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友達以上彼女未満
30話 新学期
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いつもの学園の日常が戻ってきた。
「おはよう、優里ちゃん」
「おはようございます!
お兄さん!」
「元気だね?」
「またお兄さんと、
登校できるのがうれしいです!」
「僕も嬉しいな」
「ありがとうございます!」
久しぶりの朝の登校。
いつもの日常がまた始まる。
「久しぶり、優人」
「涼、久しぶり」
「大会は残念だったな」
「仕方無いね。また練習するさ」
スタメンには選ばれなかったが、
ベンチ入りはした。
しかし全国への切符は、
手に入れられなかった。
「応援してるよ」
「ありがとう」
笑い合った。
「ああー久しぶりの!」
「この空気!」
「きまるわー!」
朝出るのは初めてだな・・・。
先生の長い話も久しぶりだ。
その話の間に進路という単語が出た。
俺は何をしたいのだろう?
進むべき道はどこなのだろう?
今まではこんなに悩まなかった。
ただ優里ちゃんとの事を思うと、
考える必要がある。
どうしたらいいのかな?
不安は募っていく。
昼休み。
「将来?」
「そう。
どんな職業とか考えてる?」
「最高なのはプロになること。
無理なら選手を、
サポートする様な職業がいいかな?」
ちゃんと考えてるんだな。
「どうしたんだい?突然?」
不安に思うことを告げた。
「大事な人が、
できたらそうなるんだね」
「そうなのかな?」
「そうだよ。
一緒に歩いていきたいんだよね?
だからしっかり考え始めたんだよ」
「そうか・・・。
俺に何ができるんだろう?」
「少しずつ考えていきなよ。
ポジティブにさ」
「そうだな。そうするよ。
ありがとうな、涼」
「頑張りなよ」
「「「てぇてぇ・・・」」」
二回は、いらんだろ・・・。
これからのこと、
少しずつ考えていこう。
優里ちゃんと歩むためにも・・・。
「おはよう、優里ちゃん」
「おはようございます!
お兄さん!」
「元気だね?」
「またお兄さんと、
登校できるのがうれしいです!」
「僕も嬉しいな」
「ありがとうございます!」
久しぶりの朝の登校。
いつもの日常がまた始まる。
「久しぶり、優人」
「涼、久しぶり」
「大会は残念だったな」
「仕方無いね。また練習するさ」
スタメンには選ばれなかったが、
ベンチ入りはした。
しかし全国への切符は、
手に入れられなかった。
「応援してるよ」
「ありがとう」
笑い合った。
「ああー久しぶりの!」
「この空気!」
「きまるわー!」
朝出るのは初めてだな・・・。
先生の長い話も久しぶりだ。
その話の間に進路という単語が出た。
俺は何をしたいのだろう?
進むべき道はどこなのだろう?
今まではこんなに悩まなかった。
ただ優里ちゃんとの事を思うと、
考える必要がある。
どうしたらいいのかな?
不安は募っていく。
昼休み。
「将来?」
「そう。
どんな職業とか考えてる?」
「最高なのはプロになること。
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サポートする様な職業がいいかな?」
ちゃんと考えてるんだな。
「どうしたんだい?突然?」
不安に思うことを告げた。
「大事な人が、
できたらそうなるんだね」
「そうなのかな?」
「そうだよ。
一緒に歩いていきたいんだよね?
だからしっかり考え始めたんだよ」
「そうか・・・。
俺に何ができるんだろう?」
「少しずつ考えていきなよ。
ポジティブにさ」
「そうだな。そうするよ。
ありがとうな、涼」
「頑張りなよ」
「「「てぇてぇ・・・」」」
二回は、いらんだろ・・・。
これからのこと、
少しずつ考えていこう。
優里ちゃんと歩むためにも・・・。
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