ヴェルド、フローディア、デウスに親子関係はありません。ただし、ヴェルドは好きな子に嫌がらせばかりして気を引こうとするガキんちょタイプ。対してフローディアは愛しのお姉様の言う事を過剰なまでに守ろうとするタイプと考えて頂くと多少裏が読めちゃうかもしれません。

デウスが本来勇者として呼ぼうとした人等はヴェルドの邪魔が入り別の場所で集められる。フローディアは何時までも勇者が来ないけれども早くデウスの元へ帰りたいので、適当な人を自分で勝手に呼び出して出迎えを果たした事にしてデウスの元へ帰還する。

次話以降でミツクニに屈服したデウスから、そこら辺の事情が説明される予定です。

ミツクニはヴェルドを本能的に信用していません、それは追加効果付与の元を構想していた鍛治屋を喰った事を聞いているからです。無闇にフローディアに挑まないのも、ヴェルドに手の内を晒したく無い気持ちも有るとお考え下さい。

あと、謎が有るとすれば美沙もこちらの世界に偶然来たので無ければ誰が何の為にスキル等を持たせずに放り出したのか？ミツクニ達よりも先に来ているのに死亡扱いされていない点を踏まえれば美沙が召喚されていた場合にはフローディアは関わっていない可能性も出て来ます。

最後にオチになりますが、ミツクニの店はまだ看板だけで名前を公表しておりませんでしたが、ミツクニの店の名前は

【武器問屋 越後屋】ですw

以前の回で勇者長谷川はステータス的にもターニャよりも弱いままでいました、強化する必要が有ります。長谷川をより強くする間の時間稼ぎの為に、少しの強化で放り出されたコンラートは完全な捨て駒です。ちなみに、リィナを見捨てたのも強化した所で所詮はシスターですから戦力になりません、たとえ長谷川と相思相愛だったとしてもフローディアにとっては役に立たない者は助ける価値も無いと判断したという事です。今回フローディアは長谷川を助けましたが、強化した所で無駄だと判断していた場合は全員見殺しにして新たな勇者を召喚していたでしょう、勇者と持ち上げられている長谷川も結局は元の世界に戻る事も出来ない使い捨ての勇者にすぎませんから。

これからミツクニは魔王を裏から操りながら、既に魔王領内に居る勇者たちを追い詰める為に兵を送ります。その際に最初に捨て駒となるゴブリン達に今回の話で登場させた強制隷属の剣を持たされます。そして勇者の仲間の１人が剣を抜いてしまい仲間から脱落してミツクニの元までやってくる流れを予定しています。当初の指輪の説明にもありましたが隷属の指輪を嵌めた者は支配の指輪を嵌めた者から決して離れる事が出来ない。この為に己の意思とは関係なく、ミツクニの元まで歩く結果となります。

現時点での追加効果付与は、武器に魔宝石もしくはアクセサリーを融合する流れになっておりますが今後追加効果付与のＬＶを上げて○○専用化等を得る予定。例えば剣に魔王の有るモノを融合で混ぜる事で魔王専用装備を作ります。

時期的にまだ早いので、すぐには入れませんが今後何かの形でユグドラシルの枝を手に入れ、必中と貫通の２つの属性を同時に持つ槍を製作させたいと思っております。武器製作や追加効果付与はまだＬＶＭＡＸになってません、またＬＶＭＡＸになった際にそこでオマケ付きのカンストにするのか、更に上限ＵＰの上位製作スキルの取得にするのか考えて行く必要も有るので急に風呂敷を広げて元に戻せなくなる展開だけは避ける様にじっくりと決めて行こうと思います。

今後、ミツクニは敵にとって絶対に触るな危険の武器を作ります。効果はまだ秘密ですが、最初の犠牲者も既に決まっております。

必中で言えばグングニルの槍が有名ですが由来となる材料さえあれば制作は可能です。ミツクニが現在持っている素材の中では現在オリハルコンと闇大石が最上級ですが、魔王との謁見の後に様々な素材入手の機会は跳ね上がります。

後、勇者の長谷川はラスボスの居る最終ダンジョンに向かう前に相手をする中ボス的な位置付けです。ラスボスはあくまでもフローディアの予定でおります。

追加効果付与は【融合】が深く関わります。これからミツクニのスキルにも変化が入る予定ですのでダメージ上昇以外にどんな効果を増やしていくのかご期待ください。