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調教開始
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お披露目パレードの準備が滞りなく進み、クレアや牝犬達の到着を待つだけの状態となったある日のこと。
ディザイアの前に、カルマのクローン2体が見覚えのない少女を連れて訪れた。
「お前たちがここに居るということは、カルマの奴はまだ生きているな。 お前らを創造するにあたっては、カルマの死亡を確認したらお前らの存在も消えるように設定してある。 何故、追うのを止めた?」
するとクローンの1人がその答えを口にする。
『オリジナルを殺すよりも面白い余興を思いついた、その余興のためのプレゼントを持ってここに来た次第です。 創造主ディザイア』
「プレゼントとは、その娘のことか?」
『……はい』
両手両足を縛られ、おまけに猿ぐつわまで嵌められた娘。
復讐に何も関係ない女を抱いて喜ぶようなディザイアではないが、これまでに見た女とはあきらかに違う雰囲気を醸し出している。
微かに感じた違和感の正体、それはもう1人のクローンが明かしてくれた。
『我らが思いついた余興とはオリジナルを殺すのではなく、若い娘にその姿を変えて創造主自らの手で牝犬に調教してもらう。 そして牝犬となったオリジナルが、他の牝犬と共にパレードで歩く姿を見て楽しむというものです』
こめかみに指を当てながら、クローンの説明を順を追って思い返すディザイア。
しかし何度も思い返しても、目の前の娘の正体は1人しか思い浮かばない。
「するとなにか? その娘は、カルマ本人だというのか?」
『はい。 瀕死の重傷を負わせ身動きが取れなくなったところを、我ら2人がかりで持っていた力を封じながら娘に身体を作りかえました』
「むぅ~むう、むぐぅっ!」
いも虫のように身体をくねくねと曲げながら、逃げようとするカルマ。
しかし縛られた状態で扉を開けることも出来ず、扉から先へと進めない。
『オリジナルはその娘の姿のまま、永遠に地上で生活するしかない。 持っていた力の全てを我らに封じられ、その力を取り戻すにも封じた場所まで行く必要がある。 人の身でそこに辿り着くのは不可能、老いることもなく死ぬことも出来ない。 余興の準備は整いました、私も創造主と共に楽しませていただきましょう』
言い終えるとクローンの1人の身体の輪郭が、少しずつ崩れ始めた。
やがてこまかい光の粒に変わると、ディザイアの身体に吸い寄せられるように取り込まれていく……。
『それは創造する際に使用した精気が凝縮されたもの、凝縮された精気は滾るような性欲を創造主に齎す。 最初の1万を消化したら、次は私の分の1万。 これだけの精気があれば、オリジナルの1人や2人を牝犬に変えるくらい簡単でしょう……』
クローンの言葉を、最後まで聞くことは出来なかった。
ディザイアの頭の中は完全に、牡の本能で満たされていたからである。
牝が孕むまで何度でも精を注ぎ込む、子孫を残すための抑えがたい衝動。
ミザリーとマリアを呼ぶよりも先に、目の前の牝の子宮に思う存分注ぎ込みたい。
誰の所有物であるかを、その身体に理解させるのだ。
愛撫もろくにしないまま、ディザイアはカルマの狭い膣にペニスをねじ込む。
転生させた男に犯される精神的な痛みと、無理やり処女膜を破られた肉体の痛み。
カルマの心と身体、両方が同時に壊されようとしていた。
……時間がどれだけ過ぎただろうか?
カルマは朦朧とする意識の中、身体を貫く肉棒の衝撃にずっと堪えている。
気を失いそうになると乳房に歯形が残るほど強く噛まれ、強制的に意識を戻されて再び気が遠くなるような陵辱の時間を過ごした。
下の口でくわえ込んだ剛直の熱で膣内は灼かれ、その熱が徐々にカルマの身体にも移り燃え広がる。
ほんのわずかだが快楽を感じ始めた頃、彼女の中でディザイアのペニスがおおきくふくらんでいった。
その直後に膣の奥深く、子宮の入り口でカルマは女の身になって初めて男の精液を受け止める。
壊れた蛇口のように放たれる精が、子宮口を何度も叩いた。
1万人分の精気を取り込んだディザイアの精液は、まるで濃厚なヨーグルトみたいな密度と質量を持っており、射精の勢いに負けて固く閉じられていた子宮口は強引にこじ開けられる。
その開いた隙間から子宮内へと侵入した精液は、カルマの子宮を瞬く間に満たすと入りきれなかった分が膣壁とペニスの間をすり抜けて膣口から溢れ出てきた。
どろりとした精液が股を伝う、だが不思議と嫌悪感は抱かない。
彼女もまた犯されるあいだに強い牡の子を孕もうとする、牝の本能を呼び起こしていたのである。
長い射精を終えてペニスを引き抜くと太い栓を失った所為で、コップ1杯分近い量の精液がカルマの膣口から吹き出した。
身体を何度も痙攣させながら絶頂の余韻に浸るその顔は、人の命や運命を弄ぶことを楽しんできた邪神の姿とはとても思えない。
だがこれですべてが終わったわけではない、1万人分の性欲がこの程度で済むわけがないのだ。
ディザイアは天を突くように大きく反り返ったペニスを膣口にあてがうと、カルマの膣内に再び侵入する。
「……も、もっと、もっとわたしを犯して♡」
彼女が嵌められていた猿ぐつわは、いつの間にかほどけていた。
その口が漏れてくる言葉は、邪神だった頃とは違う快楽に堕ちた牝そのもの。
しかしここでディザイアは、牝犬になりかけているカルマへの復讐を望んでいる女の存在を思い出した。
部屋のすみでカルマの堕ちる姿を楽しんでいたクローンに声をかけると、その女を部屋まで呼び出す。
そして入ってきたのは、魔王にして牝犬の1人であるミザリーだった。
ディザイアの前に、カルマのクローン2体が見覚えのない少女を連れて訪れた。
「お前たちがここに居るということは、カルマの奴はまだ生きているな。 お前らを創造するにあたっては、カルマの死亡を確認したらお前らの存在も消えるように設定してある。 何故、追うのを止めた?」
するとクローンの1人がその答えを口にする。
『オリジナルを殺すよりも面白い余興を思いついた、その余興のためのプレゼントを持ってここに来た次第です。 創造主ディザイア』
「プレゼントとは、その娘のことか?」
『……はい』
両手両足を縛られ、おまけに猿ぐつわまで嵌められた娘。
復讐に何も関係ない女を抱いて喜ぶようなディザイアではないが、これまでに見た女とはあきらかに違う雰囲気を醸し出している。
微かに感じた違和感の正体、それはもう1人のクローンが明かしてくれた。
『我らが思いついた余興とはオリジナルを殺すのではなく、若い娘にその姿を変えて創造主自らの手で牝犬に調教してもらう。 そして牝犬となったオリジナルが、他の牝犬と共にパレードで歩く姿を見て楽しむというものです』
こめかみに指を当てながら、クローンの説明を順を追って思い返すディザイア。
しかし何度も思い返しても、目の前の娘の正体は1人しか思い浮かばない。
「するとなにか? その娘は、カルマ本人だというのか?」
『はい。 瀕死の重傷を負わせ身動きが取れなくなったところを、我ら2人がかりで持っていた力を封じながら娘に身体を作りかえました』
「むぅ~むう、むぐぅっ!」
いも虫のように身体をくねくねと曲げながら、逃げようとするカルマ。
しかし縛られた状態で扉を開けることも出来ず、扉から先へと進めない。
『オリジナルはその娘の姿のまま、永遠に地上で生活するしかない。 持っていた力の全てを我らに封じられ、その力を取り戻すにも封じた場所まで行く必要がある。 人の身でそこに辿り着くのは不可能、老いることもなく死ぬことも出来ない。 余興の準備は整いました、私も創造主と共に楽しませていただきましょう』
言い終えるとクローンの1人の身体の輪郭が、少しずつ崩れ始めた。
やがてこまかい光の粒に変わると、ディザイアの身体に吸い寄せられるように取り込まれていく……。
『それは創造する際に使用した精気が凝縮されたもの、凝縮された精気は滾るような性欲を創造主に齎す。 最初の1万を消化したら、次は私の分の1万。 これだけの精気があれば、オリジナルの1人や2人を牝犬に変えるくらい簡単でしょう……』
クローンの言葉を、最後まで聞くことは出来なかった。
ディザイアの頭の中は完全に、牡の本能で満たされていたからである。
牝が孕むまで何度でも精を注ぎ込む、子孫を残すための抑えがたい衝動。
ミザリーとマリアを呼ぶよりも先に、目の前の牝の子宮に思う存分注ぎ込みたい。
誰の所有物であるかを、その身体に理解させるのだ。
愛撫もろくにしないまま、ディザイアはカルマの狭い膣にペニスをねじ込む。
転生させた男に犯される精神的な痛みと、無理やり処女膜を破られた肉体の痛み。
カルマの心と身体、両方が同時に壊されようとしていた。
……時間がどれだけ過ぎただろうか?
カルマは朦朧とする意識の中、身体を貫く肉棒の衝撃にずっと堪えている。
気を失いそうになると乳房に歯形が残るほど強く噛まれ、強制的に意識を戻されて再び気が遠くなるような陵辱の時間を過ごした。
下の口でくわえ込んだ剛直の熱で膣内は灼かれ、その熱が徐々にカルマの身体にも移り燃え広がる。
ほんのわずかだが快楽を感じ始めた頃、彼女の中でディザイアのペニスがおおきくふくらんでいった。
その直後に膣の奥深く、子宮の入り口でカルマは女の身になって初めて男の精液を受け止める。
壊れた蛇口のように放たれる精が、子宮口を何度も叩いた。
1万人分の精気を取り込んだディザイアの精液は、まるで濃厚なヨーグルトみたいな密度と質量を持っており、射精の勢いに負けて固く閉じられていた子宮口は強引にこじ開けられる。
その開いた隙間から子宮内へと侵入した精液は、カルマの子宮を瞬く間に満たすと入りきれなかった分が膣壁とペニスの間をすり抜けて膣口から溢れ出てきた。
どろりとした精液が股を伝う、だが不思議と嫌悪感は抱かない。
彼女もまた犯されるあいだに強い牡の子を孕もうとする、牝の本能を呼び起こしていたのである。
長い射精を終えてペニスを引き抜くと太い栓を失った所為で、コップ1杯分近い量の精液がカルマの膣口から吹き出した。
身体を何度も痙攣させながら絶頂の余韻に浸るその顔は、人の命や運命を弄ぶことを楽しんできた邪神の姿とはとても思えない。
だがこれですべてが終わったわけではない、1万人分の性欲がこの程度で済むわけがないのだ。
ディザイアは天を突くように大きく反り返ったペニスを膣口にあてがうと、カルマの膣内に再び侵入する。
「……も、もっと、もっとわたしを犯して♡」
彼女が嵌められていた猿ぐつわは、いつの間にかほどけていた。
その口が漏れてくる言葉は、邪神だった頃とは違う快楽に堕ちた牝そのもの。
しかしここでディザイアは、牝犬になりかけているカルマへの復讐を望んでいる女の存在を思い出した。
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