるか分からないから、3、4パーティで挑むのが普通なんだ。それに物理的な罠の解除は『盗賊』のスキルを持った人がいないと危険を伴う。魔法の罠はボクのような魔術師がいれば検知できるけど、魔力を発しない罠は検知できないから、遺跡調査に盗賊を複数入れるのが基本なんだけど『ニャンニャンクラブ』に盗賊はいないよ」
そう言うとエミーナはニコッとしたけど、敦盛も「あー、ナルホド」と納得したような顔になった。
「・・・で、アツモリならどれを選ぶの?」
「エルフに決まってるだろ!!」
敦盛はテーブルを『バン!』と叩きながら即答したけど、それを聞いたエミーナとルシーダは苦笑した。
「やっぱりアツモリは男だね」
「そうそう、エルフのお嬢さんは妖精と見間違えるかと思うくらいに美しいから、男なら誰でも憧れるでしょうからねー」
エミーナもルシーダもそう言って軽蔑の眼で敦盛を見てるけど、敦盛は頬を『プー』とばかりに膨らませた。
「悪かったな!どうせ俺は本物のエルフは見た事がないから、エルフに憧れてどこが悪い!」
「「はいはい、わかりました」」
それを最後に3人は立ち上がったけど、その時「おーい、アツモリ!」と叫ぶ声がしたから、3人は声の方を向いた。
そこに立っていたのは漆黒の樫の木の杖を持って漆黒の法衣を着た男、海を思わせるような青色の法衣を着た男、新緑のような薄緑色の胸当てに細剣を装備した細身の女、変わった形の皮鎧に短剣と洋弓を持った男、雪を思わせる白い金属鎧に同じく白の鞘の片手剣を両方の腰に吊るした女剣士の5人組のパーティだった。そのうちの女剣士が右手を高々と上げながら、敦盛のところへスタスタと歩み寄ってきたのだ。
「シエナさーん、お久しぶりですー」
敦盛はニコッとしながら右手軽く上げた。そう、その女剣士はシエナだったのだ。他の4人はシエナが所属するパーティ『疾風』のメンバーで、当たり前だが全員が白金だ!
「よお!噂で聞いたけど、結構派手に名を売ってるなあ」
シエナはそう言ってガハハハと笑ってるけど、敦盛は明らかにルキナやマイヤーの事だと直感したが、悪気はなさそうだ。
「・・・それはそうとシエナさん、最近は全然ギルドに来ないって噂になってたけど、一体、どこで何をしてたんですかあ?」
敦盛は素朴な疑問をストレートにシエナにぶつけたけど、そのシエナはニヤリとしながら両方の腰から片手剣を一気に抜いた!
「フン!誰かさんが世界に2つとない貴重な魔剣を折っちまったせいで、あたしは霜の巨人を捕まえるところからやり直しをさせられたからなあ」
そう言いながら2本の剣をクルクルと曲芸のように回している。それを見て敦盛は『ハッ!』となった。
「という事は、今までギルドに来なかったのは・・・」
「そのまさかだ。うちのパーティの連中に手伝ってもらって、ネメシス氷河で霜の巨人狩りをやってた。頑張った甲斐があって、イキのいい奴が2体も手に入ったぜ」
「マジ!?」
「お陰で霜の巨人を出しながらも2本の剣を維持できるようになったから、いわば三刀流だ。アツモリには感謝の言葉しか無いぜ!」
「・・・・・」
シエナはそう言いながら、ニヤリとして右手の剣を敦盛の頬にピタピタと叩き付けている!明らかに頬にあたる剣は氷のように冷たい・・・まさに『氷』の属性を帯びた魔剣に相応しい冷たさだ。
敦盛は背中から冷たい物が流れてくるのを実感せざるを得なかったし、他の冒険者たちもシエナが何をしたいのか全然分からなかったから、全員が沈黙してしまったほどだ。
そのシエナが2本の片手剣を一気に鞘に戻した!
「アツモリ!あたしは貴様に再戦を要求する!」
「へっ?」
「前回の時のあたしは最初はふざけていたのは認める!次は最初から全力で勝負だあ!」
そう言ってシエナは右手の人差し指を敦盛に突き出したから、敦盛はゴクリと唾を飲み込む事しか出来なかった。明らかにシエナに気合負けしている!というより、さっきまで半ばふざけていたから、今から試合をしたら本当に1分もしないうちに負けるというのが自分でも分かったくらいだ。
「・・・と言いたいところだが、お前はこれから依頼を受けるんだろ?だから、それが終わった後で構わない。もちろん、イヤとは言わないよな」
敦盛はシエナの気合に押され、黙って首を『ウンウン』と振る事しか出来なかったし、エミーナとルシーダもシエナに完全に飲まれてしまって、反論する事が出来なかった。
「じゃあ、あたしは久しぶりに仕事をやる事にするぜ。まあ、お前が戻ってくるまでは銀や青銅の依頼料で構わないから日帰りの仕事をして待ってるから」
そういうとシエナはスタスタとカウンターの方へ歩いて行ったし、他の4人もシエナの後に続く形で歩いて行ったが、男3人は少し気合の入った顔で軽く右手を上げて敦盛に挨拶したが、女だけは敦盛にニコッと微笑みながら右手を振っていた。
「・・・相変わらずだけど、全員、貫禄あるわね」
「ああ。生粋の前衛タイプはシエナさん一人だけど、導師エスクードさん、大海原の覇者フェンディの司祭プリメーラさん、精霊使いのアクアさんと3種類の魔法使いが揃ってるからバリエーションが豊富で隙がない。それに何と言ってもリーダーの盗賊リベロさんの統率力は半端ない。あれだけの曲者揃いを手足の如く使いこなすのだから」
エミーナもルシーダも『疾風』が目の前を歩いていくのを見ている事しか出来なかった。全てにおいて『ニャンニャンクラブ』に勝っているのを認めるしかなかったからだ。
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