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アツモリ、パーティに新メンバーを加える
第46話 ニャンニャンクラブ
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ここは神聖バレンティノ公国ドルチェガッバーナ王国の王都ファウナになるエウロパ大陸冒険者ギルド・ファウナ支部・・・
今日も朝から大勢の冒険者たちがやってきている。
ただ、ここにいるのは全冒険者の半分にも満たない。昨日以前に出発して、まだ依頼を終えてないパーティも多いからだ。
” ギイーーーーーーー・・・ ”
ギルドの扉が開いた時、中にいた冒険者たちは入ってきた3人の冒険者に注目した。敦盛とエミーナ、ルシーダだ!
視線が注目する中、3人は他の冒険者たち同様、空いているテーブル席の1つに座ろうとしていたのだが・・・敦盛たちが来た事に気付いた冒険者ギルドの事務局の女の子キャミが敦盛たちに声を掛け、受付カウンターの中にある事務局のテーブルに案内した。ここは事務局を訪ねてきた来客と話をする時に使う場所だけど・・・・そこに敦盛たち3人が座ったら、キャミはテーブルの上に書類の束を『ドサッ!』とばかりに置いた。
「・・・アツモリさーん、『ニャンニャンクラブ』さん御指名の依頼、また来てますけどー」
キャミがニコニコ顔で書類を『ドサッ』とテーブルの上に置いた時、敦盛だけでなくエミーナもルシーダもひっくり返りそうになった。
敦盛とエミーナ、ルシーダの3人のパーティ『ニャンニャンクラブ』(敦盛が名付けました。エミーナとルシーダはその由来と意味を知りません)は、青銅クラスにも関わらず、実力はそれ以上だ。特に敦盛はスーパースターともいうべきシエナと互角に勝負したし、ドワーフ族最強とも言われるソリオが「我が盟友」と言ってる事も伝わっているから、白金クラスに匹敵するとまで言われるようになったが、裏を返せば依頼人は「青銅クラスの依頼料を支払えばいい」という事になるから、これ程オイシイ事はない!
だから、本来は銀クラス以上に依頼するものをニャンニャンクラブ御指名で出すのが相当ある!
エミーナもルシーダも内心はウンザリだけど、以前のように他のパーティのおこぼれを受け持ったり、雑用みたいな仕事をこなして『お宝』を探していた頃に比べたら、仕事があるだけマシ!と頑張ってる・・・つもりなのだが、スープラ男爵の一件があるから「正直、勘弁して欲しいぞ」というのが本音だ。まあ、偶然とはいえ『お宝』を手に入れられたけど、あんな仕事は二度とやりたくないと思っている。
「・・・ホントにこれ、俺たち御指名分?」
敦盛は思わずキャミに聞き返してくらいだけど、キャミはニコニコ顔だ。まあ、営業スマイルだとは思うけど。
「アツモリさあん、これがぜーんぶ昨日のうちに届いたニャンニャンクラブさん御指名分ですよー。一昨日以前に届いた物は事務局側で確認して、本来は銀や金に依頼すべき内容の物は別のパーティに斡旋してますし、中には依頼内容を分割して、他の青銅や紙に回してるのもありますからねー。この依頼分だって、本当は事務局側で他のパーティに振り分けるつもりでいたんですけど、来たからストップをかけた物ばかりですよー」
「「「・・・・・」」」
「まあ、この依頼の中には、恐らく1週間くらいかかりそうな物もありますし、3人だと厳しいと思うのもありますから、どれを選ぶかは3人で相談して決めていいですよー。残った依頼は事務局側で他のパーティを手配しますからー」
「「「・・・・・」」」
「それよりー、今度、わたしを含めた女の子4人で是非アツモリさんと夕食を御一緒、あー、別にランチでもいいですから御一緒させて下さい!」
キャミはそう言ってニコニコ顔だけど、最後は明らかに公私混同だ!クラウン事務局長やレクサス支部長が聞いてたら注意するだろうけど、幸いにして今は不在だ。実際、カウンターに座っているステラ、キャミと同じ事務局のミニカ、審判部のアキュラの3人がニコニコ顔で敦盛に手を振っているけど、それをギルドの男性職員たちはウンザリ顔で見ているほどだ。つまり、キャミたちは営業スマイルではなく本当のニコニコ顔で敦盛に手を振っているのだ!
「・・・うーん、今回の仕事が終わったら、という条件なら・・」
「ホントですかあ!」
「ああ、それなら・・・」
キャミは歓喜の表情で後ろを振り向いて残る2人に確認したけど、2人もOKのサインを出したから、キャミもますます上機嫌になっている!
「・・・それじゃあ、どれにするか決まったら教えて下さい!」
そう言うとキャミは歓喜の表情で自分の机に戻って行った。
敦盛たちはカウンター近くにあったテーブル席に戻ったけど、エミーナとルシーダの目は冷たい!
「アツモリはいいわよねー、可愛い女の子とお食事でーすって。ニコニコ顔よー」
「ホントだよねー。しかもー、毎回のようにタダで飲み食いしてるんだから、有名人はいいよなー」
そう言うとエミーナもルシーダも『フン!』とばかりに敦盛と視線を合わせようとしない。
「・・・勘弁してくれよお。それじゃあ、俺は『却下!』とか言って断れば良かったのかあ?」
「そうは言わないけど、せめて私たちに一言、相談があってもいいと思うけどー」
「だよねー。ボクだって一言相談してくれたら『いいよー』と答えてやっても良かったけど、勝手に決めたから拗ねちゃいまーす」
「はーー、わーかった!今度マリオツヨーイだったか、それを腹いっぱい食べさせてやるから、いい加減に機嫌を直してくれ」
「「マリトッツォだ!いい加減に名前を憶えろ!」」
「はいはい、失礼しましたあ!!」
やれやれ、どうやらエミーナとルシーダは機嫌を直してくれたみたけど、敦盛もある意味、無頓着すぎますねえ。まあ、この件で敦盛を責めるのは酷だ。何しろ敦盛の傍にはいつも満里奈がいた。このような話があっても満里奈が絶対に「ウチに相談なく決めた事は無効!」とばかりにキャンセルさせられたから、満里奈がいない今は「食事くらいならいいだろう」と、二つ返事でOKをしている。エミーナとルシーダが相当ご機嫌斜めだというのに気付いてないのだ。
とまあ、その話をすると長くなるから終わりにして、敦盛は字が読めないからエミーナが代読の形で依頼書を読み上げた。
今回、ニャンニャンクラブ様御指名の依頼は次の7つだ。
①ネレイデス諸島の商家からの依頼品の輸送(護衛)
②『深層の森』のエルフとの交易(護衛)
③ネレイデス諸島南端の岩礁にある灯台補修(護衛)
④『ワイバーンの谷』でワイバーンの牙を指定数量集める。
⑤小ネレイデス島の魔法王国時代の遺跡調査(護衛)
⑥アトロポス山の旧火口にある魔法王国時代の遺跡調査(護衛)
⑦狼男退治依頼
今日も朝から大勢の冒険者たちがやってきている。
ただ、ここにいるのは全冒険者の半分にも満たない。昨日以前に出発して、まだ依頼を終えてないパーティも多いからだ。
” ギイーーーーーーー・・・ ”
ギルドの扉が開いた時、中にいた冒険者たちは入ってきた3人の冒険者に注目した。敦盛とエミーナ、ルシーダだ!
視線が注目する中、3人は他の冒険者たち同様、空いているテーブル席の1つに座ろうとしていたのだが・・・敦盛たちが来た事に気付いた冒険者ギルドの事務局の女の子キャミが敦盛たちに声を掛け、受付カウンターの中にある事務局のテーブルに案内した。ここは事務局を訪ねてきた来客と話をする時に使う場所だけど・・・・そこに敦盛たち3人が座ったら、キャミはテーブルの上に書類の束を『ドサッ!』とばかりに置いた。
「・・・アツモリさーん、『ニャンニャンクラブ』さん御指名の依頼、また来てますけどー」
キャミがニコニコ顔で書類を『ドサッ』とテーブルの上に置いた時、敦盛だけでなくエミーナもルシーダもひっくり返りそうになった。
敦盛とエミーナ、ルシーダの3人のパーティ『ニャンニャンクラブ』(敦盛が名付けました。エミーナとルシーダはその由来と意味を知りません)は、青銅クラスにも関わらず、実力はそれ以上だ。特に敦盛はスーパースターともいうべきシエナと互角に勝負したし、ドワーフ族最強とも言われるソリオが「我が盟友」と言ってる事も伝わっているから、白金クラスに匹敵するとまで言われるようになったが、裏を返せば依頼人は「青銅クラスの依頼料を支払えばいい」という事になるから、これ程オイシイ事はない!
だから、本来は銀クラス以上に依頼するものをニャンニャンクラブ御指名で出すのが相当ある!
エミーナもルシーダも内心はウンザリだけど、以前のように他のパーティのおこぼれを受け持ったり、雑用みたいな仕事をこなして『お宝』を探していた頃に比べたら、仕事があるだけマシ!と頑張ってる・・・つもりなのだが、スープラ男爵の一件があるから「正直、勘弁して欲しいぞ」というのが本音だ。まあ、偶然とはいえ『お宝』を手に入れられたけど、あんな仕事は二度とやりたくないと思っている。
「・・・ホントにこれ、俺たち御指名分?」
敦盛は思わずキャミに聞き返してくらいだけど、キャミはニコニコ顔だ。まあ、営業スマイルだとは思うけど。
「アツモリさあん、これがぜーんぶ昨日のうちに届いたニャンニャンクラブさん御指名分ですよー。一昨日以前に届いた物は事務局側で確認して、本来は銀や金に依頼すべき内容の物は別のパーティに斡旋してますし、中には依頼内容を分割して、他の青銅や紙に回してるのもありますからねー。この依頼分だって、本当は事務局側で他のパーティに振り分けるつもりでいたんですけど、来たからストップをかけた物ばかりですよー」
「「「・・・・・」」」
「まあ、この依頼の中には、恐らく1週間くらいかかりそうな物もありますし、3人だと厳しいと思うのもありますから、どれを選ぶかは3人で相談して決めていいですよー。残った依頼は事務局側で他のパーティを手配しますからー」
「「「・・・・・」」」
「それよりー、今度、わたしを含めた女の子4人で是非アツモリさんと夕食を御一緒、あー、別にランチでもいいですから御一緒させて下さい!」
キャミはそう言ってニコニコ顔だけど、最後は明らかに公私混同だ!クラウン事務局長やレクサス支部長が聞いてたら注意するだろうけど、幸いにして今は不在だ。実際、カウンターに座っているステラ、キャミと同じ事務局のミニカ、審判部のアキュラの3人がニコニコ顔で敦盛に手を振っているけど、それをギルドの男性職員たちはウンザリ顔で見ているほどだ。つまり、キャミたちは営業スマイルではなく本当のニコニコ顔で敦盛に手を振っているのだ!
「・・・うーん、今回の仕事が終わったら、という条件なら・・」
「ホントですかあ!」
「ああ、それなら・・・」
キャミは歓喜の表情で後ろを振り向いて残る2人に確認したけど、2人もOKのサインを出したから、キャミもますます上機嫌になっている!
「・・・それじゃあ、どれにするか決まったら教えて下さい!」
そう言うとキャミは歓喜の表情で自分の机に戻って行った。
敦盛たちはカウンター近くにあったテーブル席に戻ったけど、エミーナとルシーダの目は冷たい!
「アツモリはいいわよねー、可愛い女の子とお食事でーすって。ニコニコ顔よー」
「ホントだよねー。しかもー、毎回のようにタダで飲み食いしてるんだから、有名人はいいよなー」
そう言うとエミーナもルシーダも『フン!』とばかりに敦盛と視線を合わせようとしない。
「・・・勘弁してくれよお。それじゃあ、俺は『却下!』とか言って断れば良かったのかあ?」
「そうは言わないけど、せめて私たちに一言、相談があってもいいと思うけどー」
「だよねー。ボクだって一言相談してくれたら『いいよー』と答えてやっても良かったけど、勝手に決めたから拗ねちゃいまーす」
「はーー、わーかった!今度マリオツヨーイだったか、それを腹いっぱい食べさせてやるから、いい加減に機嫌を直してくれ」
「「マリトッツォだ!いい加減に名前を憶えろ!」」
「はいはい、失礼しましたあ!!」
やれやれ、どうやらエミーナとルシーダは機嫌を直してくれたみたけど、敦盛もある意味、無頓着すぎますねえ。まあ、この件で敦盛を責めるのは酷だ。何しろ敦盛の傍にはいつも満里奈がいた。このような話があっても満里奈が絶対に「ウチに相談なく決めた事は無効!」とばかりにキャンセルさせられたから、満里奈がいない今は「食事くらいならいいだろう」と、二つ返事でOKをしている。エミーナとルシーダが相当ご機嫌斜めだというのに気付いてないのだ。
とまあ、その話をすると長くなるから終わりにして、敦盛は字が読めないからエミーナが代読の形で依頼書を読み上げた。
今回、ニャンニャンクラブ様御指名の依頼は次の7つだ。
①ネレイデス諸島の商家からの依頼品の輸送(護衛)
②『深層の森』のエルフとの交易(護衛)
③ネレイデス諸島南端の岩礁にある灯台補修(護衛)
④『ワイバーンの谷』でワイバーンの牙を指定数量集める。
⑤小ネレイデス島の魔法王国時代の遺跡調査(護衛)
⑥アトロポス山の旧火口にある魔法王国時代の遺跡調査(護衛)
⑦狼男退治依頼
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