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関所クエストをうけよう
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関所クエストをうけるには、まず、村長のところへいかねばならない。
村長の家は酒場の裏だ。
「ごめんくださーい」
「はいよー」
といって、出てきたのは酒場のおかみさんだった。
「あれ、ここ村長の家じゃないっけ。」
「そうだよー。じいさんが、旅にでちゃって、今はあたしが村長代理さ。」
「おかみさんから、関所クエうけられる?」
「もちろん。おや、フラウも一緒かい。だったら、心強いね。」
「へえ。やっぱ、こいつ、つえーのかあ。もじもじしてて、強くみえねえけどなあ」
「ははは。クエスト受けたらよくわかるさ。
3人で、関所超えるクエストだね。じゃあ、『キラキラ草』『あおみどりハブの皮』『馬のしっぽ』を三個づつ集めて、関所の役人に渡すんだ。がんばりな」
《啓次郎たちは、関所クエを受けた》
まずは、簡単そうな馬のしっぽからとりにいくことにした。
村の外れの牧草地に、馬がたくさんいる。
「フラウ、お前、馬の前で人参もっててくれよ。人参食ってる隙に、おれが、シャキーンとハサミでいただくからさ。」
ところが、フラウが近づくと馬が怯えて逃げていってしまう。
「なんだよ。無駄な殺気を放つなよ。お前は、遠くでみてろ。」
仕方ないので、ミチルに人参をもたせることにした。
そっと、後ろに廻ってチョキン!
「よしよし。もうひと房」
チョキン。
三房めを切るとき、馬が、まちがって、ミチルのうさみみにかじりつきそうになった。。
その刹那、電光石火のはやさで、フラウがミチルをかばいに飛び込んだ。
ヒヒーーーン
驚いた馬は、大暴れ。しっぽを掴んでいた啓次郎は、ビシャっと、地面にたたきつけられた。
「いっってええー。あぶねえじゃねえか。
殺すきか!」
フラウはショボンとうつむいた。
「まあ、いい。みっつ、あつまったからな。次のキラキラ草は、頼むぞ。」
キラキラ草は、険しい崖の上にある。自慢じゃないが、啓次郎は体力に自信がない。
ひょいひょい、軽々と登っていくフラウを見ながら、この調子なら、関所クエは楽勝だなと、たかをくくっていた。
目の前に、3つの頭をもつ巨大化へびをみるまでは。。。
村長の家は酒場の裏だ。
「ごめんくださーい」
「はいよー」
といって、出てきたのは酒場のおかみさんだった。
「あれ、ここ村長の家じゃないっけ。」
「そうだよー。じいさんが、旅にでちゃって、今はあたしが村長代理さ。」
「おかみさんから、関所クエうけられる?」
「もちろん。おや、フラウも一緒かい。だったら、心強いね。」
「へえ。やっぱ、こいつ、つえーのかあ。もじもじしてて、強くみえねえけどなあ」
「ははは。クエスト受けたらよくわかるさ。
3人で、関所超えるクエストだね。じゃあ、『キラキラ草』『あおみどりハブの皮』『馬のしっぽ』を三個づつ集めて、関所の役人に渡すんだ。がんばりな」
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「フラウ、お前、馬の前で人参もっててくれよ。人参食ってる隙に、おれが、シャキーンとハサミでいただくからさ。」
ところが、フラウが近づくと馬が怯えて逃げていってしまう。
「なんだよ。無駄な殺気を放つなよ。お前は、遠くでみてろ。」
仕方ないので、ミチルに人参をもたせることにした。
そっと、後ろに廻ってチョキン!
「よしよし。もうひと房」
チョキン。
三房めを切るとき、馬が、まちがって、ミチルのうさみみにかじりつきそうになった。。
その刹那、電光石火のはやさで、フラウがミチルをかばいに飛び込んだ。
ヒヒーーーン
驚いた馬は、大暴れ。しっぽを掴んでいた啓次郎は、ビシャっと、地面にたたきつけられた。
「いっってええー。あぶねえじゃねえか。
殺すきか!」
フラウはショボンとうつむいた。
「まあ、いい。みっつ、あつまったからな。次のキラキラ草は、頼むぞ。」
キラキラ草は、険しい崖の上にある。自慢じゃないが、啓次郎は体力に自信がない。
ひょいひょい、軽々と登っていくフラウを見ながら、この調子なら、関所クエは楽勝だなと、たかをくくっていた。
目の前に、3つの頭をもつ巨大化へびをみるまでは。。。
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